遠登志～東平

　2006年9月に新居浜を訪れ、マイントピア別子から遠登志経由で東平まで歩いて往復した。

　マイントピアから遠登志渓谷入口までは約30分。　
　遠登志渓谷から遠登志橋までの道は、通行止めのままであった。
　遠登志渓谷入口近くの山口食堂の先に登山口がある。
　

銅山峰登山口　

新居浜市教育教育委員会

　東平までの山道は、殆どが上り坂であった。
　
　山道の途中に、鉱水路跡があった。

　
　さらに山道を登っていくと、道の下の方に煉瓦造りの構造物が見えた。
　索道中継所跡であった。
　
　「産業遺産を歩こうマップ」（新居浜市商工観光課）を確認すると、東平と端出場間の索道の中間点となり、索道を途中で支えていたものであろう。
　
　
　さらに登っていくと、谷川の音が聞こえてきた。

　
　
　山道の脇を谷川が流れているのが見えてきた。
　
　谷川に架かる橋が見えてきた。
　標識では、この橋の方向が「第三通洞」、真っ直ぐ進むと「銅山の里　自然の家」と記してあった。
　
　第三通洞に続く橋は、路面に穴が空いていて、渡るのは少し怖い。
　
　真っ直ぐ、銅山の里の方向に進んだ。

　
　
　石垣と煉瓦構造物の跡が見えてきた。
　
　「辷阪詰所跡」という表示が有り、ここに詰所があったことが記されていた。

　
　
　他の鉱山社宅跡でも見かけるような石垣と階段が見えてきた。
　
　辷阪社宅の跡であろうか？。

　
　
　約１時間半の山登りの末、索道基地の下に出た。
　車で何度か訪れたことのある東平に、歩いて到達した。