当石鎚神社は霊峰石鎚山を神体山(神しずまります山)とするお社にて、山頂に奥宮・頂上社、中腹に中宮・成就社(ロープウェイ経由)と土小屋遙拝殿(スカイライン終点)、そして当地口ノ宮・本社と四社をあわせて石鎚神社(石鎚本教)と申します。 御祭神は石鎚毘古神(いしづちひこのかみ)をおまつりし、国土形成の神、五穀豊穣、海上安全、大漁の神、更には病気平癒、厄除開運、交通安全をはじめ諸願成就の神として信仰され、西日本を中心に、北は北海道より南は九州まで広く、また米国ハワイ州・ブラジルサンパウロ市にも遙拝所があり深く崇敬されています。 石鎚山は今から1300年の昔、役の小角(えんのおづぬ)という行者によって開山され、修験道の霊山、霊験あらたかなお山としてこんにちまでその崇敬はたえず、全国にも珍しい鉄鎖がかかり、(一の鎖、二の鎖、三の鎖)かの弘法大師も修行されたお山であり、長く神仏混淆(しんぶつこんこう)の時代が続きましたが、明治初年純粋の石鎚神社となり、昭和21年には宗教法人「石鎚本教」をあわせ創立、現在に至っています。 日本は自然に恵まれた豊かな国。故に神々の幸う国として大自然を神と仰ぎ、石鎚山もその代表として私達のいのちを生み、生かし、育んでいただいております。 毎年7月1日より十日間は霊峰石鎚山のお山開き大祭にあたり、特に霊気満ちあふれるお山となります。 是非ご登拝になられ、一切を浄化し心から祈りをささげ神の御加護をいただかれんことを祈ります。 |