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●舞台美術ブラインド●●●●●●●●●●●●
福田座長よりブラインドの裏表に絵を描く舞台美術を依頼されたのは公演より1ヶ月前だった。
他の仕事の都合で直ぐには取り掛かれず、10日前からラフデザインを作り打ち合わせに入った
ベースが出来てからはホームページ上にアップ、見ながら電話で意見を言い合い最終デザインを
決定した。しかし肝心なブラインドへの着色は超アナログな筆とエアーブラシを使っての作業だ
が。まずはデザインした元の線画をオプティスコープで投影するのだが、拡大率を高くするため
に距離が必要で仕事部屋以外の六畳部屋二つを開ける。その後絵描き部屋で普段のイラストレー
ション制作に使う机や道具等をを大移動して180×180cmを壁に取り付け最終作業を開始したが
この二つの作業で2日もかかってしまった。ディスプレーや壁画を依頼されることがあるので準備
が本当に大事である。まして道具もである。スプレーガンも塗装用でなくイラストレーション用
だったのでベタ塗りには本当に苦労したのだった。10日本番で前日9日入りだったのでギリギリ
まで制作していたが最後の3日間は不眠不休で間に合うかどうか冷や冷やモノだったのだ無理矢理
必死で仕上げたモノは朝8時半頃に阿部くんと橘さんとがトラックて運んだ。私は福田氏の車で
現地に向かった。会場で設置されたブラインドは気になってた色ムラ等は全然気にならず、舞台
では大まかで良いのだとつくづく思った。本番でも良い感じで終わってからの評判も上々だった
大成功である。大胆に制作することの面白さを感じさせてくれた仕事だった。

左上がブラインド表の貴族の屋敷で下が裏の庵。
右はその使用したモノです。

   

こっちのブラインドの角度を担当したのは黒子の福田氏です。


 

船を漕ぎ出す場面です。貴族と庵はブラインドを平行にして隠しています
海山も平行ですが上からのライトで表側の海の絵が薄く見えている。本当
は表の海を全面に出すのでもっと濃く成るのですがですが、担当者が角度
を変えるのを忘れて平行のままにしていたようです。でもこっちも良いか

12/15更新