作品No.13 
 詰将棋パラダイス 詰備会作品展 平成18年2月号

詰備会に初参加したのはこのちょっと前位か。作品不足ということでお見せしたら出題されました。
よくも悪くも、初手と92と配置がこの作品を語る上でのポイントです。
当時の作者コメントでは「92と配置で成立させるほどの手順。。。」など書いてますが余り気にはし
ていなかったはず。ただ凡骨生さんの修正図はさすがと感心しました。
当時の解説(平成18年5月号) 担当:賀登屋
初手61飛は82玉、73馬、93玉、以下不詰。
小峰耕希−配置がフェアリー感覚?
名越健将−何やら不思議な香りが漂っている。
野口賢治−お懐かしや逆モーション。
☆私も同感でした。
弘光弘−いきなり馬を捨ててしまうところがうまい。
菊池博−意表をつく93馬。。
滝本幹夫−何と言っても初手でしょう。
佐藤司−とにかく光る93馬。
宮田卓也−初手61飛と打ちたいのを我慢して、93馬と捨てる。
坂東仁市−92金じゃ駄目か。
作者−と金を置いてまで成立させる手順かどうかが問題。
詰原松子−92とを金にするとだめでしょうネ?
☆92と→金にすると、初手から61飛、82玉、93銀、91玉、81飛成、同玉、92銀成、同銀、
72金、同玉、62香成以下の余詰が成立します。
凡骨生−92とは一枚増やしてでも92金にしたい。
修正案
(入選10回)
誤答 無答 A B C 平均点
0 2 19 35 5 2.23

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