東人の新居浜生活/近郊の観光地
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新居浜市内/
愛媛県総合科学博物館
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屋外展示
屋外展示
カラミ電車
グレイトフォールズ(GF)型転炉
横置型単筒復動式コンプレッサー
水車と発電機
太陽光発電
タービンローター
タービンケーシング
カラミ電車
カラミ電車
1921(大正10)年〜昭和30年代まで溶鉱炉から出るカラミを液状のまま捨てるのに使用していた。
1列車に2〜3壺を繋ぎ、処理場まで運んでいた。
別名 お壺電車。
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グレイトフォールズ(GF)型転炉
グレイトフォールズ(GF)型転炉
1922(大正11)年〜昭和30年代 四阪島の精錬所で使用されていた転炉。
直径3m。10tのカワを処理できた。
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横置型単筒復動式コンプレッサー
横置型単筒復動式コンプレッサー
1931(昭和6)年に製造された、古い型式の国産コンプレッサーで、昭和30年代まで製氷工場で使われていました。冷却に必要なアンモニアガスを高圧状態にするための機械で、その動力は、国領川の伏流水である吉岡泉の流水によって回転する直径6mの四連式水車(30馬力)でした。
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水車と発電機
水車と発電機
1902(明治35)年に四国で初めて完成した水力発電所の湯山発電所で使用された水車と発電機。
水車はドイツのホイット横軸単輪単流渦巻型フランシス水車、発電機はドイツのアルゲマイネ社製で、260KWの発電能力を持つ当時世界最高水準の新鋭機でした。
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太陽光発電
太陽光発電
中央の球は地球。2本のリングは天の赤道と黄道を表しています。
3台の太陽電池に光があたると直流電流が発生してリングが点滅します。
発電量が多いときには、余った電力を蓄電池に蓄え、太陽電池で発電できないときに制御器を使って維持します。
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タービンローター
タービンローター
タービンロータとは、火力発電所や原子力発電所のタービン内で、蒸気の力を受けて回転する羽根車のことです。このロータの回転により発電機の軸が回転し、電気が作られます。
この高圧(左側)及び低圧(右側)のタービンロータは、新居浜市内の火力発電素で1936(昭和11)年から使用されたものです。完成当時日本ではあまり前例のない大型機のため、大変注目されました。
使用場所:
住友共同電力株式会社
新居浜火力発電所 2号タービン
使用年:
1936年〜1996年
(主力として活躍したのは1959年頃まで)
最大認可出力:
20,000kw
蒸気圧力:
35kg/cm2
蒸気温度:
415℃
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タービンケーシング
タービンケーシング
左に展示しているタービンロータを内部に収めて運転されていました。
昭和8年頃、新居浜にアルミニウム製錬など電力を大量に必要とする工場の新設が計画されました。
そのため、それまでの新居浜地区の火力発電総出力2,000kwを大幅に上回る、出力60,000kwの現在の新居浜東火力発電所が新設されました。
このタービンはその発電所に3基作られたうちの2号機で、昭和11年に完成しました。
なお当時、国内発電用タービンの最高出力は57,000kwでした。
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