タイトル | : 今後250年にわたるテロと戦争の時代 |
投稿日 | : 2009/05/24(Sun) 09:12 |
投稿者 | : ブルテリア |
参照先 | : http://www.kjps.net/user/khiroshi |
私はムスリムではなく普通の日本人ですが、宗教について深く考察し
た結果、イスラム教にはテロや戦争と結びつきやすい性質があると現在
では考えています。その理由を一言で言えばイスラム教はキリスト教や
仏教よりも新しい宗教だということです。イスラム教はキリスト教より
も600年も新しい宗教です。つまり今のイスラム教を考えるときには
600年前のキリスト教の状態が参考になると思います。歴史に学ぼう
というわけです。
600年前キリスト教は現在の状態と違っ
て、社会に大きな影響を持っていました。教会から破門されることは社
会的に死を意味していたでしょう。そして宗教の過激な信仰者も少なく
なく、宗教のためなら死んでも良いという人も少なくありませんでした。これは今のイスラム教と似ています。さらに宗教改革やそれに伴う宗教戦争もこれから始まるところでした。キリスト教が宗教戦争を終了したのは三十年戦争の終了(1648年)を持ってでした。 イスラム教もこれと同じ歴史を辿ると予想されます。イスラム教も現在はイスラム社会に大きな影響を与えていますし、テロを引き起こす過激な信者は少なくありません。イスラム教のためなら死んでも良いという人が多いのです。またキリスト教のカトリックとプロテスタントの対立に対応するスンニー派とシーア派の対立は、これからが本番でしょう。それをめぐって宗教戦争もおきるでしょう。キリスト教の宗教戦争の終わりを600年ずらせればイスラム教の宗教戦争の終わりは2250年ということになります。つまり後200年から300年の間イスラム教ではテロと戦争がつづくということになります。
しかしこれをもっと短くすることはできないでしょうか。あるいは
宗派の対立も暴力なくして解決できないでしょうか。方法はあると思い
ます。しかしそのためにはイスラム教徒が変わらなくてはなりません。
今のままではイスラム教徒には250年にわたるテロと戦争の時代が待
っています。しかも昔よりも格段に進歩した武器の使用によりそれはキ
リスト教の時代よりも一層悲惨なものになるでしょう。
ではどうかわればよいのか。それを以下のホームページの論文で書きました。ご参考にしてください。
http://www.kjps.net/user/khiroshi/baka/baka-index.html