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祖谷のかずら橋
日本三大奇橋の一つであり、国の重要有形民族文化財にも指定された橋。
野生のシラクチカズラで編まれた橋で、長さ45m、幅2m、高さ15mの橋である。
昔、平家の落人が追っ手の進入を防ぐため、切り落としやすい葛で橋を造ったものだそうだ。
現在のかずら橋には葛の中にワイヤーロープが組み込まれ、丈夫な構造になっているが、足下を見ると下の谷川が見えてスリルを味わえる所である。
渡るのを恐がっていた娘も、やっとのことで渡り終わると、「渡れた!」と興奮していた。
かずら橋に向かう途中、こんな看板が目に入った。
「ようこそ かずら橋へ 徒歩3分」
ここが、かずら橋かと思い、車を停めて 橋を探したが、かずら橋らしきものは見あたらない。
すると、近くの店からオバサンが現れ、「かずら橋はこっちだよ」と言う。
言われた方向に歩いて行こうとすると、そのオバサンが駐車料\400を請求してきた。
仕方なく、駐車料金を払った。
かずら橋の方向に歩いて行くが、3分で行ける距離では無かった。
速く歩いても10分はかかる距離であり、かずら橋のすぐ近くにも駐車場があり、その駐車料金は\200であった。
駐車した場所に戻り、有料駐車場と書いてあるか確認したが、店の所に小さく「駐車料金\400」と書かれていた。
そう言えば、かずら橋に向かう途中、「かずら橋が見えるまで直進」という看板を見かけたが、その意味がやっと分かった。
かずら橋に行く人は騙されないように。
ちょっと遠出(日帰りで行ける所)