邦画や行



妖怪大戦争オススメ度:★★★☆☆

初公開年月2005/08/06 【製作国】日本 【上映時間】124分【ジャンル】アドベンチャー/アクション/コメディ
************************************************************************************ 
【スタッフ】
監督: 三池崇史
製作: 黒井和男
プロデューサー: 井上文雄/清水俊
プロデュース: 水木しげる (プロデュースチーム「怪」)
荒俣宏 (プロデュースチーム「怪」)
京極夏彦 (プロデュースチーム「怪」)
宮部みゆき (プロデュースチーム「怪」)
製作総指揮: 角川歴彦
企画: 佐藤直樹
脚本プロデュース: 荒俣宏
脚本: 三池崇史/沢村光彦/板倉剛彦
撮影: 山本英夫
特殊メイク: 松井祐一
美術: 佐々木尚
デザイン: 百武朋 (妖怪デザイン)
井上淳哉 (妖怪デザイン)
竹谷隆之 (妖怪デザイン)
韮沢靖 (機怪デザイン)
造型: 松井祐一/百武朋
編集: 島村泰司
主題歌: 忌野清志郎 『愛を謳おう』/井上陽水
CGIディレクター: 太田垣香織
CGIプロデューサー: 坂美佐子
スタントコーディネート: 辻井啓伺
音響効果: 柴崎憲治
企画協力: 郡司聡
照明: 木村匡博
操演: 鳴海聡
装飾: 西尾共未
録音: 中村淳
助監督: 山本英之
妖怪キャスティング: 京極夏彦
************************************************************************************
【キャスト】
神木隆之介/稲生タダシ
宮迫博之(雨上がり決死隊)/佐田
南果歩/稲生陽子
成海璃子/稲生タタル
佐野史郎/「怪」編集長
宮部みゆき/宮部先生
大沢在昌/読書好きのホームレス
徳井優/駐在
板尾創路(130R)/アナウンサー
ほんこん(130R)/屋台のオヤジ
田中要次/よういちの父
永澤俊矢/阿倍晴明
津田寛治/大人のタダシ/タダシの父
柄本明/牛舎の農夫
菅原文太/稲木俊太郎
近藤正臣/猩猩
高橋真唯/川姫
阿部サダヲ/川太郎
田口浩正/一本だたら
遠藤憲一/大天狗
根岸季衣/砂かけ婆
三輪明日美/ろくろ首
吉井怜/雪女
蛍原徹(雨上がり決死隊)/豆腐小僧
石橋蓮司/大首
忌野清志郎/ぬらりひょん
竹中直人/油すまし
荒俣宏/山ン本五郎佐衛門
京極夏彦/神ン野悪五郎
水木しげる/妖怪大翁
岡村隆史(ナインティナイン)/小豆洗い
栗山千明/鳥刺し妖女・アギ
豊川悦司/加藤保憲
************************************************************************************
水木しげる・荒俣宏・京極夏彦・宮部みゆきの強力布陣で臨む「怪」プロデュースの妖怪映画。
68年に発信された妖怪映画「妖怪大戦争」を基に原案を作成し、「着信アリ」「ゼブラーマン」などを
手掛けた
鬼才・三池崇史監督が映画化した痛快冒険ファンタジーである。
総製作費13億円を投じた
と言われるこの映画。いかにも・・・という物凄い大作映画というわけではなく、小さくまとまったコメディー
路線の妖怪ものというところが非常にバカバカしくてユニーク。
いきなり「すねこすり」という可愛らしい生き物が登場するのだが、これで13億円〜?というくらいの雑
なシロモノにまず苦笑いできる。そして「鬼太郎」ファンの私には、怖可愛い妖怪達や無人バス等、ワク
ワクがいっぱい。主役の神木隆之介くんをはじめ、そうそうたるキャストにも、エンドロールを見て驚かせ
てもらえる。というように、とにかく妖怪が楽しい映画であり、ストーリーにはさほど魅力はない。
妖怪映画にはほど遠いと思われるお色気もあるところから、男性ウケ狙いの映画であるともいえよう。
特に楽しかったのが、岡村隆史さんが演じた「小豆洗い」。全く役に立ちそうにない地味な妖怪にスポット
をあて、ラストにはトボケた大活躍っぷりが爆笑ものだ。近年、踊る大捜査線などにちょい役で出ている
岡村氏。芸達者ぶりを生かし、独特の可愛い情けない妖怪に仕上げてきている。コメディー映画であり
ながらもメッセージ性はしっかりと主張してあり、ラスト近くで川姫が言った「復讐するのは人間だけ」の
言葉にハッ!とさせられた。罪を憎んで人を憎まず。なかなかできる事ではないが、人間の心がそう
なってゆけば、きっと人類は平和になるんだろうなと感じられた映画であった。かなり昔になるが、大映から
発信された映画「妖怪百物語」も機会があれば観てみたいなと思った。
<2006.8.11.金曜ロードショーにてTV放映あり>

容疑者 室井慎次オススメ度:★★★☆☆

初公開年月】2005/08/27 【製作国】日本 【上映時間】117分【ジャンル】ドラマ
************************************************************************************ 
【スタッフ】
監督:君塚良一
製作:亀山千広
プロデューサー:金井卓也・臼井裕詞・堀部徹・安藤親広
アソシエイト・プロデューサー:小出真佐樹
脚本:君塚良一
企画:関一由・阿部秀司・島谷能成・渡辺純一
撮影:林淳一郎・さのてつろう
特殊メイク:松井祐一・山口美雪
音楽:松本晃彦
編曲:磯野雅宏
美術:増本知尋
編集:菊池純一
衣装(デザイン):岡田敦之
録音:本田孜
スクリプター:柳沼由加里
スチール:宮田薫
音響効果:佐々木英世
監督補:佐藤英明
************************************************************************************
【キャスト】
柳葉敏郎(室井慎次)
田中麗奈(小原久美子)
哀川翔(工藤敬一)
八嶋智人(灰島秀樹)
筧利夫(新城賢太郎)
真矢みき(沖田仁美)
柄本明(津田誠吾)
吹越満(篠田真一)
佐野史郎(窪園行雄)
木内晶子(桜井杏子)
山崎樹範(神村誠一郎)
津嘉山正種(池神警察庁次長)
升毅(坂村刑事企画課課長)
中原丈雄(榊原官房審議官)
松永玲子(河野脇子)
大和田伸也(安住副総監)
小木茂光(一倉正和)
寺泉憲(金子総務部部長)
高橋昌也(深江巧太郎)
品川徹(検事総長)
北村総一朗(神田署長)
小野武彦(袴田健吾)
斉藤暁(秋山副署長)
大杉漣(横山邦一)
モロ師岡(桜井宗男)
河西健司(多田野刑事部部長)
矢島健一(菅野警備部部長)
並樹史朗(大村)
大河内浩(今野刑事局局長)
浜田晃(島津生活安全部部長)
田鍋謙一郎(早坂卓治)
佐藤恒治(渡部広太)
水谷あつし(鈴木英夫)
村上航(流川茂)
長坂周(倉本二郎)
野間口徹(根本強兵)
海老原敬介(向田敬介)
須永祐介(山下祐介)
田中圭(黒木孝夫)
伊達暁(石本一馬)
田仲洋子(神村静江)
野元学二(千田実)
しのへけい子
矢嶋俊作
武田まる美
山浦栄
長棟嘉道
高橋睦美
戸辺俊介
戸谷昌弘
積圭祐
砂丘光男
************************************************************************************
「交渉人・真下正義」に続く踊る〜スピンオフ映画第2弾。踊る大捜査線の醍醐味でもある
くすっと笑えるコミカルシーンはほとんどない。スリーアミーゴーズが登場した時には、何だか
妙にホッとしたほどだ。笑いたい方にはオススメできないが、クソ真面目な室井さんが見たい方
には、そこそこ楽しめるのではないかと思う。私としては、踊るレジェンドスペシャルで放送された
「逃亡者・木島丈一郎」のドラマの方が好みであるが、こちらの映画には本家踊る〜の面々が
多く出演されているので、脇を楽しめる点では幸せ感が増すであろう。柳葉=室井さんが、役作り
の為かやつれた表情をしているところにプロ意識の高さを感じたが、この映画を見てつくづく思った
のは、室井さんは青島がいてはじめて輝くキャラなんだな・・・という譲れない事実。
ということで、室井さんというよりは、いい感じにカワイイ田中麗奈さんや、室井より目立っている
哀川翔さん、相変わらずカッコイイ真矢みきさん等々
のキャラの方が光っている映画でしょう。
踊る〜ならではの音楽や室井を魅せる巧みなカメラワークは、番外編といえどもバッチリです。
「交渉人・真下正義」よりは好きかな。しかし、楽しめたかというと、そうでもない。そんな映画。
<2006.10.21.土曜プレミアムステージにてTV放映あり>