この にそえて ・・・ no.90                                     


                            

 金比羅宮の楠・・・ 大宝元年(701)十月、晴れ渡った青空から一竿の旗が舞い降りて象頭山に立ったため、この地に宮を建て

   旗宮と称した。やがて霊徳が知れ渡って参拝するものが多くなり、ついに一条天皇の長保三年(1001)藤原実秋が勅命によって社殿

   を修築するに及んで、興隆著しいものとなった。(讃岐誌) 後、坂出市の白峰寺で崩御された崇徳天皇の関わりもあって、金比羅神は

   いっそう興隆を増し、明治16年には国幣中社となった。 

   金比羅様は大物主の命と崇徳天皇を祀り、海の神、山の神として現在も広く信仰されて、宝物等の所有は国内随一とも言われている。

   大麻山、象頭山には山桜や、椋、杉等様々な樹種が鬱蒼と混生し、長い石段の続く参道や境内には、他にも大きな楠や銀杏がある。

   


金比羅宮の楠  目通り10.14☆8.04m/樹高24m/枝張り40m

目通り6.08m/樹高27m/枝張り36m/香川県琴平町・金比羅宮


                         (関連する画像)