この 樹 にそえて ・・・ no.180
河内神社の大スギ・・・ 宇和島市と隣接した北宇和郡広見町は、南西部の成川渓谷が足摺宇和海国立公園の
一部となっている。 宇和島市から町の中心部を横断する国道320号線を日吉村方向へ走り、東組から北へ入って2キロ
程行くと下大野となる。 杉は川を挟んだ道の東側にあり、高く伸びた梢が際だってよく見える。 石段の先で拝殿の真ん
前に立つ様が大変珍しく、なぜこんな状態になったのか興味をそそられる。 幹は損傷無く通直に伸びた綺麗なもので、樹
勢は良くさらに大きくなっていく事だろう。 根元を埋め込んだという伝説もあり、なにかしら樹の生い立ちに曰くがありそうだ。
また境内には、目通り5.22mのイチイガシや2.34mのイヌマキ、2.87mの立派なカヤ等もある。
河内神社の杉 目通り5.88m/樹高32m/枝張り10m/愛媛県広見町下大野 ・河内神社