この 樹 にそえて ・・・ no.185
五滝入り口の桂・・・ 徳島市の南方八多町にあり、速雨神社の「板東の楠」、中津峯如意輪寺の「観音杉」等も近い。
周辺は東山渓県立自然公園で、五滝には徳島駅から市営バスで五滝行き終点にて下車。そこから徒歩で40分程。
桂は八多町犬飼から南方の中津峯を目指して川沿いの道を進み、滝の手前の路傍にあるのですぐわかる。
五滝とは、御来光の滝、布引きの滝、象の滝等の連続した複数滝の総称で、如意輪寺近くの林道からも滝に至る道がある。
路傍の両側に似通った大きさの桂が立ち並んでいて、幹自体はまだ小さいが多株が密着して素直に高く伸び上がっている。
樹齢もまだ若いもののようで、この環境が保たれれば更に大きく立派に繁栄していくことだろう。
木陰には絶え間ない滝の水音が響き、冷たい空気がしっとりと地面を濡らしていた。
五滝入り口の桂 目通り5.75☆3.61m/樹高22m/枝張り17.7m
目通り9.55☆2.92m/樹高22m/枝張り19.6m/徳島県徳島市八多町