第5回出題・解説編
【第
回出題(2005/10/9)・解説編】
こんにちは、お祭りにも拘らず一日中PCの前でアンチキルケばか詰
作品展の解説やこの解説を書いていてかみさんの機嫌を損ねたたくぼんです。
今回は15名の方から解答をいただきました。前回は19名でしたので
少し減ってしまいました。チョット残念です。
第
回出題・A題 ばか詰 5手 吉川慎耶 作 (初登場) 正解者14名

【詰手順】
1五角生 2五玉 2二龍 1四玉 2四龍 まで 5手
【詰上図】

<作者の一言>
自分でもばか詰を作りたくなり適当に盤面に駒を並べていると素材が見つかり時間を
かけて余詰を消したものです。
感想や改図案をお待ちしています。
【解説時の作者のコメント】
狙いは龍のソッポです。(不成はおまけ)
この図に至るまで余詰がたくさん出てきて作図の難しさを強く実感しました。
たくぼんさんからのアドバイスにより盤面の駒数を抑えることに心掛けました。
初めてにしてはよく出来たほうだと思います。何人正解者が出るかな?
どこかで一度読んだことがあるかも〜失礼しました。
【解説(のようなもの)】
第5回出題・A題は新人の吉川さんです。アンチキルケでも活躍されていますので、
小峰さんと並び、フェアリー界の期待の星と言っていいでしょう。
ばか詰を解く時の王道は「不成とそっぽ」です。
本作はその王道を2つも組み入れた贅沢な5手詰です。
ベテラン勢には物足りないかもしれませんが、確かなセンスを感じさせますね。
次の作品を早く見てみたくなります。
初形の攻方1六歩は、玉方1六歩でも作意は一緒の完全作品です。
しかし攻方にしたおかげで、いくらか1五角成までの詰型がちらちらした
解答者がいたようで、良い選択でした。
それでは、いつものように解答者の声を・・・(到着順)
村田桂花さん 10/10 0:32
合駒の出ない形の割には詰上りが見えず、しばし悩みました。
ご飯を食べながら5分くらいでしょうか。
今回の一番乗りは桂花さんでした。アップから1時間以内ですね。
夜の0時前というアップ時間がフィットしたようです。
橋本孝治さん 10/10 7:31
不成とそっぽと言えばばか詰の定番ですが、16歩がうまい偽装で、
左からの王手を読ませられました。
この作品を100%楽しまれたのではないでしょうか。
金子義隆さん 10/10 20:06
20秒。簡潔なのは良いですが、よく見かける筋なので...。
5手ではさすがに合駒は考えません。(笑)
ふんふん金子さんは5手では合駒を読まないと・・・・メモしとこ。
酒井博久さん 10/10 20:30
紛れ多く、けっこう見えにくい。
酒井さんはB・C題は知っていると言うことで本作にのみ解答を送ってくださりました。
ありがとうございます。
小林敏樹さん 10/10 21:18
16歩がちょっと残念。
無いと余詰むのですが、紛れ増やして好配置という意見もありました。
隅の老人Bさん 10/10 22:27
不成にソッポ、巧みな出来映え、次作を期待。
その通り!
冬眠蛙さん 10/10 23:03
ちょっと3筋に龍で15角成迄の筋を追ってしまいました。5手じゃムリムリでしたね
1六歩の魅力に嵌ってしまいましたね。
若林さん 10/11 1:12
解図時間:1分未満
15角成迄がありえないので、素直に上に追う。龍ソッポが味だとは思うのですが、
ばか詰では生と同様最初に読む手なのでちょっと物足りないですね。
>冬眠蛙さん 15角成迄がありえないそうです。(笑)
小峰耕希さん 10/11 7:15
解図時間:多分3分程度
不成+遠回しの不利感狙いですね。
初手53角成で詰みそうに無いことがわかってしまえば、
あとはこれしかないのですぐ解けました。
この構想を5枚で実現しているのは見習いたいです。
相手陣内にいる生大駒は100%不成と私は思っていますね。(極端)
橘 圭吾さん 10/13 12:18
ばか詰に良くある手順ですが巧くできていると思います。
桂合出して17桂までみたいなやつもできそうですが・・・
なるほど、意外と普通の手順だったら皆さん苦しんだりしてね。
もずさん 10/14 0:08
30分くらいかかりました。
14で詰む形が見えにくかったです。
16歩があるおかげでこの詰み形を思いつきにくかったのかもしれません。
作者の1番喜ぶ感想ですね。
小五郎さん 10/14 23:47
先に突き歩の詰め上がり図が見えてしまったため
悩みました。そっぽに行った竜がまた戻ってくる感じ、
いいですね。
なるほど14玉で22龍、15歩の形ですね。(考慮中・・・・詰まないか←当たり前)
KAMUさん 10/16 16:18
解図時間 1〜2分
角生から龍そっぽ、シンプルでいいかも。1六歩の意味を考えてしまいました。
どうせなら、飛角図式にできないかな(紛れが減るか・・・)?
攻め方1六歩を玉方1六飛に変えると・・・・作意は余詰が4つですね。
飛角図式ではムリかな。
北村太路さん 10/16 17:18
不成、ソッポと不利感のある攻め方が主題、かと思います。
解図としては余詰防止にもなっている1六歩を2手目で取る手順を考えて苦労しまし
た。不利感の手だけ繋ぎつつ手数を伸ばしたり、不成、ソッポのどちらか一方に絞って いくのもありかもしれません。
(単純に1三龍→1三飛とか。でも、それならば龍配置の方がいいかな)
1六歩は取らせ駒か〜はアンチキルケのやりすぎ(笑)
さすが第1回王者です。
1三龍→1三飛は3手目が2三飛生に変わるだけの完全作ですが、
龍そっぽのほうがいいかんじですね。
第
回出題・B題 ばか詰 5手 太郎@神無一族 作(登場4回) 正解者14名

【詰手順】
2七金 同銀生 2八金 同銀生 2七金 まで 5手
【詰上図】

【作者のコメント】
連続銀生の最小構成。たぶん。
【解説(のようなもの)】
初め送られてきた図では2六の銀が歩でした。そして作者のコメントは
「連続歩生の・・・・」。そして10日後「歩→銀」の変更のメールが届きました。
私なんかですと、一度投稿した作品を見直すなんてあり得ませんから、
「さすが・・・」と呟いてしまうのです。
たしかに歩より銀のほうがあらゆる面でいいですね。
この作品は、解答者向けと言うよりも作家向けの作品のような気がします。
ほとんどの方が見た瞬間に詰ましていますが、皆、声を揃えて「うまい!」
と叫んでいます。
作者の投稿メールには何も書かれていませんでしたが、手順が回文になっています。
5名の方が気付きましたがこれは偶然?? いやいやそんなことはない気がします。
それでは、いつものように解答者の声を・・・(到着順)
村田桂花さん 10/10 0:32
これはさすがに見た瞬間ですが、うまく創られるものですね。
以前連続不成シリーズを創ったことがありますが、
こうやれば駒数が減るんですか。
創った事のある人には感心させられる作品ですね。
吉川慎耶さん 10/10 1:06
解図時間:3秒くらい
回文詰ですか。
そうです。
橋本孝治さん 10/10 7:31
棋譜表記だけ見ると誰かさんが喜びそうな回文詰になっていますね。
(本当は2手目と4手目は違う位置の着手なのですが)
そういえば小湊さんて誰のペンネームなんだろう?
金子義隆さん 10/10 20:06
連続「銀生」の最小構成。ちょっと易しすぎたかも。
易しすぎる・難しすぎるなど今まで発表の場が無かった作品の発表の場として
やっていけたらと思っています。
小林敏樹さん 10/10 21:18
(コメントなし)
正解者名を書いていないので、これを削ると小林さんがこれを正解した
と分からないので・・・・
隅の老人Bさん 10/10 22:27
答を書いて分かりました。回文詰ですね。
私は皆さんに言われるまで分かりませんでした。
冬眠蛙さん 10/10 23:03
連続銀生ですね。もうひとひねりあっても…とか思うのは欲張りでしょうか。
うっ鋭い!しかしこの完成度を越えるのは難しいかと・・・
若林さん 10/11 1:12
解図時間:1分未満
なるほど、連続銀生最小構成。ノーヒントの方が良かったかも。
解答募集形式ではありましたが、本作はお披露目作品と思います。
小峰耕希さん 10/11 7:15
一瞬で解けました。
コメントにある○○は「不成」でしょうか。
A題もそうですが、この枚数で余詰が全て消えていて、
尚且つ狙いが明快なのがいいですね。
もともとは歩成でしたかから、一番近いのは「不成」かもしれません。
橘 圭吾さん 10/13 12:18
連続生の最短形ですか・・・。綺麗にできていますねえ。
27〜28〜29銀生というのはどうでしょう〜太郎さん。
もずさん 10/14 0:08
さすがに一目でした。
26の銀は歩でも同じですが、
ばか詰では銀生の方が歩生よりも希少価値がありそうな気がするのが面白いですね。
一番鋭かったのはもずさんでした。
まるで全てをご存知のような短評で感服しました。
小五郎さん 10/14 23:47
書き出してみて気がついたのですがこれは回文詰!?
皆さん、書き出してから気付くようですね。
KAMUさん 10/16 16:18
解図時間 数秒
これは簡単。初心者向きでしょうか。
作家向きと言いましょうか。
北村太路さん 10/16 17:18
しまったー。最初に一言を読んだせいで、考えるところ0になってしまった。
回文詰将棋ですねー。
私も投稿図を見た時、いきなりコメントを読んでしまい残念な思いをしました。
第
回出題・C題 ばか詰 9手 太郎@神無一族 作(登場5回) 正解者14名

【詰手順】
2八金 同飛生 2七金 同角生 3八金 同飛生 4八金 同角生 4九桂 まで 9手
【詰上図】

【作者のコメント】
無理作りの割には端整にまとまった。
【解説(のようなもの)】
作者の言う「無理作り」を微塵とも感じさせないと思うのは私だけでしょうか。
虫が良すぎます。まさに16(15?)パズルを感じさせる作品。
金4枚を連打して全て不成で動かし(16パズルは裏返しませんからね)
最後は桂吊しで詰め上げます。
どうしてこんな虫の良い手順が実現出来るのか?
是非、発想の時点からの創作方法を聞いてみたいところです。
それでは、いつものように解答者の声を・・・(到着順)
村田桂花さん 10/10 0:32
1分くらいですか。15パズルといった趣。なるほど。
ぴったりの感想です。この当たりでご飯は食べ終えたのでしょうか?
吉川慎耶さん 10/10 1:06
解図時間:5分くらい
いつもきれいな手順でうらやましいです。こういうパズルは大好き。
生と言うのはきれいな感じが確かにしますね。
橋本孝治さん 10/10 7:31
いや、これは本当に虫が良い、虫が良過ぎます。
昔懐かしいフレーズでこの作を讃えましょう ― What a good insect you are!
知らない _| ̄|○
金子義隆さん 10/10 20:06
桂はこっちから打つんでしたか。29桂で終わることができればさらに面白かっ
たような。3分。
なるほど、29桂なら28角だから玉位置は17では駄目か〜あとはよろしくね。
小林敏樹さん 10/10 21:18
これはかわいいですね。
この感覚が傑作を生む!(自分でも書いてる意味がよく分からない)
隅の老人Bさん 10/10 22:27
感想 大駒4枚の不成。やりたいことを、やりますね。
よく見たら大駒全部生で動いているんですね。(遅っ)
冬眠蛙さん 10/10 23:03
16パズルみたいで楽しめました。確かによく出来ています。
15か16かと言う問題は、冬眠日記でご覧下さい(うそ)
若林さん 10/11 1:12
解図時間:1分ちょっと
1分オーバーの原因は初期図面逆王手に気付かず、29桂で数十秒固まった為。
まさしく作図技術に感心するタイプの作品ですね。全応手大駒生。
ところで、全応手大駒成の9手ばか詰(ばか自殺8手では簡単?)が出来たら凄いですね。
通常ばか詰では動かない大駒成の意味づけが全く浮かばないので、何らかのルールの付加が必須でしょう。
打歩の法則系で思いつくのはは角2枚か飛1枚までですね。
打歩ばか詰 5手

打歩ばか詰 3手

角版は左右対称にするためだけに駒を余計に使っています。飛車版は配置が大げさです。いまいち。
毎回派生作を送って頂きありがとうございます。いろいろな面で参考になります。
個人的な意見ですが、打歩ばか詰のこの法則問題がどうしても性格に合わないんですよね。
「あ〜詰んだ!」と叫べないからかもしれません。
「えーっとこれで詰んでいるのかな??」ですからねいつも。
小峰耕希さん 10/11 7:15
今回の出題作の中では1番の好作。
丸1日掛かって解きました(昨日から九州G作品展の解図も
始めたので、1日中本局の事を考えていた訳ではありませんが)。
パズル的な手順ですが、こういうのは急所がわかるといっぺんに
解けるので、好みの部類です。
この場合は49が急所。
第5回出題は不成作特集のようで、太郎さんの作品は
両方とも受け方全手順不成ですね。
不成特集だったのか・・・・うん、そういう事にしておこう。
太郎さんの作品の玉方は今回成れる事を忘れてしまったようです。
橘 圭吾さん 10/13 12:18
四枚を生で動かす虫の良い手順の割に比較的すっきりした初形でできていると思
います。
虫の良い手順=無理作り=悪形が相場なんですが、普通は・・・
もずさん 10/14 0:08
一瞬、王手がかかっているのに気付かずに固まりましたが、
28金から始めることに気付いて15秒くらいで解けました。
「作者の一言」の通りですね。
やりたいことを完璧にこなしていて、詰ます形が爽快です。
王手にしばし気付かなかったのは、若林さんともずさんの2人でした。
(改めて書く必要は無いと思いますが・・・・九州G3番にも気をつけて)
小五郎さん 10/14 23:47
3手目空いたポケット(3八)に打ち込みたくなるのは
私だけでしょうか。組換えパズルのようですね。
多分、何人かの方は打ち込んでいると思います。
KAMUさん 10/16 16:18
解図時間 4〜5分
作者の言葉通り、手順も配置もきれいですね。飛角4枚を全部生で動かすとは
さすがです。桂馬はてっきり2九に打つものだと思ってました。
初手2九桂で詰んでますからね。(王取られるけど)
北村太路さん 10/16 17:18
大駒全部不成、金を惜しげもなく全部捨てて、仕上げは桂。
本当に端正にまとまっててうまい。
攻方王の使い方もさすが。
最終日の最後の解答者は北村さんでした。ちょっと意外でしたが、
きっと第2回のアンチキルケばか詰創作に明け暮れているのでは・・・
【総評】
金子義隆さん
次回は、たくぼんさんの作品を希望。三局見て学習効果が上がりましたので、
今度はひとにらみです(と、挑発する)。
現在裏の裏の裏をかく(結局どっちだ?)作品を創作中です
冬眠蛙さん
今回の3題はすぐ解けて嬉しかったです。少し上達したのか!?(笑)
次回も楽しみにしています。
ありがとうございます。
橘 圭吾さん
回答時間:いずれも1分程度
中・長編が投稿されて来ない限りは安心して暗算でゆっくり取り組めそうで
す。
中・長編の投稿もよろしくお願いします。
小五郎さん
時間を計り忘れましたが…A題、C題はそれなりに
かかりました(笑)。
毎回解答アリガトウございます。詰パラの作品よかったですよ。
是非今度はばか詰の創作もお願いしますね。
【最後に】
投稿いただきました吉川さん太郎@神無一族さん、解答者の皆さんありがとうございました。
現在在庫はありませんので、第6回はどなたかの投稿があり次第か私の作品がということになりそうです。
投稿よろしくお願いします。

こんにちは、お祭りにも拘らず一日中PCの前でアンチキルケばか詰
作品展の解説やこの解説を書いていてかみさんの機嫌を損ねたたくぼんです。
今回は15名の方から解答をいただきました。前回は19名でしたので
少し減ってしまいました。チョット残念です。
第



【詰手順】
1五角生 2五玉 2二龍 1四玉 2四龍 まで 5手
【詰上図】

<作者の一言>
自分でもばか詰を作りたくなり適当に盤面に駒を並べていると素材が見つかり時間を
かけて余詰を消したものです。
感想や改図案をお待ちしています。
【解説時の作者のコメント】
狙いは龍のソッポです。(不成はおまけ)
この図に至るまで余詰がたくさん出てきて作図の難しさを強く実感しました。
たくぼんさんからのアドバイスにより盤面の駒数を抑えることに心掛けました。
初めてにしてはよく出来たほうだと思います。何人正解者が出るかな?
どこかで一度読んだことがあるかも〜失礼しました。
【解説(のようなもの)】
第5回出題・A題は新人の吉川さんです。アンチキルケでも活躍されていますので、
小峰さんと並び、フェアリー界の期待の星と言っていいでしょう。
ばか詰を解く時の王道は「不成とそっぽ」です。
本作はその王道を2つも組み入れた贅沢な5手詰です。
ベテラン勢には物足りないかもしれませんが、確かなセンスを感じさせますね。
次の作品を早く見てみたくなります。
初形の攻方1六歩は、玉方1六歩でも作意は一緒の完全作品です。
しかし攻方にしたおかげで、いくらか1五角成までの詰型がちらちらした
解答者がいたようで、良い選択でした。
それでは、いつものように解答者の声を・・・(到着順)
村田桂花さん 10/10 0:32
合駒の出ない形の割には詰上りが見えず、しばし悩みました。
ご飯を食べながら5分くらいでしょうか。
今回の一番乗りは桂花さんでした。アップから1時間以内ですね。
夜の0時前というアップ時間がフィットしたようです。
橋本孝治さん 10/10 7:31
不成とそっぽと言えばばか詰の定番ですが、16歩がうまい偽装で、
左からの王手を読ませられました。
この作品を100%楽しまれたのではないでしょうか。
金子義隆さん 10/10 20:06
20秒。簡潔なのは良いですが、よく見かける筋なので...。
5手ではさすがに合駒は考えません。(笑)
ふんふん金子さんは5手では合駒を読まないと・・・・メモしとこ。
酒井博久さん 10/10 20:30
紛れ多く、けっこう見えにくい。
酒井さんはB・C題は知っていると言うことで本作にのみ解答を送ってくださりました。
ありがとうございます。
小林敏樹さん 10/10 21:18
16歩がちょっと残念。
無いと余詰むのですが、紛れ増やして好配置という意見もありました。
隅の老人Bさん 10/10 22:27
不成にソッポ、巧みな出来映え、次作を期待。
その通り!
冬眠蛙さん 10/10 23:03
ちょっと3筋に龍で15角成迄の筋を追ってしまいました。5手じゃムリムリでしたね
1六歩の魅力に嵌ってしまいましたね。
若林さん 10/11 1:12
解図時間:1分未満
15角成迄がありえないので、素直に上に追う。龍ソッポが味だとは思うのですが、
ばか詰では生と同様最初に読む手なのでちょっと物足りないですね。
>冬眠蛙さん 15角成迄がありえないそうです。(笑)
小峰耕希さん 10/11 7:15
解図時間:多分3分程度
不成+遠回しの不利感狙いですね。
初手53角成で詰みそうに無いことがわかってしまえば、
あとはこれしかないのですぐ解けました。
この構想を5枚で実現しているのは見習いたいです。
相手陣内にいる生大駒は100%不成と私は思っていますね。(極端)
橘 圭吾さん 10/13 12:18
ばか詰に良くある手順ですが巧くできていると思います。
桂合出して17桂までみたいなやつもできそうですが・・・
なるほど、意外と普通の手順だったら皆さん苦しんだりしてね。
もずさん 10/14 0:08
30分くらいかかりました。
14で詰む形が見えにくかったです。
16歩があるおかげでこの詰み形を思いつきにくかったのかもしれません。
作者の1番喜ぶ感想ですね。
小五郎さん 10/14 23:47
先に突き歩の詰め上がり図が見えてしまったため
悩みました。そっぽに行った竜がまた戻ってくる感じ、
いいですね。
なるほど14玉で22龍、15歩の形ですね。(考慮中・・・・詰まないか←当たり前)
KAMUさん 10/16 16:18
解図時間 1〜2分
角生から龍そっぽ、シンプルでいいかも。1六歩の意味を考えてしまいました。
どうせなら、飛角図式にできないかな(紛れが減るか・・・)?
攻め方1六歩を玉方1六飛に変えると・・・・作意は余詰が4つですね。
飛角図式ではムリかな。
北村太路さん 10/16 17:18
不成、ソッポと不利感のある攻め方が主題、かと思います。
解図としては余詰防止にもなっている1六歩を2手目で取る手順を考えて苦労しまし
た。不利感の手だけ繋ぎつつ手数を伸ばしたり、不成、ソッポのどちらか一方に絞って いくのもありかもしれません。
(単純に1三龍→1三飛とか。でも、それならば龍配置の方がいいかな)
1六歩は取らせ駒か〜はアンチキルケのやりすぎ(笑)
さすが第1回王者です。
1三龍→1三飛は3手目が2三飛生に変わるだけの完全作ですが、
龍そっぽのほうがいいかんじですね。
第



【詰手順】
2七金 同銀生 2八金 同銀生 2七金 まで 5手
【詰上図】

【作者のコメント】
連続銀生の最小構成。たぶん。
【解説(のようなもの)】
初め送られてきた図では2六の銀が歩でした。そして作者のコメントは
「連続歩生の・・・・」。そして10日後「歩→銀」の変更のメールが届きました。
私なんかですと、一度投稿した作品を見直すなんてあり得ませんから、
「さすが・・・」と呟いてしまうのです。
たしかに歩より銀のほうがあらゆる面でいいですね。
この作品は、解答者向けと言うよりも作家向けの作品のような気がします。
ほとんどの方が見た瞬間に詰ましていますが、皆、声を揃えて「うまい!」
と叫んでいます。
作者の投稿メールには何も書かれていませんでしたが、手順が回文になっています。
5名の方が気付きましたがこれは偶然?? いやいやそんなことはない気がします。
それでは、いつものように解答者の声を・・・(到着順)
村田桂花さん 10/10 0:32
これはさすがに見た瞬間ですが、うまく創られるものですね。
以前連続不成シリーズを創ったことがありますが、
こうやれば駒数が減るんですか。
創った事のある人には感心させられる作品ですね。
吉川慎耶さん 10/10 1:06
解図時間:3秒くらい
回文詰ですか。
そうです。
橋本孝治さん 10/10 7:31
棋譜表記だけ見ると誰かさんが喜びそうな回文詰になっていますね。
(本当は2手目と4手目は違う位置の着手なのですが)
そういえば小湊さんて誰のペンネームなんだろう?
金子義隆さん 10/10 20:06
連続「銀生」の最小構成。ちょっと易しすぎたかも。
易しすぎる・難しすぎるなど今まで発表の場が無かった作品の発表の場として
やっていけたらと思っています。
小林敏樹さん 10/10 21:18
(コメントなし)
正解者名を書いていないので、これを削ると小林さんがこれを正解した
と分からないので・・・・
隅の老人Bさん 10/10 22:27
答を書いて分かりました。回文詰ですね。
私は皆さんに言われるまで分かりませんでした。
冬眠蛙さん 10/10 23:03
連続銀生ですね。もうひとひねりあっても…とか思うのは欲張りでしょうか。
うっ鋭い!しかしこの完成度を越えるのは難しいかと・・・
若林さん 10/11 1:12
解図時間:1分未満
なるほど、連続銀生最小構成。ノーヒントの方が良かったかも。
解答募集形式ではありましたが、本作はお披露目作品と思います。
小峰耕希さん 10/11 7:15
一瞬で解けました。
コメントにある○○は「不成」でしょうか。
A題もそうですが、この枚数で余詰が全て消えていて、
尚且つ狙いが明快なのがいいですね。
もともとは歩成でしたかから、一番近いのは「不成」かもしれません。
橘 圭吾さん 10/13 12:18
連続生の最短形ですか・・・。綺麗にできていますねえ。
27〜28〜29銀生というのはどうでしょう〜太郎さん。
もずさん 10/14 0:08
さすがに一目でした。
26の銀は歩でも同じですが、
ばか詰では銀生の方が歩生よりも希少価値がありそうな気がするのが面白いですね。
一番鋭かったのはもずさんでした。
まるで全てをご存知のような短評で感服しました。
小五郎さん 10/14 23:47
書き出してみて気がついたのですがこれは回文詰!?
皆さん、書き出してから気付くようですね。
KAMUさん 10/16 16:18
解図時間 数秒
これは簡単。初心者向きでしょうか。
作家向きと言いましょうか。
北村太路さん 10/16 17:18
しまったー。最初に一言を読んだせいで、考えるところ0になってしまった。
回文詰将棋ですねー。
私も投稿図を見た時、いきなりコメントを読んでしまい残念な思いをしました。
第



【詰手順】
2八金 同飛生 2七金 同角生 3八金 同飛生 4八金 同角生 4九桂 まで 9手
【詰上図】

【作者のコメント】
無理作りの割には端整にまとまった。
【解説(のようなもの)】
作者の言う「無理作り」を微塵とも感じさせないと思うのは私だけでしょうか。
虫が良すぎます。まさに16(15?)パズルを感じさせる作品。
金4枚を連打して全て不成で動かし(16パズルは裏返しませんからね)
最後は桂吊しで詰め上げます。
どうしてこんな虫の良い手順が実現出来るのか?
是非、発想の時点からの創作方法を聞いてみたいところです。
それでは、いつものように解答者の声を・・・(到着順)
村田桂花さん 10/10 0:32
1分くらいですか。15パズルといった趣。なるほど。
ぴったりの感想です。この当たりでご飯は食べ終えたのでしょうか?
吉川慎耶さん 10/10 1:06
解図時間:5分くらい
いつもきれいな手順でうらやましいです。こういうパズルは大好き。
生と言うのはきれいな感じが確かにしますね。
橋本孝治さん 10/10 7:31
いや、これは本当に虫が良い、虫が良過ぎます。
昔懐かしいフレーズでこの作を讃えましょう ― What a good insect you are!
知らない _| ̄|○
金子義隆さん 10/10 20:06
桂はこっちから打つんでしたか。29桂で終わることができればさらに面白かっ
たような。3分。
なるほど、29桂なら28角だから玉位置は17では駄目か〜あとはよろしくね。
小林敏樹さん 10/10 21:18
これはかわいいですね。
この感覚が傑作を生む!(自分でも書いてる意味がよく分からない)
隅の老人Bさん 10/10 22:27
感想 大駒4枚の不成。やりたいことを、やりますね。
よく見たら大駒全部生で動いているんですね。(遅っ)
冬眠蛙さん 10/10 23:03
16パズルみたいで楽しめました。確かによく出来ています。
15か16かと言う問題は、冬眠日記でご覧下さい(うそ)
若林さん 10/11 1:12
解図時間:1分ちょっと
1分オーバーの原因は初期図面逆王手に気付かず、29桂で数十秒固まった為。
まさしく作図技術に感心するタイプの作品ですね。全応手大駒生。
ところで、全応手大駒成の9手ばか詰(ばか自殺8手では簡単?)が出来たら凄いですね。
通常ばか詰では動かない大駒成の意味づけが全く浮かばないので、何らかのルールの付加が必須でしょう。
打歩の法則系で思いつくのはは角2枚か飛1枚までですね。
打歩ばか詰 5手

打歩ばか詰 3手

角版は左右対称にするためだけに駒を余計に使っています。飛車版は配置が大げさです。いまいち。
毎回派生作を送って頂きありがとうございます。いろいろな面で参考になります。
個人的な意見ですが、打歩ばか詰のこの法則問題がどうしても性格に合わないんですよね。
「あ〜詰んだ!」と叫べないからかもしれません。
「えーっとこれで詰んでいるのかな??」ですからねいつも。
小峰耕希さん 10/11 7:15
今回の出題作の中では1番の好作。
丸1日掛かって解きました(昨日から九州G作品展の解図も
始めたので、1日中本局の事を考えていた訳ではありませんが)。
パズル的な手順ですが、こういうのは急所がわかるといっぺんに
解けるので、好みの部類です。
この場合は49が急所。
第5回出題は不成作特集のようで、太郎さんの作品は
両方とも受け方全手順不成ですね。
不成特集だったのか・・・・うん、そういう事にしておこう。
太郎さんの作品の玉方は今回成れる事を忘れてしまったようです。
橘 圭吾さん 10/13 12:18
四枚を生で動かす虫の良い手順の割に比較的すっきりした初形でできていると思
います。
虫の良い手順=無理作り=悪形が相場なんですが、普通は・・・
もずさん 10/14 0:08
一瞬、王手がかかっているのに気付かずに固まりましたが、
28金から始めることに気付いて15秒くらいで解けました。
「作者の一言」の通りですね。
やりたいことを完璧にこなしていて、詰ます形が爽快です。
王手にしばし気付かなかったのは、若林さんともずさんの2人でした。
(改めて書く必要は無いと思いますが・・・・九州G3番にも気をつけて)
小五郎さん 10/14 23:47
3手目空いたポケット(3八)に打ち込みたくなるのは
私だけでしょうか。組換えパズルのようですね。
多分、何人かの方は打ち込んでいると思います。
KAMUさん 10/16 16:18
解図時間 4〜5分
作者の言葉通り、手順も配置もきれいですね。飛角4枚を全部生で動かすとは
さすがです。桂馬はてっきり2九に打つものだと思ってました。
初手2九桂で詰んでますからね。(王取られるけど)
北村太路さん 10/16 17:18
大駒全部不成、金を惜しげもなく全部捨てて、仕上げは桂。
本当に端正にまとまっててうまい。
攻方王の使い方もさすが。
最終日の最後の解答者は北村さんでした。ちょっと意外でしたが、
きっと第2回のアンチキルケばか詰創作に明け暮れているのでは・・・
【総評】
金子義隆さん
次回は、たくぼんさんの作品を希望。三局見て学習効果が上がりましたので、
今度はひとにらみです(と、挑発する)。
現在裏の裏の裏をかく(結局どっちだ?)作品を創作中です
冬眠蛙さん
今回の3題はすぐ解けて嬉しかったです。少し上達したのか!?(笑)
次回も楽しみにしています。
ありがとうございます。
橘 圭吾さん
回答時間:いずれも1分程度
中・長編が投稿されて来ない限りは安心して暗算でゆっくり取り組めそうで
す。
中・長編の投稿もよろしくお願いします。
小五郎さん
時間を計り忘れましたが…A題、C題はそれなりに
かかりました(笑)。
毎回解答アリガトウございます。詰パラの作品よかったですよ。
是非今度はばか詰の創作もお願いしますね。
【最後に】
投稿いただきました吉川さん太郎@神無一族さん、解答者の皆さんありがとうございました。
現在在庫はありませんので、第6回はどなたかの投稿があり次第か私の作品がということになりそうです。
投稿よろしくお願いします。