タイトル | : Re: 北京イスラム案内 |
投稿日 | : 2008/08/31(Sun) 20:26 |
投稿者 | : アブドルアジーズ <bbmyy289@yahoo.co.jp> |
出張で訪れると清真寺に立ち寄る。
日本人には清真寺はどこか懐かしさを感じる。 まるで、お寺のようなたたずまいだが、中はモスクである。
清真寺には浴堂、経堂、礼拝殿、アホンの住居、売店がある。
もちろん、清真寺によって違うが、大抵は似ている。
さて、浴堂とはウドウーやグスルを行う建物で、手洗い場とシャワー室、お手洗いがある。
中国のムスリムはウドウーを阿布代斯(あぶだす)と呼ぶ、
中国ではウドウーはなかなか通じない、ウドウーも如雨露に水を入れて、その水だけで行う。
これも中国ならではである。
礼拝殿には漢字でクルアーンの一節が書かれている。
日本のお寺のようである。
礼拝殿内部にはアラビア文字で書かれたクルアーンの一節があり、
ああ、ここはモスクだと再認識させられる。
礼拝殿内部はお香が焚かれ、日本人には安らぎと懐かしさを感じる。
礼拝殿内部にはミンバル、ミフラーブもあり、装飾も中国風、
唐代に伝わった中国のイスラムの歴史を感じる。