邦画ら行


Life〜天国で君に逢えたら〜オススメ度:★★★☆☆

【公開日】2007/08/25【製作国】日本【上映時間】118分【ジャンル】ドラマ/ラブストーリー
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スタッフ
監督:新城毅彦
製作:島谷能成/信国一朗/島本雄二/久安学/原裕二郎/井上良次/沢井和則/次原悦子/後藤尚雄/喜多埜裕明
プロデューサー:仁平知世
プロデュース:平野隆
エグゼクティブプロデューサー:市川南
アソシエイトプロデューサー:山内章弘/辻本珠子
企画:平野隆
原作:飯島夏樹『天国で君に逢えたら』『ガンに生かされて』(新潮社刊)
脚本:斉藤ひろし/吉田智子
撮影:斉藤幸一
美術:金勝浩一
編集:深沢佳文
音楽:吉俣良
音楽プロデューサー:桑波田景信/岩瀬政雄
主題歌:桑田佳祐『風の詩を聴かせて』
VE:平金聡一郎
VFXスーパーバイザー:立石勝
スクリプター:藤島理恵
ラインプロデューサー:藤原恵美子
照明:関輝久
録音:井家眞紀夫
助監督:吉村達矢/中西正茂
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キャスト
大沢たかお/飯島夏樹
伊東美咲/飯島寛子
真矢みき/藤堂玲子
袴田吉彦/篠田
川島海荷/飯島小夏
石丸謙二郎/武藤医師
哀川翔/藤堂完

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38歳という若さで他界した世界的プロウインドサーファーである飯島夏樹氏の半生を描いた映画。ガンに侵され余命宣告
をされながらも執筆し続けた前向きな生き方には、共感するものがある。しかし、ノンフィクションでありながら、どこか作りもの
のような美しさを感じてしまうのが、邦画ならではの致命傷に。ウィンドサーフィンやオーストラリア・ハワイが舞台となっている
ため、背景が美しいのは理解できるのだが、肝心の死と向き合う本人や家族の描き方が妙にサラッとしていて、胸に迫るもの
がない。意図的にそうしているのなら仕方ないが、こういう作品を映画化する場合は、ある程度、あなたが死に直面した時には
どうしますか?という問題定義や、映画を通して自分自身が死に直面する必要があると思うのだが、この映画に至っては、自然
美に感動!の一言に集約されてしまう。キャスト的にも問題があったのか?悲壮感が感じられなかった。どこにテーマを置くか
で随分印象の違う映画ではないかと思うが、ウツ病に陥った経緯やパニック障害を引き起こすことによって巻き込まれる家族の
苦悩など、死を見つめる上で避けては通れない描写が弱すぎる気がした。フィクションとしてなら、また違った捉え方ができる
作品かもしれない。1つ賞賛するのは、大沢氏がウインドサーフィンの練習をして実際に演じていること。プロウインドサーファー
までは演じきれないとはいうものの、そのチャレンジ精神には頭が下がる。そのあたりのたくましさは映像から伝わってくるが、
反対側の病魔に侵された暗闇サイドの方をもう少し作りこんでもらえるとよかった。ただこの映画を観ることによって、飯島夏樹
というプロウインドサーファーの存在を知らなかった人達が、彼の存在に触れられるという喜びは大きい
と思う。