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カテゴリ:幕末全般
「ええじゃないか」とはなに?
2005/3/20(日) 0:07
・かなりメジャーな歴史上の出来事なので、詳しくは本を当たってください。早い話が世情不安から生れた集団ヒステリーといっていいと思います。

・世情不安による集団ヒステリーこれが最も的を得た答えだと思います。経緯を簡単に説明しますと、伊勢神宮のお札が降ったという噂により御蔭参りが大流行し名古屋あたりから東海・近畿一帯に宗教的に広まり半ば無政府状態になったということです。天理教、黒住教、金光教などの信仰宗教が広まったのもこの時期です。世の中が悪くなると集団ヒステリーはとかく起こりがちで太平洋戦争前に東京音頭とヨー・ヨーが流行ったのが、その好例でしょう。

・当時の民衆は、現実の生活が厳しいだけに世直しをしてくれる何かを常に欲していたのは無理も無いことです。そうした中で、世の中の変化の兆しを敏感に感じ取っていた民衆は、伊勢神宮のお札が天から降って世直しが始まるという(たぶん故意に)流布された噂に容易に飛び乗ったのでしょう。

・べつに「これだけの金をやるから、これこれの日に騒いでくれ」と民衆に依頼したわけではなく、夜のうちにこっそり民家の前に伊勢神宮の札を置くというシンプルなやり方がとられたようですよ。翌日民衆は「空からお札が降ってきた」と騒ぐわけです。倒幕派がしくんだかどうかまでは判明していないと思います(よく覚えていませんが、もしかしたら維新後の回顧談でそのことに触れた人物がいたでしょうか?)。もし倒幕派が関わっていたとしても、「ええじゃないか」を発案したのではなく、騒動を利用したという程度でしょうね。

・「ええじゃないか」は集団ヒステリーといわれていますね。時代の閉塞感からくるヒステリー症状ということですね。倒幕派が利用しただろうとは想像に難くないですが、確固たる証拠は確か残っていなかったと思いますが。

・社会現象的なものですから、誰かが始めるという性質のものではないです。民衆の不安が沸点に達した時、はけ口を求めて、自然発生的に起きてきた現象ということです。

・女は男の服、男は女の服を着て笛、太鼓、三味線で踊り歩いた。民衆は豪商の家にまで入り込むが、押し込まれた方は酒を振る舞う。民衆の狂乱状態といったところだ



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