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 「今日のモル」    2016年 9月分
                    (群れ数 続 8 匹)
9/01(木)
         秋の訪れ
(仔モル:27日目)
 ‘庭モル’しているクローバー畑に柿の落ち葉が散る様になりました。
「秋が来た!」の実感です。 半分近くのクローバーが、あの暑さで
すっかり枯れてしまいました。食料大丈夫かしら?

 

今日からは、チビ達が大きくなる前(♂のチビが発情する前)に、
群れ全体をなるべくひとつにまとめる準備を 始めます。2つの群れ
の間のフェンスを可動式の扉をつけたものに組み替えました。

 
特にヒロッキー♂とリッキー♂が、追ったり逃げたりが出来易いよう
にです。 広い庭ではテリトリー意識は少ないのですが、部屋では
まともにぶつかります。それを『棲み分け』してもらうよう 変えて
いきたいです。

リッキー♂は姉のトラッチー♀を容認しますが、彼女はチビ達には鼻突きします
  
扉を開けたり閉めたり、慣れるよう状況を見ながら、一日付きっ切り
でした。


9/04(日)
         ‘群れモル’作り
(仔モル:30日目)
 チビ達もママのおっぱいを求める事が無くなり、もう1ヶ月の仔モル
に成長しました。さあ、後‘おかあ’の仕事はヒロッキー♂の群れと
リッキー♂の群れを仲良くさせる事です。
モル小屋で、2つのテリトリーの関所を開けたり閉めたり、2群れが
交流中は衝突と怪我が無いよう 監視に集中しています。

          『 リキ群れ 』  

もうどちらのメンバーもあっちへ行ったりこっちへ来たり、自由に
走り回るようになりました。相変わらず ココチャ♀、トラッチー♀、
タスキー♀は容赦なく仔モルを鼻突きします。2匹は「キュン」と
鳴いて、逃げ帰って 来ます。今朝はルビーニ♀がタスキー♀を
追い駆けて反撃し、噛み付きそうで、慌てて仲裁したほどです。

  敵陣の野菜を掠め取りに行くゲン
 

「ギリギリ」威嚇しあった時、声をかければヒロッキー♂とリッキー♂
の激突は止まります。でも、油断して いると「ガツン」と激突音が
響き、群れも一斉に緊張が走ります。以前は完全にリッキー♂が
強かったのですが、 去勢して、2匹の力が拮抗したようです。
体格の大きいヒロッキー♂が譲らなくなりました。



交流中はタスキー♀が一番ストレスを感じているようで、いつも
「ギュロギュロ」鳴いています。個性的なタスキー♀を受け入れて
いるヒロッキー♂の群れですから、上手い事、守ってやってね。

    ストレスに耐えろ!頑張れ! 
     
     『 ヒロ群れ 』


9/09(金)
         「1ヶ月仔モル」です(3日分の記録)
(32日目) 6日
 この日の朝、ゲン--319g、バク--300gでした。生まれた時は、
ゲン--85g、バク--100gで、24日に やっとゲンがバクを抜き
ました。でも、白いバクが膨張色だからか、黒いゲンより大きく見え
ます。♂♀はっきり しませんが、もしかしたら姉妹かも。そうしたら、
このまま隔離する事無く、ずっと群れで暮らせるのですが。



ママ・ルビーニ♀はハム・サークルの外に出されました。パパ・
リッキー♂は大喜びです。走るのは速く走れるのですが、写真で
お分かりでしょうか、後肢が頼りなげな地面の着き方をしています。
 

 7日
8月に買ったままで「どんなシーツを作ろうか?」と置いたままに
していた白布を、適当に切って、 フリースを包むだけにして
みました。「綿97%、ポリウレタン3%」の踏み心地がいいのか、
単なる好奇心か、 一家総出で見に来ていました。

 

 9日
最近、タスキー♀の眼差しが優しくて、可愛くなりました。
親バカです。(^^;

   

「ヤングコーン」って、皮もヒゲも中身も全部食べられて、モル達
大喜びですが、10本¥100で、まあまあと思います。 これって、
人間さんはどうやって食べるのか知りません。サラダに入れるん
でしょうか?

 

9/17(土)
         大麦伸びたよ(3日分の記録)
 14日
 雨の日はといえば、中間の関所を開ければ、交流会には程遠い、
追い駆けっこ。♀は鼻突き、♂は 噛み合い衝突・・・。いつに
なったらふんわりムードになってくれるのかしら。(-_-;


可哀想にママ・ルビー♂は、エサ箱の下に身を隠します。
 

 16日
関所を閉じれば、平穏な一家団欒なんですけどね。


 17日
雨に降られて5日ぶりの‘庭モル’です。雨の日にバラ蒔いておいた
「大麦」が、半分ほどはスズメや 野鳥に食べられましたが、
5cmほどに伸びました。

  
庭ではこの距離でもいがみ合わないパパとじいちゃん。大麦の
生牧草があるので、それどころでは無いのかも。



9/22(木・祝)
         不正咬合出ちゃった(2日分の記録)
 21日
 二家族の交流会です。ママ・ルビーニ♀は、私が見ている真ん前に
座っています。これは攻撃された時に ‘おかあ’が守ってくれるのを
知っているからです。そのうち寝たりもします。通路の真ん中なのに。

 
彼女の足がこんな状態で、座った時足裏が上に向いていますので、
やはりおかしいです。出産前には行けな かったので、離乳をした今、
近々レントゲンを撮りに連れて行こうと思っています。

    
 22日
前夜発見。「あー、まだ2歳半なのに・・・」。‘第1群れ’の頃、不正
咬合なるものを知って、ペレットを 少なくし、牧草中心主義になり
ました。けれど、老モルになると、若い頃に喧嘩して切歯を折った
♂モルには、 よく不正咬合が出ました。♀は居なかったです。
なのに、グランパ・ヒロッキー♂が9月に入って体重が減っている
なあと、気づいていましたが、それ以外問題も 無かったので見逃し
ました。この2~3日野菜を積極的に取りに来なくなり、手渡し
しても口で受けなくなりました。 「もしかして、パパ・リッキー♂
とガツンとぶつかって切歯を折ったかな?」と口を開けて発見。
切歯が伸びて、 咬み合わせ部分が斜めになっています。
朝、土砂降りの中、『歯切り』をして来ました。臼歯は奇麗で、
切歯だけ上下カットで¥550でした。

  
帰って来てすぐは、まだ慣れていないので、野菜を咥えられなかった
ですが、「噛める」と気づいてからは元気を 取り戻したように、ミニ
トマトを齧りに行きました。 昨夜だけは体重減を心配してベジサポ
給餌をしましたが、不正咬合は癖がつくと、2週に1度くらいカット
しなければ なりませんので、「頼むよ~、まだ若いんだから」と祈る
気持ちです。


後から思い当たる事は、‘ヒロ群れ’の中で、誰か軟便をしていると
思っていたのが、彼で、干草の繊維部分が 充分摂れなかったよう
です。やたら他モルのペレットをぶん取ってまで、ペレットに固執して
いました。 ぬるま湯を水入れからガブガブ飲んで、ペレットを流し
込んでいたようです。後から考えると辻褄が合います。
何でペレットがやたら増えたかと言いますと、こやつ等のせいです。
ペレット催促がハンパではありません。(-_-) ↓
            「滑り台させろ」 
 

9/27(火)
          新記録(2日分の記録)
 24日
 出産経験11回の我が家に於いて新記録です。ゲンが♀と判明し、
「♀ばかり」という新記録を ママ・ルビーニ♀が、打ち立てました。
まあ、パパ・リッキー♂は去勢したので、もう彼女の出産はこれだけ
ですが、全体で見て、♂が生まれないのは珍しい事、という‘おかあ’
の理論?となりました。


『モル神さま』から、「もうこれでモル出産は打ち止めだよ」 と
お告げがあったような気がして、納得すると 同時に、「あと7年、
終活をしっかり進めなきゃあ」と、根性入れ直しました。(・_・;
数年して、モル達と別れて日が経たないうちに、虹の橋で待っている
春彦(夫)と、虹の広場へ駆けて行きたいです。


 27日
 まだ術後5日目ですが、昨日のヒロッキー♂のキュウリの齧り具合
を見、ココチャ♀の特に上の切歯の 長さと比べかなり長いので、
ココチャ♀も連れて、獣医に彼女の長さを見ながらカットをしてもらい
ました。獣医が仰るには、「上下の2本同士が上手く合わさって
おらず、1本ずつしか噛み合わないようだ」と。

 
家に帰って来てキュウリ一切れを、私が固定したまま齧らせると、
皮を避けて白っぽい部分をスプーンで えぐるような齧り方をします。
横からココチャ♀やタスキー♀が、そのキュウリをガフッと齧り取って
行きます が、彼には齧り切る力がありません。
もし臼歯が邪魔になって切歯が上手に合わさらないなら、何としても
臼歯を使うようにして欲しいのですが、 モルにそんなこと説明も出来
ません。酷くならないように祈り辛抱強く齧る手伝いをするのみです。


9/29(木)
         おちょぼ口・シュレッダー(2日分の記録)
 27日
 個室の写真です。主にペレットを齧らせる為と、夜の間にどれ
だけ糞をするか、量・形を見ます。


昼間は一寝入りした後は、群れに戻し、他の3匹と交流させます。
干牧草やニンジン葉をやったら、皆と同じに寄って来て噛む様子は
見せるのですが、口の中には入って行きません。プライドがある
のか、私が差し出しても 受け取ろうとはしないのです。
(捨ててくれ!そんなプライド)


 29日
 ヒロッキー♂の不正咬合、特に臼歯を削る作業が、今我が家の
最優先課題です。ぬるま湯をガブ飲みしながらペレットだけは自ら
食べます。干牧草と野菜は噛めないようなので、私の膝の上に乗せ
て、1本1本エンバクや大麦を、おちょぼ口に生牧草の根元を突っ
込んでやると、ガシガシ臼歯を動かします。

 片手カメラでボケてます
 
自分から口を開けて、取りには来てくれないので、1本噛み終わ
ったら、首をもたげて、おちょぼ口に生牧草を 突っ込む、・・・
約1分待つ、・・・の繰り返しです。上手く入れば、シュレッダーの
ように少しずつ牧草が消えて行き ます。私も首を傾げて小さい口を
確認するので、40分ほどで首が痛くなり、彼もその辺で「しんどい。
もう嫌や」 とゴネ出すので、個室へ帰します。


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