東人の新居浜生活/近郊の観光地やや遠出(宿泊して行った所)鳴門

鳴門


 1995年の5月の連休に、淡路島まで一泊旅行した。
 淡路島の手前の鳴門にも見所が有った。 
 
 2002年のゴールデンウィークに鳴門海峡を再度訪問した。
 以前にも出かけた所であるが、その頃のことを娘は覚えていないということで渦潮を見るために再訪した。


渦の道

観潮船

大塚国際美術館

ウズ珈 

渦の道

 
 1995年に訪問したときには観潮船で渦潮を見たが、その後に「渦の道」ができた。
 
 「渦の道」は、鳴門大橋の中の歩いて行ける通路で、所々で床がガラス張りになっていて、渦潮を見ることができる。
 
 渦潮の起きる場所には白波が見えたが、当日は大潮で無いため渦は確認できなかった。

観潮船

   鳴門の渦潮を見るための船が出ている。観潮船に乗り鳴門大橋の下あたりに来ると、海面が白く見える。これが渦潮であった。
 
 狭い鳴門海峡では、潮の満ち引きでの海水の流れが急で渦を発生させるものであるが、自然の力の偉大さを感じる。
 
 海面下の渦潮を見ることができる特殊な観潮船も就航している。

大塚国際美術館

 
 1998年に大塚国際美術館がオープンした。
 午前中に鳴門に着いたが、渦潮の見頃が14:00頃ということで、午前中はこちらで絵画を見ることにした。
 
 ここの美術館は模写品を展示しているものであるが、陶板に焼き付けた世界中の名画が展示されている。
 ギリシャの壺の絵などは平面に展開して展示されている。
 
 入り口からエスカレータで上がったフロアが地下3階になる。
 この美術館では、最初に入るミケランジェロの天地創造の壁画の場所から案内員の説明が始まる。案内員により地下3階の展示を順次案内され、特大のエレベータで地下2階まで案内され、そこから自由鑑賞となる。
 モナリザ、裸体と着衣のマハ、ゲルニカ、モネの睡蓮 等々、本物では無いが、世界の名画が一ヶ所で鑑賞できる。
 
 

ウズ珈

 鳴門の少し手前にある喫茶店。「日本最大の喫茶店」とガイドブックに書いてあった。
 こんなところに何で大きな喫茶店を作ったのだろう、と当初は感じた。
 入ってみると雰囲気が何か違う。古い西洋の家具などの調度品が並び、それぞれに値段まで書いてある。数百万円〜数億円という金額に驚く。
 店の中に大きなステンドグラスまである。博物館といった感じであった。
 飲み物の値段はすべて\1000均一と高めであるが、これは美術工芸品を見る入場料と考えた方が良さそうである。
 喫茶するより、席を離れて店内の品々を見て回る価値がある。
 店の人に、「ここのオーナーはどんな人なんですか?」と聞いてみた。店員は「よくぞ聞いてくれました」と言わんばかりに説明を始めた。
 ここのオーナーは司馬遼太郎の後輩にあたる人で、司馬遼太郎から「普通の骨董品屋の親爺にはなるなよ」と言われて、このような調度品を集めて喫茶店の中で公開するようにしたそうである。