この 樹 にそえて ・・・ no.148
ごぜんの森のイタヤカエデ・・・ 伊予三島市の金砂湖畔から高知県大豊町に向かう山道、立て札の
案内に従って細道に入る。 樹は先に紹介した玉取山の大カツラのすぐ近くにあり、森の中に2本の巨木が立っている。
苔をむした幹には、直径20センチ程の大きな着生樹がからまっていたが、近年切り取られた。 枝にはヤドリギが蔓延り
一種独特の風合いがある。 昔から「ごぜんの森」として神聖視された場所で、樹はその象徴となっているようだ。
ごぜんの森のイタヤカエデ 目通り4m/樹高15m/枝張り14m/樹齢250年/愛媛県四国中央市富郷町上猿田
《 県指定天然記念物 》 ※平成16年に幹折れ、後枯死。