何でも質問箱FAQ

FAQについて
何でも質問箱でよくある質問とそれに関する回答をまとめました。
質問及び回答の文は、基本的に質問箱に書かれていたそのままを引用してます。
2005/3/19(土) 2:20

レンタルビデオで出てる幕末ものの映画・ドラマでお薦めのものを教えてください。
2005/3/12(土) 1:52
・真田広之の坂本龍馬
・武田鉄矢の龍馬、吉田拓郎の高杉、他豪華出演者の「ローニン」はいいですよ。(歌も)
・『燃えよ剣』(主演:栗塚旭)とか、『花神』(主演:わすれたけど大村益次郎が主役)とか、面白いですね。
・『飛が如く』
・「白虎隊」
・新選組始末記
・御法度


幕末の歴史について詳しく知りたいのですが、何かいい方法を教えて下さい。
2005/3/13(日) 0:05
・漫画から入ったらいかがでしょうか。アニメ、テレビ、映画でもいいと思います。本を薦める方も大勢いると思いますが、読書は読み手の能力が問われます。読書に慣れていないと難しいのも事実です。私のオススメは、たいてい1週間に一回はあるエヌエチケイの歴史特集、たとえば「そのとき歴史が動いた」です。

・とにかく読んで読んで読みたおすこと。(笑)それと、幕府側、倒幕側の両方の言い分をきちんと理解する事を忘れないでくださいね。興味があれば、覚えるのも苦にならないと思いますし、史跡めぐりもいいかもしれません。

・とにかく本を読むのが一番手っ取り早いんじゃないでしょうか。私もとにかく本を読みまくったら歴史オタクと呼ばれるくらいになりましたよ。がんばってください。

・幕末といってもいろいろあると思うんですが、何について知りたいのか絞って、とりあえずそこから手をつけたら、後はどんどん広がっていくと思いますよ


一般的に知られている史実が、間違っていると思えるものはありますか。幕末以外でも知りたいです
2005/3/13(日) 0:18
・一般的に知られている史実など、ほとんどが勝者とか多数派とかに都合のいい物語をつくるために、選んでピックアップされたエピソードか、あるいは創作だったりするんですな。基本的に間違ってると思ったほうがよい。江戸時代は徳川家のための、明治は薩長と天皇家のための、戦後は連合国のための物語がいわゆる歴史というもので、それを構成する要素が、一般的に知られてる史実なんですな。

・万延元年の遣米使節はアメリカの軍艦ポウハタン号で渡米し、咸臨丸はその護衛という名目でサンフランシスコまで行って戻っただけ。だから勝海舟や福沢諭吉はワシントンにもニューヨークにも行っていないのに、「遣米使節は勝海舟」と思っている人が多い。ついでに講談社発行の「再現日本史・幕末維新C」(2001年7月31日発行)を立ち読みすると、まるで咸臨丸や勝海舟が主役に見える構成で作られています。これを「咸臨丸症候群」といいます。

・孝明天皇を毒殺した長州が「勤王」とされているのも、史実に反する評価がまかり通っていることの一例です。


おすすめの幕末維新に関する小説、映画、漫画を教えてください。
2005/3/13(日) 2:17
・燃えよ剣

・「竜馬がゆく」

・つかこうへいさんの「幕末純情伝」

・夏目漱・マンガ島崎譲の「風の如く火の如く」・・・沖田総司に生き別れた双子の兄弟がいたり、
高杉晋作が実は女?なーんていう実にふざけた設定なんだけどおもしろいんだよねー。まじめに読むと怒りたくなる人いっぱいいるだろーなー。
おすすめっていうかー・・・まあ読んでみてください。

・大内美予子さんの「沖田総司」

・会津残照譜

・山科けいすけ「サカモト」

・黒金ヒロシ「幕末暗殺」

・手塚治虫著 陽だまりの木。手塚氏の先祖の話。すべて実話です。

・「新撰組異聞ピースメーカー」

・「ピースメーカー鐵」

・るろうに剣心

・「新撰組局長首座 芹沢鴨」

・「燃えよ石の「坊ちゃん」

・池波さんの「幕末新撰組」

・「新撰組血風録」

・「紅蓮のごとく」合田一道著


架空の人物
2005/3/17(木) 1:28
・寝待の籐兵衛

・お田鶴

・天堂晋介

・「燃えよ剣」のお雪

・るろうに剣心(緋村抜刀斎・志々雄真実等)


幕末の面白トリビアありますか?
2005/3/19(土) 0:07
・幕末に限らず歴史という代物はトリビアとそうではない知っておかなければならない一般教養との線引きが難しいよね?!

・知らなきゃ何でもトリビアになっちゃう人もいるだろうし。新選組ってホントにいたんですね!と感動した人の話も聞いたことあるし。その人には新選組の実在が既に面白トリビア。

・歴史ネタは多いようで少ないからなー「西郷隆盛の肖像画は本人でない」とかかなー幕末はー



衆道について
2005/3/19(土) 1:23
・色々と意見があるようですが、江戸時代の風俗に関する研究書を読む限りでは、江戸時代に男色はその存在を認められてはいたようです。井原西鶴等も『好色一代男』で「色道ふたつに寝ても覚めても夢介と替名よばれて」と書いているように、色道は女色と男色の双方の存在が認められていたと思われます。ただ、男色は女色のように公然と行われていたのではなく、比較的限られた状況で連綿と受け継がれてきたようです。例としては女色を禁じられていた僧侶の世界等があげられるでしょう。

・近世に入ると歌舞伎の流行と共に、舞台に出演する若衆を陰で売るような商売が成立します。これが後に陰間茶屋へと発展していくのです。江戸・大阪・京都などには、未だにこの陰間茶屋が軒を連ねた通りの名残があります。隆盛を誇る陰間茶屋に対して幕府も非常に頭を悩ましていたようで、たびたび禁令も出されています。天明年間がそのピークだったらしく、天保の改革で大々的に取り締まられた後は、衰退したとされています。

・平賀源内などは、この男色に非常に興味を持っていたらしく、大阪の陰間茶屋を取り上げて番付などを作り、店ごとに細かい批評をしたりもしています。また、男色に関する川柳や冊子も残されている事から、江戸時代には、現在私たちが考えるよりも男色は社会的にその存在を認められていたものだと思われます。歳三の件に関しましては、未だ史料自体をこの眼で確かめてはいないので確かな事は言えませんが、男色の経験もあったという事は聞いた事があります。当時としてはさほど珍しい事でもありませんが。

・戦国時代からも男色はありましたし、江戸時代においても男色家は掃いて捨てるほどいました。当時はちっとも珍しいことではなかったし、別に「いやらしいこと」とも思われていませんでした。男であれ女であれ、美しいものは良い、という考えだったんですね。男色についてもかなり大らかに受け止められていました。明治以後、キリスト教が浸透して、「男が男に惚れるなど言語道断」という感覚が広まっていきました。

・昔は男色始め、色町や夜這いなど結構普通にありましたし、第一愛などという概念が無かったのですから性とかに関しては今よりは軽かったのではないでしょうか。


ここに掲載してある写真ってそれぞれ著作権があると思うけど、どうなの?
2005/4/25(月) 1:10
・著作権を有するのは、肖像を掲載した雑誌・出版物ではなく、その肖像画の作者や写真の撮影者に対してですよ。勘違いされているようですが。

・本を作る方も著作権が消滅した写真を許可などなく使用していますよね。これを転載する行為は日本の法律では問題なしとなっています。ただ、その本を作る方が著作権が切れた絵や写真に手を加えた時は、その地点で作品になりますので著作権が発生します。このサイトにはそのようなものは置いてなかったと思います。

・所有権と著作権は関係ないと思います。所有権の問題ですが、公に発表されてない作品、写真は、無断で転載したら問題になりますが、教科書とか、歴史の本とかに載せてあるような物は公に出ているので別に問題ないようです。所有者にとっては作品が世にまわるのはその作品の価値が上がるので良いことだと思うんですが

・あと、「ここに掲載してある写真の無断転載・転用を禁じます」は無効ですね。もし転載や転用をして欲しくない場合は少しでも加工すれば著作権が出来るので有効になります。サイトのマナー的にはどうかわかりませんが

・仮に法的に問題が無かったとしても、どこから転載してきたのかくらいは表記すべきでしょう。出版社だって所蔵者に掲載許可を得ているでしょうし、ちゃんと所蔵者を明記してあるじゃないですか。テレビの歴史番組等でも番組の最後に提供者の名前を表示してるし。

・勘違いされているようですが、肖像の所有権と著作権は関わりがないことですよ。ただし、工芸品などの立体物(たとえば和泉守兼定など)を撮影者に無断で掲載するのは法的に問題になります。もっとも、それも撮影者に対してであって、所有者にではありません。著作権関連の法律をよくお調べ下さい。


・著作権の保護期間の過ぎた雑誌・本などであれば良いのでは?

・文化財に指定されてなければいいんじゃない?

・著作権は著作者の死後50年で消滅します

・肖像権は写っている者の死後50年で消滅します。

・今の著作権の解釈で行くと、IEのキャッシュ機能自体が違反してる。

・そんなこと言ってたら、個人のWebは無くなる。大体、著作権はディジタル技術前の法律、時代にあってない。改定すべし。

・とりあえず「社団法人 著作権情報センター」なるサイトをご覧あれ

・著作権に抵触するか微妙なんだよね。オリジナルの著作権は切れているけど、それを複写して書籍などに掲載しているので、複写した人の著作権はどうなっているのか?絵画を複写した場合は、創造性がないので著作権が発生しないとか。

・社団法人著作権情報センターのウェブサイトには、「古美術」の写真を本に掲載する場合などロイヤリティを請求されたりするのは著作権の範疇ではなく、所有権の問題としている。しかも本などに掲載されたものを第三者が二次的に利用したとしても、それは直接所有物を利用しているわけではないので、所有権の問題にもならないとしている・・・。さらに判例には、所有権に基づいて複製等を許諾することも法律的規範として是認することはできないとしている。

・著作権保護期間が切れた画像でも、見栄えのするように修正を加えたものなどには著作権が発生するという。

・どー考えても雑誌や書籍からの転載だけど、著作権は親告罪だから著作権者が訴えない限り問題ないよ

・幕末に撮影された写真の著作権保護期間は全て消滅しています。

・結論的に言うと問題ナシってことです。



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