詰四会を発足させて最初の作品展でトリを飾った作品。とは言っても手数が長かっただけですが。 |
実際ラスト13手の握り詰用の作品を無理やり逆算した作品なので、手順にかなり無理が見られます。 |
解説では触れられていませんが、前半のポイントは6手目12玉と逃げるところです。23で清算する |
のなら13でも変わりはないのですが、12玉に23金だと11玉で不詰。22金から13玉で2手伸びます。 |
ここに引っかかった解答者もおられました。その後は無理やり合駒を取って42龍から収束ですが、。 |
36手目53玉で32玉が変同。さすがにこれは減点でした。発表した自作では最長手数ですが、 |
これ以上長いモノは創れないでしょうねえ。 |
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当時の解説(平成19年2月号) 担当:来嶋直也 |
☆今回のトリは詰四会代表につとめていただきましょう。当初予定していた作品が余詰でつぶれて |
しまい急遽代走とあいなりました。この差し替えが無ければ作品の総手数が123手と面白いことに |
なたのに残念です。この趣向はまた別の機会に実現されるでしょう。 |
早川清一−4の字で完結。見事。 |
橋本孝治−19手目以降のゴツゴツした独特の感触の手順が面白いので、序盤などもこの雰囲気が |
続けば良かったと思います。 |
野口賢治−ここまでやるか!険しく遠かった4国への道。 |
岡崎行晃−Dは難解でした。約2日と半日考えた。まず初手に迷った・・・それと19手目の角の成り |
捨てに気づかず25龍としてしまい大いに悩んだ。(後略) |
☆この作品のみ締切間際に追加で解答が来ました。解答用紙を作者にお見せしたところ非常に感 |
動しておられました。 |
今川健一−四国霊場八十八ヶ所巡り、同行二人で山越える。巡り終えたら、四国の地図?考えす |
ぎかな。(入選13回) |
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誤答 |
無答 |
A |
B |
C |
平均点 |
6 |
10 |
9 |
6 |
0 |
2.60 |
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