「真昼の月」感想


第1話 『永遠の秘密』
今頃ですが、こちらも織田さんの祝☆20周年にDVD化されたことを記念致しまして、感想をUPさせていただきたいと思います♪ママハハ・ブギにしようかな〜?と
思ったのですが、少し前に見た所だったりするので、今回はパスということで☆重いテーマですし、女性には似たような経験のある人も多いと思いますので、身に
つまされるドラマだと思います。心して感想を書かせていただくつもりでおりますが、不謹慎な発言がありましたらお許し下さいm(_ _)m宜しくお願い致しますm(_ _)m

お見合いしている富樫さん♪お相手が振り奴のドラマで看護婦さんをされていた方ですね(笑)会話がはずまなくて、仲人的な先生が「服を褒めろ」と助け舟を出すも
クリーニング店を営んでいるという仕事がら、ついつい「シルクですか?化繊ですか?」等と生地について語りはじめてしまう富樫さん(苦笑)こりゃダメだー!!!
お見合いには興味がなく、先生にお断りしていただく富樫さんですが、配達中にカワイイわんちゃん&女性に出会います♪この時、「あの事件の1週間前、僕は彼女
に恋をした」っていう織田=富樫さんのナレーションが入り、オープニングのスウィング・アウト・シスターの「あなたにいてほしい」の音楽が流れます。もう、ジーン
です。また映像もすごく良くって、手を触れ合う富樫さんと舞永さんもそうですが、2人のシルエットがとても美しくて、織田さんのドラマの中では、かなり大好きな、
上位に入るオープニングとなっております。とても切ないですし・・・。

クリーニング屋さんの富樫さん28歳、アナウンサー志望の山下舞永さん24歳。舞永さんが、クリーニングしてもらった服を引き取りにやってまいります。その時に
コーギーのわんちゃんの名前を決めるのですが、最初富樫さんが「ベイブ」と言ったら、映画の見過ぎじゃない?と舞永さん。「ベイブルース」のベイブだったみた
い(笑)舞永さんは「バース」なら知ってるって(苦笑)で、結局、舞永さんのお父さんの名前「絆造(ハンゾウ)」と命名することになりました♪どうやら、犬嫌いだったら
しい富樫さんですが、愛する舞永さんの為に可愛がるのでしょうね♪あっ、織田さんの野球のユニフォーム姿が見られます♪

カラオケでの富樫さんの言動が織田さんっぽくて思わずクススッ(^m^)心理科の看護婦さんに「あなたと結婚した人は不幸かもねー」なんて言われてるし(苦笑)
先生に「ぶってほしいだろオマエも」と言われて「まっまぁね」と嫌そうに答える富樫さんも面白いし、スーパーでおばちゃんにおしりバシバシ叩かれる富樫さんも
お気の毒だし、授業をする先生に「へたぁ〜」って言う富樫さんは可愛いしで、かなりキュンな場面がてんこ盛りでした(笑)仲良くなってゆく富樫さんと舞永さん
ですが、色々あって舞永さんが「なんか自信わいてきた次受けるやつ、ありがとう♪」とお礼を言った後の富樫さんの顔がすっごくよかったぁ(*^o^*)素直ですねv
これを持ってると結構試合に勝ったからと舞永さんに「ウルトラマンのキーホルダー」をお守りがわりに渡す富樫さん♪わはっ可愛いね♪でも、残念ながら、今回
もダメで・・・田舎に帰って見合いでもしようかと言う舞永さんに、「オレは、今までで何か楽しかったことあるか?と聞かれて答えられなかった。でも君に会ってから
そういう日がきそうな予感がして・・・」って、自分の気持ちを正直に伝えて引き止めようとするんですね。男らしいなーって思いました☆でも、舞永さんにはお好み
の台詞ではなかったようで(^^;;しかし、留守電にプロダクションからのお誘いの連絡が入っていたと舞永さんからTELがあり、2人でお祝いすることになる富樫さん
と舞永さん。富樫さんが、何だか勘違いな格好をしそうになっていて苦笑いでしたー。

が、ここで、こんなに夜遅いのに、彼女を迎えに行かないで、グラウンドで待ち合わせをしちゃうんですね(T_T)富樫さんも突然のことにパニックになっていたと思う
からしかたなかったとは思いますが、この後チャリで待ち合わせ場所にむかう舞永さんが、レイプされてしまうんです(>_<)ちょっとココには書けないほどの屈辱
ですね。富樫さんとの待ち合わせ場所の明かりが見えているのに、こんなに遠い・・・。もう本当に最悪の場面です。私も自分のことを思い出して震えました。
勿論、私の場合は、未遂だったから今があるわけですが、あの時は一瞬「死」を覚悟しましたから。あれ以来、早朝の公衆トイレには絶対入らないし、朝でも夜
でも人気のない所を通る時は、必ず全力で走りますね。そう思うと、誰にだって舞永さんの立場になる可能性があるのですから、本当に他人事と思わないで、
見てほしいドラマだと思います。特に若い人に見てほしい。これから、どれだけ富樫さんが彼女の支えになるかに注目し、舞永さんの頑張りに期待したいと思い
ます。トラウマを克服してゆく、純愛ドラマです。


第2話 『戻れない二人』
病院へ搬送され、内診をうける舞永さん・・・苦しいね。その頃、富樫さんは、舞永さんに電話するのですが、当然出るわけもなく、「何かあったんじゃ
ないかと心配してます」とメッセージを残します。そう、あったんです!!!舞永さんの担当になった精神科のサカグチマリさん、色々尋ねるけれど、心を
開くことができない舞永さん。病院へやってくる富樫さんでしたが、先生に「土壇場で嫌になってふられたんだよ」と言われるし、先生とマリさんは、
勝手に富樫さんの頭の中を妄想しながら会話しているしで、さすがの富樫さんもキレてしまい、マリさんに「前から思ってたけど、デリカシーないです
ね、女のくせに」って言います(^^;;確かに、ちょっと当たってるところあるかも(汗)精神科の先生だったら、もうちょっと言葉に気をつけてくれてもいいも
のだけど、仕事のストレスから解放されてリラックスしているのかな?富樫さんのことを思い出して泣いている舞永さんですが、4日目になって、よう
やく回復のきざしが。しかし、精神面だけではなくて、妊娠やエイズの心配もしなければならないという、あきらかに身体にも大きな傷を負っている
舞永さんが心配です。

事件のことをよく憶えていないという舞永さん。そんなはずない。催眠療法を勧めるが、舞永さんは何と病院を抜け出してしまいます(>_<)家に帰ると
留守電に何度も何度もメッセージを残してくれている富樫さん。時計のプレゼントもあり、電話をしようとするが、逆に富樫さんからタイミングよく電話
あり。時計のお礼を言った後、田舎で色々あって帰っていたと嘘をつく舞永さん。明日会えないかな?と富樫さんが誘いをかけてみても、当分無理。
落ち着いたら電話しますと電話を切ります。そのことを話すと、先生は「自然消滅をねらってる」とか言うし(汗)、マリさんは、もし自分の彼女がレイプ
されたらどうする?と3人に問いかけます。ケンくんは、そんなの関係ないって言うんですね。先生は、結局は別れちゃうんだろうね・・・と。で富樫サン
は、愛があれば何とかなると思うけど、その前にその男殺しちゃうと。マリさんが、ケンくんは子供、先生は大人、富樫さんにはアナタらしい発言だと
言うのですが、本当にそうなんだろうか?私には、先生の考えが大人とは思えないけれど。どっちかと言うと、子供の考えなのではないでしょうか?

男の人に拒絶反応をおこし、日々の生活がままならない舞永さん。エレベーターで男性と2人っきりになるのは、私も勘弁だわ(>_<)不自然と思いつつ
も降りますね。というか私、エレベーターなどという恐ろしいものには乗りません。あっ東京タワーにのぼった時には、乗ったか(苦笑)富樫さんの妹の
チカさん、借金しているみたい。デートクラブに入ります(^^;;こんなことしたくなかった富樫さんが、舞永さんの家の前で待ってます。付き合っている人
がいるなら言ってほしいと。この時にちょっとしたことが起こり、富樫さんは勘付いてしまいます。マリさんのところに出向き、レイプされたという身元
不明子さんの特徴を聞く。マリさん「綺麗な子だったわよ〜」富樫さん「他には?」マリさん「そういえばキーホルダーを大事そうに持ってた・・・」
富樫さん「どんな?」マリさん「ウルトラマン」・・・完全にバレました。ここで強い富樫さんは、眠れないで苦しんでいる舞永さんのところへ行きます。
少しだけドアを開けて「どうしたんですか?」と聞く舞永さん。富樫さんが真剣な顔で「聞きたいことがあるんだ」と(>_<)うわぁーそこで聞くの・・・?
本人がうちあけてくれるまで、聞かないであげてほしいんだけど!!!どうなっちゃうのでしょうか(>_<)ズバリ聞かれたとしたら、何と答えればいいのか
私には思いつきません。さて、富樫さんと舞永さんは?


第3話 『悲しい告白』
ズバリ聞いてしまうのかと思ったら、富樫さんはちゃんと考えてますね。「身体の具合でも悪いのでは?」と気遣いながら、うっすらと雰囲気をにおわせます。
その優しさに舞永さん告白しそうになるのですが、やっぱりトラウマが邪魔をして「悪いところなんてない」と言ってしまいます。しかし、ここで凹んでばかりも
いられない富樫さんは「俺、何があっても君と一緒にいたい。君のこと大事にしたいと思ってる。君を守りたいと思ってる。君が好きだから」と四段活用とも
言うべき言葉で勝負に出ます!!!これにやられないとは舞永さんのトラウマは相当なものだと思いました。「君と一緒にいたい」だけでも嬉しいのに、「君のこと
大事にしたい」ですよ?その上に「君を守りたい」とまで言ってくれて、最後には「君が好きだから」ですよ?ここまで言うと嘘っぽいのかなぁ?本当に優しい人
か、詐欺師でないと、ここまでの言葉は出ないですよね。ジーンとしました。こんなに頑張ったのに、舞永さんは、まだ心を開いてくれず・・・富樫さん辛そう
です(>_<)舞永さんもツライのよね(>_<)この状況が気の毒過ぎて、別れたくなっちゃいますよね(T_T)

クリーニング店にやってきたマリさん。「自殺なんかしなきゃいいけど・・・」という意味深な捨て台詞を残して去ったものだから、気になってしまった富樫さんは
舞永さんの様子を見に行くのですが、電気が灯っていてホッ。公衆電話から舞永さんに電話をしてみるけど留守電。明日ディズニーランドへ行こうとメッセー
ジを残しました。待ち合わせ場所に、元気いっぱいに登場する舞永さんでしたが、精神科の先生であるマリさんと出会ってしまい、どんより〜とした空気に。
この時、ごろちゃん先生が舞永さんに余計なことばっかり言うので、慌てふためいている富樫さんが笑えます(>_<)「これからも一緒にどっか出掛けたいな」
って富樫さんは気遣ってくれるのだけど、アナウンサーになる夢を応援するって言葉が、今の舞永さんには重荷になったのかなーディズニーランドは混んで
るから行かないと言い出すしまつ。何人くらいの人と付き合ったか聞かれた富樫さんが、クリーニング店にきたOLさんと付き合ったと言うんですね!!!えーっ!!!
思いっきり驚きました(笑)洗濯物を出すほんの数分の間に2人に何が起こったのでしょうか(苦笑)で、舞永さんは、以前嫉妬深い人と付き合ったそうで、恋愛
なんてしたくないと言います。「何が言いたいの?」と聞く富樫さんに「私はあなたが思っているような女じゃない。自分のことしか考えてない」と言われたもの
だから、遂に最後の手段に出てしまう富樫さん(T_T)「俺は気にしない。君にあんなことがあっても、そんなこと気にしない」って(>_<)確かに富樫さん優しいの
だけど、相手の気持ち考えたら、その台詞は言いたくても飲み込むべきでしたね。優しさの中に見え隠れする自己防衛反応。別れたくないという自我の方が
勝ってしまった富樫さんでした。でも、そこまで考えてあげられる人っていないですよね。やっぱり、舞永さんを怒らせてしまい、何とも思ってないと言われ
ふられてしまいます。

マリさんに「自分の気持ち正直に話してみれば?」とアドバイスしてもらった舞永さんは、富樫さんのところへ向かいます。自分の気持ちを富樫さんに話した
舞永さんは、「好きだって言われて嬉しかった。でも私は、もうあの時の私じゃないから・・・。もし付き合ったとしても、あなたを傷つけるだけだから」と別れを
決意し、立ち去ろうとするんですが、富樫さんまたまた頑張ります!!!頑張り屋ですねー富樫さん!!!普通、男の人だったら、面倒くさいと思っちゃうのではない
でしょうか?「・・・だから付き合ってほしい。俺は、付き合いたい。今の君と・・・」の富樫さんの台詞で、自分のことでもないのに涙が出ました。そのことがあ
ってから2人とも前向きに頑張れるようになって、舞永さんなんて、あの満員電車に根性で乗り込みます(>_<)あれは、トラウマのない人でも嫌じゃないです
か?舞永さん、トラウマを克服しようと頑張っている姿がスゴイです♪愛の力ですね(*^-^*)しかし、2人でディズニーランドへ出掛ける時、例の現場を通る
と舞永さんのトラウマは息をふき返してしまいます(>_<)よかったーv道混んでなくて♪って大喜びしてる場合じゃないですってばー富樫さん(>_<)


第4話 『くちづけ』
車に酔ったとトラウマをひた隠す舞永さん。「レイプされた女性って99%別れるんだって」と言うマリさんの言葉を聞いて、それでは希少価値である1%に私は
賭けてみたいなぁと思っちゃいますね。富樫さん、舞永さんをバーベキューに誘います。相変わらず、現場付近を通ることができず「月が綺麗だから遠回りしよ
う」とハッキリものを言わない舞永さんを何となく不思議に思っている感じの富樫さんです。バーベキュー当日は、2人の行く末を暗示するかのような雨。こんな
時織田さんだったらスッキリ晴れ上がるのにね〜富樫さんは雨男なのかな?舞永さんが雨女なのか?下品な話とか下ネタとかやめて下さいと先生に念を押す
富樫さんが素敵です(*^.^*)野菜を切ろうと包丁を見てビビる舞永さんや、手を貸してあげることもできない富樫さんの切なさや、マリさんに舞永さんに病院に来る
ように言ってほしいと頼まれる富樫さんや、富樫さんのお母さん話を先生から聞く舞永さんとか、色々ありながらも無事帰宅した2人。疲れた?と気遣う富樫さん
をよそに、誰が今日行こうと言い出したのかと問い詰める舞永さん。マリさんと話していたことが気になっているようなのですが、別に大したことじゃないと隠そう
とする富樫さんにカチーン。何故レイプされたことを先生に話すのかと怒りをあらわにします。いつも悩みを聞いてもらってるからと富樫さんが言うと、私はあなた
の悩みなんだ!!!と、またまたぶつかり合う2人。あーあ。

マリさんに病院へ呼び出された富樫さんは、舞永さんのことは俺が何とかします!!!と断言。そこで、母親と出くわし、チカさんの様子が変だと聞かされるけれど、
自分達を捨てて愛人のもとに走った母親を憎んでいる富樫さんは、暴言を吐くばかり。母親もあまりの言われように逆ギレし、「もう2度とあらわれないよ!!!」と。
どうやら富樫さんが頑固なのは、母親ゆずりのようです(^^;;チカさん帰宅。富樫さんは、クローゼットを開け、高級な服が並んでいるのを見て、「どうしたんだ金!!!
まさか盗んだんじゃ・・・何考えてんだ!!!一体どうする気だ!!!」と怒鳴り散らします。その興奮しきった兄を罵るチカさんを、富樫さんは殴ってしまいます。今まで
自分のことに必死で、チカさんのことちゃんと見ていなかった富樫さんの落度もあるけれど、今まで父親がわり、母親がわりでチカさんを育ててきた兄の気持ち
を思うと切ないシーンでした。

舞永さんに電話する富樫さん。舞永さん「どうしたの?元気ないね」富樫さん「ちょっと疲れただけ」舞永さん「あんまり無理しないでね。仕事大変だろうけど・・・」
富樫さん「ありがとう。なんか声きくと元気出るよ」舞永さん「こんな声でよかったら、いつでもどうぞー」癒される瞬間ですね(T_T)チカさんには、癒される場所が
なかったのかな?電話だと素直になれる2人♪「でもやっぱり会う方がいいな。逢いたいよ、君に」と今の気持ちを言葉にする富樫さん♪そんな言葉をうけて、
舞永さんが野球の試合を観に来てくれます。ホームランを打ってと頼まれるけれど、大きなファールの後、耳にデッドボールをあび意識を失ってしまいます。
家でやすんでいる富樫さん。先生とケンくんは、気をきかせて帰ってしまいます。舞永さんと富樫さん、2人きりに。「ごめん・・・ホームラン・・・いつも肝心な
とこでダメなんだよな俺・・・チッキショー!!!」と悔しがる富樫さんの手にそっと触れる舞永さん。このシーンがめちゃめちゃ素敵なんです(感涙)そしてキスが
できた2人・・・物凄く感動しました(>_<)でも、トラウマは、そんなに簡単に克服できるものではなくて・・・(涙)


第5話 『心の傷』
突き飛ばされる富樫さん(T_T)「オレもダメなの?」と切なさ200%なのですが、首を横に振って「ごめんなさい」と走り去る舞永さん。でも、あまりのショックに
富樫さんは、舞永ちゃんを追いかけて「大丈夫」とは言ってあげられないんですね(T_T)洗濯ものみたいに舞永さんの心の傷は簡単にとれない・・とマリさん。
チカさんは、家に帰らず・・・チカさんをつきはなす富樫さんを見てケンくんは、チカさんの気持ち聞いてあげなきゃかわいそうだと声を荒げます。一方チカさん
は、エライことになってます。舞永さんとのわだかまりもとけ、デートの約束をする富樫さん。病院へ行った方がいいと切り出します。病院で検査をした舞永サン
でしたが、「何でもなかった」と。結果が気になる富樫さんは、相変わらず現場を避けて通ろうとする舞永さんに「今日も遠回りするんだ・・・」なんて余計なこと
言っちゃって、あきらかに嫌がられてしまい、当分忙しいから暇になったら電話すると告げられてしまいます。舞永さんも本当に鬱陶しいと思ったら「別れたい」
とハッキリ言うのでしょうから、まだ富樫さんのことを好きではあるのだと思います。

この頃自分がバカみたいに感じはじめてきた富樫さん。彼女のために何かしてあげたいと思っているのに心を開いてくれない舞永さんに、もどかしさや寂しさ
を感じているようです。その寂しさからか、舞永さんを車に乗せて現場へ連れて行くという荒療治に出ます(>_<)その状況だけでも辛くて耐えられない舞永さん
なのに、その上「話してほしいんだ。相談してほしいんだ。知りたい、君の苦しみとか辛さとか、全部わかりたい」と自分の感情を押し付けてくる富樫さんに、
遂に舞永さんは、「誰がそんなこと頼んだ!!!私は忘れたいのよ、どうして忘れさせてくれないの!!!いつも心配されるの重荷なのよ!!!」と、本心をぶちまけます。
私の中では、2人は終ったな・・・と思ったのですが、「少しは、わかってよ・・・」と最後に舞永さんが言ったので、わかってよ・・・と言うことは、まだやっていこう
という気持ちがあるのかな?とも思ったり?私のことではないので、舞永さんに聞いてみなければ奥深いところはわかりませんね。でも、このやり方はよくなか
ったと思いますよ。レイプした人と大差ない行動のような気がしますが・・・。

マリさんに舞永さんとのことを相談する富樫さん。「一体どうしたらいいんですか」と弱音をはく富樫さんに、私なら「別れなさい」とキッパリ言いますが、マリさん
は優しくてイイ人なんですね(T_T)本当は慰めてあげたいのだと思うのに、「オレはこんなに苦しいんだと弱音をはきたいだけだ」と叱ります。マリさん、きっと
これから男運よくなるよ♪そうなってほしいものです。マリさんの言葉で少し目がさめた富樫さんは、舞永さんに会いに行きますが、そこにはもう舞永さんは
いなくて・・・・。


第6話 『こんなに愛しているのに・・・』
電話をしまくって舞永さんを必死に探す富樫さん。もうやめた方がいい・・・と言ってあげたいけど、舞永さんも別れたいのなら、ハッキリ言ってから姿を消さ
ないと、まわりを混乱させてしまいますよね。きっとまだ好きなんだろうとは思うけど、それならそれで、もう少し何かメッセージを残してあげないと、富樫さんが
今後どうすればいいのか困ります。まぁ、相手のことまで考えている余裕がないのだとは思いますが、富樫さんも余裕がないだけに心配な展開です。
先生が言うように、少し富樫さんと距離をおきたいのだとは思うけど、そういう時はスパッと別れた方が気持ち切りかえられてよいのでは?相手も自由にして
あげてから自分も自由になった方が?まっそれは私の考えであって舞永さんの考えではないので却下ですかね(^^;マリさんと出会い、病院まで乗せて行って
あげる富樫さんですが、その時にマリさんが自分をプリティーウーマンのジュリア・ロバーツに例えて盛り上がっているのですが、全くその映画のことを知らない
富樫さんが終始冷めきっているのが面白かったです(^m^)マリさん、ストレートな人で可愛らしい♪「彼女のこと信じてあげなきゃ」と、富樫さんを励まします。

お母さんのお店でホステスまがいなことをしているチカさん。何と、お母さんは子宮ガンで、手術をせまられています。早々に店を閉めて、チカさんをドライブに
誘い出し、富樫さんのところへ連れて行きます。兄に反発するチカさんに、「どこにでも行け。2度と帰ってくるな!!!」と吐き捨てるのですが、お母さんが「世界に
たった1人しかない家族にどこへでも行っちまえなんて言うもんじゃない」と諭します。きっとこれが、我が子に最後にしてあげられる母親としての愛情だったの
でしょうね。お母さんのおかげで何とか一緒に生活できるようになった富樫さんとチカさんでしたが、妙にぎこちない2人。ケンくんが中和剤になってくれてます。
そんな時、突然舞永さんから電話がかかってきます。慌てた富樫さんは、どこにいるの?なんで引越しなんかしたの?今どこにいるの?と質問攻め。場所は
教えたくないという舞永さんに、じゃあ、どうして電話してきたの?なんて、考えなしなこと聞いちゃって(汗)「ウルトラマンに甘えたくなって・・・3分間だけ甘えさせ
て」と。こちらも自分勝手だなぁ・・・と私は思うのですが、世間の皆様のお考えは?妊娠していたら、もう一生電話しないつもりだったという舞永さん。妊娠してい
なかったそうで、本当によかったです(>_<)「会おうよ。もう、いいだろ?」と言う富樫さんでしたが、「もう3分たったみたい・・・」と電話を切られてしまいました。やっ
ぱり自己中だなぁー。精神を病んでいるから、少し感覚がズレているのだとは思うけれど、もう少し何か言葉があったんじゃないかとお互いに対して思っってしま
ったシーンでした。

マリさんと会う富樫さん。舞永さんから電話があったことを話します。マリさんに相談することが多くなってきているところから、富樫さんの心はマリさんにむか
っていることがわかりますね。それは、しかたないことだと思います。誰も富樫さんを責めたりできないですよっ。でも、やっぱりマリさんは、気持ちとは裏腹
に富樫さんを突き放すんですね。そだよね・・・今の富樫さんと付き合うなんて絶対嫌ですよね。でも、自分ではない別の女性のことを思っている人のことを愛
していられるなんてスゴイなぁ・・・と思うのですが、どういう気持ちなんでしょうね・・・やっぱり「バッカヤロー!!!」な気持ちなのかな?色々あって、舞永さん、
富樫さんのもとへやってまいります。さまざまなことを聞いてくる舞永さんですが、富樫さんは、「何でそうやって悪い方ばっかりに考えるの?逃げてるだけじゃ
ないか・・」と言うんですね。確かに私も1番最悪な状況をまず想像するかなぁ〜。もし1番最悪なことになっても、ショック度が軽減されるじゃないですか?自分
勝手だけど、誰だって自分を守りたいですもんね。自分よりも相手を守りたいと思えたら、本当の愛なのかしらね。で、ここで2人は、最悪な状況になってしまう
んですよね。また何で富樫さんはついて行ったの?「守る」って言ったんじゃないの?って。それは「許した」ことではないとわからないのかな?って、色々と2人
に対して感情移入が困難になってまいりました。タイトル通り、お互いがそんな気持ちで苦しんでいるというラスト。神様は、2人に試練を与えすぎですね・・・


第7話 『別離』
舞永さんに、電話で頭を殴られる富樫さん(>_<)この時、これが織田さんだったら・・とふと思いました・・3倍返し・・舞永さん死んじゃうと(爆)とりあえず富樫さんで
よかったのですが「俺にだって感情はあるんだよ・・・所詮オレのことなんか好きじゃないんだ」と怒る富樫さん。だから、その覚悟がないのに、来たらダメって言っ
たのに(T_T)でも富樫さんの気持ちは、わかります。早く楽になって下さいm(_ _)mそんな傷ついている富樫さんに舞永さんは、「あなたは優しくなんかない。自分
勝手なだけよ」と・・・。富樫さんは、優しいと思いますよ。ここまで付き合ってくれて・・・少しは感謝しなくては・・・と私なら思いますが、舞永さんは我儘を言うこと
で愛を確認しているのかもしれませんね。でも富樫さんには、そんな余裕は全くないということを理解していないのでした。遂に別れを決めた2人。これでいいんだ
と私も思う。縁がなかったというよりは、2人に強さがなかったという感じかな?別れてみてわかることもあるだろうから、これからはそれぞれの道を強く生きていっ
てほしいと思いますね。

富樫さんは、先生の娘さんのトモちゃんとマリさんを誘って3人で遊園地へ。この時、さすが精神科の方だけあってマリさん、トモちゃんの心をうまく掴みます。
富樫さんというか織田さん、やっぱり絶叫ものに乗ってませんね(笑)冗談じゃない!のとき乗っていたので驚きました〜。一方PTSDの舞永さんは、とにかく逃げない
こと・・・とマリさんからアドバイスをもらって例の現場へ。うずくまっているところに、ハンゾウとチカさんが!!!その足で、お母さんのところへ。この時、お母さんが話
す授業参観のエピソードに涙が出ました。「僕のお母さんは世界一って(涙)」特に男の子はお母さんに執着する時期なのに、かわいそうですね。お母さんと舞永
さんって似てるね・・・ってチカさんが言います。実は、先生にも切ないエピソードがあって、彼もしっかりPTSDなのではないかと思いました。TVショッピングに
舞永さんが・・・自宅をつきとめて待ってる富樫さん(>_<)あれぇ〜別れたんじゃ!!!予想通り舞永さんにも「何ですか?もう会わないって言いませんでしたっけ?」と
軽くあしらわれます。別れたら女は思いっきり冷たくなれますからねぇ(^^;;富樫さん「たたかうんだったら、2人でたたかわないか?2人で協力してやって行こうよ!」
と言うけど、もう別れたんだもんね・・・それはもうアナタの役割ではないということです。もう少し時間を置いてみたらどうでしょう?それで完全に心が離れてしまっ
たとしても、それが運命なのだから。

様子のおかしい舞永さんは、マネージャーさんに「何か隠してるでしょ?」と問い詰められますが、あくまでも嘘をつきとおす姿勢に誠意がないと首を切られます。
職を失ってしまった舞永さん。一方富樫さんは、酔っ払ってマリさんに付き合わない?と言ったり、ナンパしたりと荒れてます。怪我をした富樫さんの手当てをして
あげるマリさん。その時、富樫さん、マリさんに甘えちゃうんですね。舞永さんは、富樫さんに電話をするけど(なぜ電話するのか?私にはわからないが・・)出ない
ので富樫さんの家に向かい、マリさんとの現場を見てしまうんですね。泣いて立ち去る舞永さんですが、もう別れたのだから、2人を見守ってあげなきゃ。
自分がツライように相手もツライってことをわかってあげてほしいなと思います。でも、1番ツライのは、マリさんですよね。何の罪もないのに、犠牲になって。


第8話 『私の中の他人』
これでいいんだと言う富樫さん。私もそれが正解だと思うな。ここで追いかけて行ったら、マリさんが気の毒すぎます。でもやっぱり追いかけちゃうんですけどね。
遂に決意したのか富樫さんは、マリさんに付き合ってくれと告白することを先生にうちあけます。お似合いだと言ってくれる先生ですが「ただ付き合うなら本気で
付き合え。誰かのかわりにするな」とするどいチェックが入ります。ほんとだよね・・・勢いで付き合われると、4人が傷つくことになっちゃいますからね。

職を失った舞永さんは、田舎に帰ってお見合いをしますが、「どうせあなたも他の男と一緒・・・」と暴言を吐き、父親を激怒させ、勘当されてしまいます。「自分が
恥ずかしくないのか」と父親に言われ自暴自棄になり、自分自身がわからなくなってしまう舞永さん。一方チカさんは、クラブに出入りし、富樫さんは、飲んで寝て
ばかりで全く仕事に身が入らず、仕事放ってマリさんとお出掛け。マリさんから、舞永さんが田舎に帰ったことを聞かされ、もう1度彼女の支えになってあげてほし
いと頼まれるも「彼女の心の部屋に入れるのは、君みたいな人なんだよ。オレじゃない」と、言い放ちます。店をやめようかと言う富樫さん。毎日、人の物洗ってる
の嫌になったと。それを聞いてケンくん「社長の仕事が好きだから・・・尊敬している・・・」と言ってくれるんですね(T_T)ケンくんの方がよっぽど男らしい。トモちゃん
のところへ行って一緒に暮らそうとする先生がいたり、店を閉めるという富樫母がいたり、富樫さんのところに遊びにくるマリさんがいたり・・と、それぞれが色々な
人生を歩みながら闘ってます。

自分を失っている舞永さんが、悪そうな男に連れて行かれるところを目撃したチカさんは、富樫さんに電話!!!マリさんがいたけれど、舞永さん救出にむかいます。
男達の部屋から舞永さんを助け出すのですが、倉庫に隠れた舞永さんがトラウマに襲われ「出して」と声をあげてしまいます。その時、富樫さんが舞永さんの口
をふさいで「我慢してっ」って言うのですけど、それは酷だわ・・・。私も閉所恐怖症がひどかった時、息ができなくなって目がグルグルまわりはじめて死ぬかと思
ったことがあるので、トラウマのある舞永さんは、そんなものじゃなかったと推測することができます(>_<)でも、舞永さんが叫んでしまったので悪いヤツラに気付
かれてしまい、富樫さんは舞永さんを身を挺して守るんですね(T_T)殺されてしまうぐらいボコボコにされる富樫さん・・・


第9話 『逃避行』
助けを呼ぶ舞永さんとチカさん。全身打撲の富樫さん。私のせいだ・・・と自分を責める舞永さんは、献身的に富樫さんの看病をするマリさんを見、病院から姿を
消します。富樫さんは目覚めますが、舞永さんが手紙を置いて出て行ったことを知らされます。「もうあなたとは会わないつもりです。誰にも迷惑かけないよう1人
で生きてゆきます。今までこんな私のために色々ありがとう!!」と。だんだん快方にむかう富樫さん。そんな時、先生は競馬場へ。そこで清掃作業をしている舞永
さんを見つけます。富樫さんには言わないでという舞永さん。先生は、トモちゃんを引き取りに行きますが、アナタといたらトモコは絶対幸せになれないと言われ、
自分が愛したくてたまらない人のそばにいられない・・・と嘆きます。

富樫さんの退院祝いにかけつける先生。富樫さんに「相手にI Love youを伝えるのって難しい。でも愛している人にはちゃんと伝えなくちゃ・・・おまえがやること
はたった1つ、競馬場へ行け!!!」と粋なはからいをします。ガンである富樫さんのお母さんは、死が怖い。心細くて・・・誰かに甘えたいけど、私にはそれができな
い・・・と苦悩します。先生に言われた通り、競馬場へ足を運んだ富樫さんは、舞永さんを見つけ「何やってんだよ!!!」と。舞永さんは「ここには、私に気をつかう人
なんていない・・・ここでやってくつもり」だと言いますが、「今みたいに暗い顔して?」と言う富樫さんは、先日の事件で初めて死ぬかと思った。何て自分は無力
なんだと思った。2度とあんなめにあいたくないと思ったら、あの時の君の気持ちがわかった。もっと早く気がついていれば君と・・・ごめん・・・と続けます。

家に帰ると、店の掃除をしているケンくん。それを見て、「明日から店あけるぞ!!!頼むぞ!!!」と富樫さん。一方、舞永さんは、自分を治したいと決意を固め、マリさん
の病院を訪れます。これからの治療には、ツライことがあるかもしれないので、挫折しないよう君のことを支えてくれる人が必要だと先生に告げられる舞永さん。
私は、てっきり富樫さんにお願いするものだと思っていたのですが、富樫さんには頼まないで母親に頼もうとしているのか、レイプされたことを告白しました。その
頃、富樫さんのお母さんは、手術。チカさんが富樫さんにお母さんのガンのことを告白し、母に付き添います。先生は、「お前をさらいにきた」と、トモちゃんのとこ
ろへ。これからどうなってゆくのかはわからないけれど、いま自分にできることを、精一杯に、それぞれが動き出した9話の終わり。


第10話 『あなたにいてほしい』
レイプのことを打ち明けるも、パニックになってしまい、キーパーソンどころではない舞永さんのお母さん。とりあえず治療は1人でやらせてほしいと頼みます。
富樫さんは、冷たい言葉を吐いたものの、手術中の母のことが気になる様子。先生は、トモちゃんを連れて富樫さんのところに現れ、暫く預かってくれないか
と頼みます。睡眠治療がはじまる舞永さん。全部思い出させていくようですね・・・これは見ている方もつらい。「直樹さんに会いたい」と感極まる舞永さん(>_<)
病院で、富樫さんのお母さんにレイプされたことを話す舞永さんですが、その時、富樫さんがいたから立ち直れた。もっと甘えればよかった。私と同じ間違い
しないで下さい。直樹さんと仲直りして下さい・・・そしたら病気も良くなると思います。って言うんですね(T_T)自分のことだけではなくて、富樫さんのこともお母
さんのことも思いやることができるようになってとても変わってきているように思います。先生は、学校でトモちゃんに「お母さんは、心の病気だったんだ」と話し
ますが、トモちゃんはやっぱり、おじいちゃん&おばあちゃんのところへ帰ります。タクシーの中から、意味深に頷くトモちゃん・・・何か思いがあってのことなの
でしょうね。

ハンゾウがいない。富樫さんが探していると、舞永さんからTEL。ハンゾウが例の現場に舞永さんといます。この時に舞永さんが富樫さんに向けて発する言葉
が感動的なんですよね。「ここは、すごく嫌な場所だけど、それ以上に素敵な場所だって、あなたが来るのを見て、今思った。だって、あなたに会った場所、
ハンゾウが、あなたに会わせてくれた場所だもん」って。いい言葉ですねぇ〜。悪い方ばかりに考えていると、何もかもが地獄に思えるけど、ふっと目線をかえ
てみたら、全く違う世界が見えてくることもあるんですね。思わぬ言葉に驚きました。よく思い出したね〜舞永さん♪この時、富樫さんに、3分でいいからと、
お母さんに会うことをお願いする舞永さん。さみしそうにしている富樫さんを見てお母さんは、「この世に生まれたら必ず死ぬの。それが人生。でも1人で生きる
のは、さみしいよ。これっていう人が見つかったら、絶対離しちゃダメ。そんなあやまちだけはしちゃダメだ」と富樫さんにメッセージを届けます。
病院を出た2人。舞永さんが「これからも時々、お母さんに会いに行ってあげて」と言うと、「そうする」って素直になる富樫さんが、こちらも舞永さんに負けない
ほどの素晴らしい言葉を発するんですね。「助けてくれないかな?これからもずっと俺を助けてくれないかな。今まで君を守りたいとか言ってたけど、助けて
ほしいのは俺の方なんだ。守ってほしいのは俺の方なんだ。君にずっとそばにいてほしいんだ。じゃなきゃ、生きてく勇気も元気もわきそうにないんだ俺」って。
そんなこと言われたら、嬉しくて泣きますよね。舞永さん、「ありがとう♪」って(*^o^*)わぁ〜い、よかった♪やっと、2人の素直な気持ちが通じ合いました♪
あーーー長かった!!!

2人で治療をうけることになるわけですが、幸せな2人とは裏腹に、マリさんがかわいそうなんですよね。失恋とは、こういうものなのでしょうから、切ないけど、
受け止めるしかないのかな。体育館で、治療を試みる富樫さんと舞永さん。バスケをする富樫さん(嬉)もう〜この時の2人が、物凄いバカップルぶりを発揮し
てるんですね(笑)今までがヘビーすぎたので、たまには甘々もいっか〜♪とは思うものの、あまりのギャップに笑えます(^m^)舞永さんのトラウマが完治する
日もそう遠くなさそうな気がしますね♪頑張ってね♪


第11話 『犯人と対決』
頑張る舞永さん。「あんまり頑張りすぎるとよくないよ」と富樫さんは、朝まで一緒に居てくれます。「またあなたに迷惑かけたみたい」と舞永さんが言うと、
「オレ嬉しかった・・・君が初めて甘えてくれたから」と富樫さん。とても心あたたまるシーンです。田舎から出てきた舞永さんのお父さんに、彼女への愛を告白
し、治療をする舞永さんの姿を見てもらうが、耐え切れず逃げ出してしまったお父さんを、富樫さんは例の現場に連れてゆきます。舞永さんのお父さんに対
する愛を伝えると、お父さんも舞永は私の宝だと愛情をあらわします。舞永さんは、ただお父さんの言いなりになっているお母さんのようにはなりたくなかった
そうなんですね。確かに昔の夫婦って、3歩下がってではないけれど、自分の感情を押し殺して、ただただ「はい、はい」とかしずく典型的な奥様像って根強
かったかも?逆に今はそんな奥様が希少価値になっているのが切ないですが、時代にあった生態に生き物は変化してゆくようですね(笑)

家族でどこかへ出掛けるのが夢だったという富樫母。外へ行きたいと訴えます。富樫さんは、母の「外へ行きたい」が別の生きたいに聞こえた。ここで死にたく
ない・・・もっと生きたいと感じたと言い、マリさんに外出許可をもらいます。寒い中でも家族3人の絆があたたかくて、3人の写真が素晴らしい思い出となること
を予感させます。「母さん!!!」と呼んであげる富樫さん。「直樹ー!!!」と手を握るお母さん。「オレのこと生んでくれてありがとう!!!」と言ってあげるんですね。優しい
子を授かったことがお母さんの何よりの宝となりましたね。お墓参りをする富樫さんと舞永さん。オレ達に悔いの無い人生を送ってほしいってメッセージを残し
てくれたのだと、母の死から理解することができた立派な富樫さん。

服を買い、自転車を買う舞永さん。ここで、違反ですが、自転車の2人乗りをするシーンがあります。このドラマの2ショットの中で私が1番好きな場面が、この
2人乗りのシーンです♪ずっと重苦しく息がつまりそうな2人の姿ばかりでしたので、ここだけは自分に置き換えて、いいな〜vって思うことができました♪舞永
さんの事件と類似した事件の容疑者が捕まったので面通しをしてほしいと頼まれる舞永さん。この時の容疑者を見る富樫さんの目の演技が強烈でした。


第12話 『最高の復讐』
犯人であることを確認する舞永さん。被害者が告訴せず泣き寝入りするケースが多い。今後同じような被害者を出さないためにも、あなたが訴え
てくれないか?とお願いされるが、2人が出した結論は、治療に専念するというものだった。先生は、トモちゃんから質問ばかりの手紙をもらう。
色々と考えた先生は、塾をやめて静岡に引っ越すことを決意する。「トモコは、俺と暮らしたくないとは1言も言ってない。会いたければ、俺がトモコ
のところへ行くべきなんだ」と気づくのでした。

俺たち、楽な道を選ぼうとしてるのかな?オレ、どうしたらいいんだろう?と悩む富樫さんが物凄くイイ男で、恋しちゃいました。好きだなぁ♪
レイプされた日、会う約束をしていたグラウンドでもう1度会いたいという舞永さん。これから強くなることを宣言します。待てど暮らせど、待ち
あわせ場所に現れない舞永さんのことを想い、何で止めなかったんだオレは・・・と悔しがる富樫さん。そうこうしているうちに、舞永さんが息をきら
せてやってきます。途中で事故した人がいて、救急車を呼んでいたら遅くなったと舞永さん。もう絶対離さないと富樫さん。ここで、織田さん初の
ベッドシーンがありますのでお楽しみに(笑)人生最高の日がわかったという舞永さん。あの事件があった日、富樫さんに会いに行く日が1番幸せ
だった。あんなことがあったから、すっかり忘れていたけれど、あの日は人生最高の日だった!!!と舞永さんが言いニコッて笑う富樫さんと舞永さん♪
この時の2人の表情が素のような感じで、とってもかわいかったです♪

「やっぱり告訴しよう!!そうしなきゃいけないような気がする」と富樫さんが言うと、「私も同じこと考えてた。レイプされた人の本当の気持ちはわから
ないって言うけれど、私はレイプする人の気持ちがわからない」と舞永さん。裁判に挑む2人。この時に舞永さんが「裁判で色々あると思うけど、
お願いだから犯人を殺したいとか思わないで。憎しみからは何も生まれないと思うから」と言います。その言葉をうけて富樫さんが「最高の復讐は、
俺たちがいい人生を送ることだから」と返すんですね。このドラマでみんなに1番強く伝えたかったメッセージは、ここではないかと私は思いました。
人を憎んでも、人を殺して復讐を果しても、自分自身をより貶めるだけ。そんなことより、この悩み苦しんだ、もう2度と味わいたくない嫌な出来事を
ステップにして自分を成長させ幸せを掴んだ方が、貪欲だし利口だと思いたい。何も卑怯な犯人と同じレベルに自分をおとすことはないですもんね。
そんなことを思いながら、見えない真昼の月を見上げるようになりました。心の傷を治す特効薬は、世界のどこにもないけど、自分の気持ち1つで
色んな自分に切りかえられるのだということを教えてくれたドラマでした。心の傷は一生消えなくても、小さくなって薄くなって痛みがなくなって癒さ
れる日はきます。自分の心のありよう1つで♪傷ついている人・悩んでいる人・頑張ろうとしている人、このドラマを見て、自分なりの答えを見つけて
下さいね☆

舞永さんは、マネージャーさんに本当のことをうちあけて、仕事復帰。チカさんは、小児科で読み聞かせのボランティア。静岡に旅立つ先生を見送る
富樫さんと舞永さん。私のそばにはウルトラマンがついてますから♪と、先生にウルトラマンのキーホルダーを差し出します。この時、富樫さんな
織田さんが「シュワッチ!!!」って、ウルトラマンのマネをするのが、ウルトラレアなシーンでした(笑)静岡に向かっている先生の車の前に、大きな荷物を
抱えたマリさんが(*^-^*)そっか〜そうなったんだ〜♪精神科の先生だし、ごろちゃん先生がトラウマを克服する日もすぐそこですね♪重いテーマで
したので、あまり笑い飛ばした表現ができず、ドラマよりアンタの感想が暗くて重いわ!!!って感じですが、暗いドラマが苦手な私も、しっかりとした骨太
でテーマのあるドラマは、暗くても重くても、最後は心が軽くなって幸せになれるんだな〜って思わせてくれた織田作品でした☆貴重な作品を本当に
ありがとうございましたm(_ _)m役作りが困難だとは思いますが、また重いテーマにも取り組んで下さいねvお疲れ様でしたv