毎月恒例になってきている月末ギリギリ日記(笑)
※ 今回はちょっと手術の痛々しい内容なので苦手な人は読まないでね。
しかもちょっと文章長め。
まだ書いてなかった左手小指のバネ指の手術についてです。
個人病院の先生じゃどーにもならなかった(失礼)ので総合病院を紹介してもらいました。
ちなみに労災病院。
家からかなり近いので交通は凄くラクでした。
先月の9月26日、朝飯は普通に、昼は軽く食べて12時頃に病院へ。
いつもの整形外科に行くと手術室に案内されました。
でもなんか先生が忙しかったみたいで30分くらい待たされましたが。
待ってる間に採血の人がエレベーターで大きなケースとか運んでるのを見て中身を想像してたら怖かった・・・。
手術室の前って何か閉鎖的だったし。
あ、ちなみに自分は採血が大の苦手です。
全身に流れている血が注射器の中に吸い取られているのを想像すると段々気分が悪くなって、最悪意識飛びます。(マジで
だから採血があった場合は身体を横にして血をとってもらってます。w
んで手術。
部分が小指だけだったんで、自分的には座ったままかるーく終わるもんだと考えてましたが、予想に反しての大手術(な感じ)でした。
まず手術室に入る前に、名前と手術内容の確認をされました。
これは違う人に手術をしてしまうのを防止するためだそうです。
確認後、手術用の服に着替えます。
よくドラマとかで見る青色のパジャマみたいなの。
初めて着用。ちょっとスースーして寒かった。
でもズボンは履いたままでOKだったみたいです。
そして本手術室に若いお姉ちゃんに案内されてついていきます。
意外と長い廊下でした。
この時点でもう既に気持ち的に「えぇーっ」て感じです。
このまま廊下の突き当りまで行きそうな感じでしたが、その手前の部屋に案内されました。
その入った部屋の広さにビックリした。
自分一人の子指の手術のためにこんなスペース使って良いのか!?と考えるくらい。
しかも手術室の中央には手術台が設置されてるのですが、その手術台がまるで救急車に人を乗せる担架みたいなやつでした。
しかも作業する位置の高さなのでけっこう高い。
のぼってる時がまるで死刑台をゆっくり上るかのよう・・・。
これからいったい私はどうなってしまうのか・・・。
手術台の上に仰向けになった後、手術前の準備が始まりました。
まずは左腕から先を真横にのばして、肩くらいからパーティションがかかって腕が見えないように視界から隔離。
やっぱり見せてくれないのか。
今度は反対側の腕で血圧を測り、心電図も取り付けられました。
そして左腕の方で点滴もするみたい。
ヤバイ、結構本格的だ。
前述で採血が苦手と書きましたが自分の中では点滴も似たようなものです。
ぶっちゃけ苦手です。
まぁ横になってるのであまり気になりませんでしたが。
血液中に異物が入ってくるとかあまり考えたくありません。w
右腕にも違和感を覚えつつ、再び左腕に。
「左腕を洗浄しますねー。」と汚い左腕をキレイキレイにしてくれました。
あまり気持ちのいいものではありませんでしたけど。
ってか見えないし。
そして準備が整ったところで先生登場~!
手術室で見ると違う人に見えるね。
しばらく指の動きの確認をしてペンで印を付けてるようでした。
もちろん見えてないのでこれ以降は推測が入ります。
多分血が出ないように、左肩から腕を圧迫。
締め付けがきつくてこれが一番やばかったかも。
で、麻酔入りました。
部分麻酔のせいか、たくさん刺されて痛かったぞコンチクショウ。
そしていよいよ切開。
麻酔で痛みはないものの、スーッと切れていく感覚が皮膚に伝わってきます。
意外にそういう感覚が結構わかります。w
この辺は何やってるのかがわかりにくかったので具体的には省略。
皮膚を引っ張られたり中身をごぞごぞしたり、また切開されたり。
先生の質問に答えたり指示に従ったりしました。
握って~開いて~を何回やったことか。
想像を超えての長期戦だったのでけっこうしんどかったです。
でも、結局バネも治らず、原因もわかんなかったみたいです。
応急策として、他の筋の通り道に余裕を持たせて引っかかりの逃げ道を増やしたらしい。
で、結局先生も諦めて縫合に入ってしまった模様。
こっちとしては何とかしてほしいですけど原因がわかんないんじゃねぇ・・・。
縫合時には麻酔が切れ掛かってたのか、針が通るたびに痛かったです。
先生が麻酔打とうか?と訊いてきましたが、男なら耐えるんだ、と遠慮。w
そしてやっと手術が終了しました。
器具が次々回収され、左腕も見えるようになりました。
左掌は包帯でグルグル巻きでした。
やっとこさ終わり、起き上がろうとすると
「あれー?」
って感覚でした。
なんか一瞬中に浮いた感じ。
井上雄彦のマンガの「リアル」で入院して何ヶ月も横になってた状態から起き上がろうとすると、物凄く高い位置に感じて気絶しちゃうシーンがあり、読んだ時はまさか~と思ってましたがなんか解る気がしました。
平衡感覚が狂って気持ちが悪くなるって言うか。
ちょっとフラフラしてたかな。
その後はよたよたとお姉さんについていって来た廊下を戻っていきました。
廊下にある時計を見ると16時近く・・・、3時間以上も手術してたんだね。
疲れるわけだ。
いろんな意味でなかなか貴重な体験でしたね。
でももう体験したくないです。(爆)
以下、手術前後の写真です。
1.手術日の朝
2.手術日の夜
3.固定が外れてカサブタも取れました(10/20)
4.見た目よりほとんど治ってます(10/31)
毛が多いとか突っ込みはナシで
今では痛みはほとんどありません。
普通に使えますし、風呂とかもまったく問題ナシです。
バンドの方も全体活動は控えめになるそうですが録音は進めていくそうです。
本日、また後日に録音再開するとの通達がありました。w
肝心の症状は残ってますが、演奏はできるので今後は無駄な手術はせずにじっくり治す方向で考えていきたいと思ってます。
最後まで読んでもらって感謝です。
ありがとうございました~! (´ω`)人(´ω`)