この 樹 にそえて ・・・ no.195
海住神社の一藤・・・ 池田町から愛媛県に向かう国道192号線の近くにあり、旧伊予街道の道沿いにあった神域
であると思われる。 境内は小さいがお社は綺麗に新調され、庚申塔、光明真言供養碑などがある。 境内奥の馬路川
に張り出したケヤキの巨木に取り付いたフジは巨大なもので、四国でもあまり見かけない程の大きさ。 藤は一般に藤棚
等の枝張りの大きさが有名で、幹の大きさは計測し辛い事もあってか、あまり取り上げられない。 ただこの種では幹の直
径が40センチを越えるとかなりの巨木であるようで、見たところはそれよりも大きい。 樹齢も相当古いもののようで前にあ
るバス停の名も一藤と書かれていた。 他にも落葉樹があり、紅葉した葉が鮮やかな一塊となって、旧街道を彩っている。
ちなみに日本最大級と思われる足利フラワーパークの大藤は幹の直径が1mで樹齢100年との事。
海住神社の一藤 目通り m/樹高 m (再調査検討)/徳島県池田町馬路一藤、深川橋横・海住神社