この にそえて ・・・ no.281

                     


 

  住吉神社の楠・・・ 撫養街道の県道12号、香美原田の交差点を南に曲がると、前方に大きな楠の樹冠が見えた。

   このあたりも前には見た事も無い道や真新しい建物が多く、すっかり見違えてしまった。

   昔のように何の資料も無いまま見えた樹に引き寄せられるように近づくと、耕地の中にある神社の木だった。

   鳥居の額塚にも社名の表記は無く、屋根瓦に住の字ある事から住吉神社だろうなとは思った。境内は下草の生えた広場

   といった感じで、その北側にある楠が大きく、撫養街道からも見えた巨木だ。見たところ目通り6mはあるだろうなあと感じた。

   目立った損傷も無く、樹勢もすこぶるいいようだ。樹肌はまだ若々しい。こんな立派な楠があったんだなぁと驚いた。

   後でネットを見ると、既に遠くからも偶然見にこられた方がいて、それにもたいそう驚いた。


   住吉神社の楠 ・・・幹周り 5.05m/樹高28m/徳島県、市場町、香美字住吉本、住吉神社  ※数値は巨樹・巨木データベース