作品No.15 
 詰将棋パラダイス 小学校 平成18年10月号

初手で24馬の利きを57へ届かせてからの57桂捨てが狙いだったが、35銀を36に移動させる
先手の利点の方が大きかったようだ。その辺りの組み立ては推敲の余地ありだった。
また余詰防止の63歩がやや心残り。詰備会で平井さんなどに見ていただいたのだが、
省くのは駄目だった。初形10枚以内であれば短コンに・・・がどうしても11枚で断念して小学校
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当時の解説(平成19年1月号) 担当:八尋久晴
☆4手目57同とも46金、同馬、23角成で変化同手数。勿論どちらを答えても正解。
斎藤博久−初手の平凡さと3手目の華麗さが対照的。
☆3手目に36同角では、56玉、66金、46玉で逃れです。
野口賢治−絶対の初手も欲は押さえて57桂が詰将棋。
和田登−桂跳びが盲点。持駒にしなかったところが大成功。
小五郎−軽やかな桂の跳躍が決まる。
今川健一−桂を跳ぶ前の事前工作。それで、桂を跳ぶ手は難しい。
関末凱康−金、桂、金。順にもらっていったら退路塞ぎになっていた。
武田静山−馬のスイッチバックがうまい。。
松杏子−57桂が押さえ駒がなくなるようで指し難い手。
荒井英博−前後左右からの鮮やかな攻め。
神谷聖治−焦点の捨駒連発、手順細やかで素晴らしい。
(入選12回)
誤答 無答 A B C 平均点
5 3 71 41 5 2.56

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