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アイ・アム・レジェンド【オススメ度:★★★☆☆】

| 上映時間:100分・製作国:アメリカ・初公開年月:2007/12/14・ジャンル:SFホラー/アクション/ドラマ ********************************************************************************************* スタッフ 監督:フランシス・ローレンス 原作:リチャード・マシスン “I Am Legend”(吸血鬼 / 地球最後の男 / アイ・アム・レジェンド ハヤカワ文庫) 脚本:マーク・プロトセヴィッチ/アキヴァ・ゴールズマン 撮影:アンドリュー・レスニー 音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード 制作:アキヴァ・ゴールズマン/デヴィッド・ハイマン/ジェームズ・ラシター/ニール・H・モリッツ/アーウィン・ストッフ プロダクションデザイン:ナオミ・ショーハン 衣装デザイン:マイケル・キャプラン ********************************************************************************************* キャスト ロバート・ネビル:ウィル・スミス サム(サマンサ):アビー アナ:アリシー・ブラガ イーサン:チャリー・ターハーン アルファ・メイル:ダッシュ・ミホク ゾーイ・ネビル:サリ・リチャードソン マリー・ネビル:ウィロウ・スミス アリス・クルピン博士:エマ・トンプソン ********************************************************************************************* ◆リチャード・マシスンによる古典的傑作「地球最後の男」の映画化。SFは好きなのだが、非常に 世界観がわかりづらく、また粗さばかりが目立ち緻密さが感じられない大ざっぱな映画という印象 をうける。孤独感も伝わりはするが、何をしているのかよくわからない為、ある意味1人芝居状態。 お約束のゾンビも登場はするのだが、全体的に流れが単調なので、睡魔に襲われそうになるほど 退屈な100分を過ごすことになる。SFといったら、ハラハラドキドキするものだが、退屈とはこれい かに?2時間超えなかったことが救いとしか言いようがない。これだけの作品を映画化するのなら 何か1つ心を打つテーマやシーンがあればインパクトを残すことができるのだが、結局私の記憶に 鮮明に残ったのは、殺伐としたニューヨークの街並みだった。これで主役がウィル・スミスでなけれ ば、一体何の映画だったかすら忘れ去られていた可能性もある。ラストがどうのこうのより、まずは 伝えたいことを明確に明瞭にして映画化を目指していただけると助かる。SFと呼ぶにも、ホラーと 呼ぶにも、アクションと呼ぶにもやや抵抗を感じる作品で少々後味が悪かったが、孤独になりたい 人には、なかなかの良作かもしれない。時に衝動的だが、しんみりと孤独を味わえるはず。 |
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アイランド【オススメ度:★★★★☆】

| 上映時間:136分・製作国:アメリカ・初公開年月:2005/07/23・ジャンル:SFスリラー/アクション ********************************************************************************* スタッフ 監督:マイケル・ベイ 製作:マイケル・ベイ/イアン・ブライス/ウォルター・F・パークス 脚本:カスピアン・トレッドウェル=オーウェン/アレックス・カーツマン/ロベルト・オーチー 音楽:スティーヴ・ジャブロンスキー 撮影監督:マウロ・フィオーレ 編集:ポール・ルベル/クリスチャン・ワグナー ********************************************************************************* キャスト リンカーン・6・エコー/トム・リンカーン:ユアン・マクレガー ジョーダン・2・デルタ/サラ・ジョーダン:スカーレット・ヨハンソン ローラン:ジャイモン・フンスー メリック医師:ショーン・ビーン スタークウェザー:マイケル・クラーク・ダンカン マック(ジェームス・マッコード):スティーヴ・ブシェミ ********************************************************************************* ◆あと10年もしたら、本当にこのようなことが現実になるのではないか?いえ、もう現実に どこかでこのような計画が立ち上がっているのではないか?と想像力をかきたてられる作品 で、想像力のたくましい人ほど、より恐怖感が増す映画ではないかと思う。「愛ランド」を イメージすることなかれ。どちらかというと「哀乱怒」である。今やクローン技術はさること ながら、世の人々の変身願望・快楽志向・健康ブーム・美に対する追求・若さへの欲求等は とどまるところを知らず果てしない。そういった願望が、行き先を間違えたとしたら・・・と考えて みると、あながち間違った空想映画ではないところが切ない。アクションが魅力という人もいる だろうが、私はあえて映画の見所は前半部と宣言させていただきたい。前半部を観て恐怖をお ぼえなければこの映画は失敗であり、アクションシーンを観て真の共感などできはしないだろう。 人間としてではなく、136分だけクローンとなって観ていただきたい作品で、観終わった後人間 として考えて欲しい映画。あなたが楽園だと思っていることが現実には地獄で、地獄だと思って いることが楽園へと続いていると思えたら、大切なものを失くさないでいられるかもしれない。 ラストも決着をつけず中途半端に終わらせているので、貴方自身の楽園を思い描いて下さい。 |
アイ・ロボット【オススメ度:★★★☆☆】

| 上映時間:104分・製作国:アメリカ・初公開年月:2004/09/18・ジャンル:SFアクション/サスペンス ********************************************************************************* スタッフ 監督:アレックス・プロヤス 脚本:ジェフ・ヴィンター/アキヴァ・ゴールズマン 原案:ジェフ・ヴィンター 原典:アイザック・アシモフ『われはロボット』 製作:ローレンス・マーク/ジョン・デイビス/ウィック・ゴッドフレイ/トファー・ダウ 制作:トファー・ダウ/ウィック・ゴッドフリー 制作総指揮:ウィル・スミス/ジェームス・ラシター/トニー・ロマーノ/ミシェル・シェーン 撮影監督:サイモン・ダガン 美術:パトリック・タトポロス 編集:リチャード・リーロイド/アルメン・ミナジャン/ウィリアム・ホイ 音楽:マルコ・ベルトラミ VFXスーパーバイザー:ジョン・ネルソン 衣装デザイン:エリザベス・キーオウ・パーマー ********************************************************************************* キャスト デル・スプーナー刑事:ウィル・スミス スーザン・カルヴィン博士:ブリジット・モイナハン サニー:アラン・テュディック アルフレッド・ラニング博士:ジェームズ・クロムウェル ローレンス・ロバートソン:ブルース・グリーンウッド 祖母:エイドリアン・L・リカード ジョン・バーギン警部補:シャイ・マクブライド ヴィキ:フィオナ・ホーガン ファーバー:シア・ラブーフ ********************************************************************************* ◆人間とロボットが共存する世界を描いた近未来サスペンス。これからロボットとの共存を余儀なく される時代がやってくるのだろうかと思うと、なかなかフィクションとして観辛い部分もあるが、便利さ を追求するあまり盲目になってしまっている私達への警告のように、この映画は、それにとってかわ る落とし穴があるのだということを教えてくれる。そして、人間にとって都合の悪いものを簡単に排除 してしまおうとする精神は、現代のイジメ・テロといった、我慢すること・許すこと・譲ること・救うことを 忘れてしまった者たちがもつエゴ意識に通じるものがある。量産されたロボットたちが整然と並ぶ 異質な怖さ、リアルな動きをうまく表現するCG技術、2004年モデルのコンバースをさりげなく映して みたりと、映画として楽しめる要素は十分なのだが、何故だかSF好きの私の血が騒がなかった。 ロボット3原則であるという、人間に危害を加えない・人間の命令に服従する・前2条に反しない限り 自己を守るといった人間のご都合主義にも嫌悪感を抱いてしまったのだが、ロボットがそういった人 間3原則を用いた逆近未来SF映画を創ってほしいとさえ思ったほどだ。近未来よりも、むしろ現代 に恐ろしさを感じ、SFアクションというよりも、サスペンスの要素が強調された映画のように感じた。 |

| 上映時間:110分・製作国:アメリカ/フランス・初公開年月:2006/02/18・ジャンル:アクション/サスペンス ********************************************************************************* スタッフ 監督:ジャン=フランソワ・リシェ 製作:パスカル・コーシュトゥー/ジェフリー・シルヴァー/ステファーヌ・スペリ 製作総指揮:ドン・カーモディ/ジョセフ・カウフマン/セバスチャン・クルト・ルメルシエ 脚本:ジェームズ・デモナコ オリジナル脚本:ジョン・カーペンター 撮影:ロバート・ギャンツ 編集:ビル・パンコウ 音楽:グレーム・レヴェル ********************************************************************************* キャスト イーサン・ホーク/ジェイク・ローニック ローレンス・フィッシュバーン/マリオン・ビショップ ジョン・レグイザモ/ベック マリア・ベロ/アレックス・サビアン ガブリエル・バーン/マーカス・デュバル ジェフリー・“ジャ・ルール”・アトキンス/スマイリー ドレア・ド・マッテオ/アイリス・フェリー ブライアン・デネヒー/ジャスパー・オーシェア マット・クレイヴン キム・コーツ コートニー・カニンガム アイシャ・ハインズ カリー・グレアム ********************************************************************************* ◆「遊星からの物体X」・「エスケープ・フロム・LA」のジョン・カーペンター作品「要塞警察」の リメイク。B級テイスト溢れる脱出ものは大好きなので、素直に面白かった。しかしまぁ、人が死ぬ! 死ぬ!これでもかっというほど死んでゆく。この人だけは生き残るだろうと予想していた女性まで あっさりお亡くなりになられた時には、あっ・・・!この映画にラブストーリーはないんだ!完全なる 男映画なんだと覚悟を決めることができた。またこの映画は、ストーリーもさることながら、登場人物 の男くささも格別。主役のイーサン・ホークの男っぽい役は久しく観ていなかったような気もするが、 今作ではなかなかな男っぷりのリーダー役を好演しているし、何と言ってもビショップ役のローレンス・ フィッシュバーンの威圧感漂う重厚なる存在感は、さすが!と賞賛すべきであろう。脚本は「交渉人」 のジェームズ・デモナコ。シミュレーションゲームをしているようなテンポの良さと頭脳戦が、密室空間 を、より迫力あるアイテムとして魅せてくれるサバイバル映画であった。 |
アナコンダ【オススメ度:★★☆☆☆】

| 上映時間:89分・製作国:アメリカ・初公開年月:1997/09・ジャンル:ホラー/アドベンチャー/パニック ********************************************************************************* スタッフ 監督: ルイス・ロッサ Luis Llosa 製作: ヴァーナ・ハラー Verna Harrah レナード・ラビノウィッツ Leonard Rabinowitz キャロル・リトル Carole Little 製作総指揮: スーザン・ラスキン 脚本: ハンス・バウアー Hans Bauer ジム・キャッシュ Jim Cash ジャック・エップス・Jr Jack Epps Jr. 撮影: ビル・バトラー Bill Butler 特殊効果: ジョン・ネルソン 音楽: ランディ・エデルマン Randy Edelman 編集:マイケル・R・ミラー,A.C.E. ********************************************************************************* キャスト ジェニファー・ロペス Jennifer Lopez テリー・フロレス アイス・キューブ Ice Cube ダニー・リッチ ジョン・ヴォイト Jon Voight ポール・サローン エリック・ストルツ Eric Stoltz スティーブン・ケイル教授 ジョナサン・ハイド Jonathan Hyde ウォーレン・ウエストリッジ オーウェン・ウィルソン Owen Wilson ゲアリー・ディクソン カリ・ワーラー Kari Wuhrer デニス・カルバーグ ヴィンセント・カステラノス Vincent Castellanos マテオ ダニー・トレホ Danny Trejo ********************************************************************************* ◆2005年5月20日の金曜ロードショーにてTV放映があり、初めて見た。 デニス・カルバーグ役を田中敦子さんの声で聴くことができ嬉しかったのだが、 正直・・・あまり怖くない。同生物パニック映画として「ジョーズ」が揚げられるが、 明かに意識した作品となってはいるが、(それもそのはず、撮影監督がジョーズを 手掛けた「ビル・バトラー」である。)その迫力たるや、雲泥の差を感じる。 アニマトロニクスとCGの力で命をふきこんだアナコンダだが、滑稽なほど力不足な 主役。アニメの合成的なアナコンダを見て、嘆きこそ感じるものの、恐怖感を感じた 視聴者が果たして何人いたであろうか? 確かに撮影技術としては凝った面白い部分もあった。アナコンダの口の中からの カメラアングルや、人を丸飲みしたアナコンダの胴にくっきりと人間の顔が浮かび あがる等、ぞくっさせられる場面がなかったとは言えないが、パニック映画としての 根本的なスリルや焦燥感に欠ける点は、非常に残念。また、アナコンダが正体を 現わすのが早過ぎた。もっともっとためて最後に全貌を見せれば、A級映画にくいこめた かもしれない。アナコンダ以外の出演者として、ジョン・ヴォイトの演技には惹かれるもの があった。ある意味、ホラーパニックだったのは、彼の存在だったのかもしれない。 B級映画であるが、男性ならジェニファー・ロペスを見るだけで楽しめるかも。 ジェニファー・ロペスが髪の毛を束ねるシーンは、かなり色っぽい。 |
アナコンダ2【オススメ度:★★☆☆☆】

| 上映時間:96分・製作国:アメリカ・初公開年月:2005/03/05・ジャンル:ホラー/アドベンチャー/パニック ********************************************************************************* スタッフ 監督:ドワイト・リトル 製作:ヴァーナ・ハラー 製作総指揮:ジャコバス・ローズ 原案:ハンス・バウアー/ジム・キャッシュ/ジャック・エップス・Jr 脚本:ジョン・クラフリン/ダニエル・ゼルマン/マイケル・マイナー/エド・ニューマイヤー オリジナル脚本:ハンス・バウアー/ジム・キャッシュ/ジャック・エップス・Jr 撮影:スティーヴン・F・ウィンドン 音楽:ネリダ・タイソン・チュウ ********************************************************************************* キャスト ジョニー・メスナー/ビル・ジョンソン ケイディー・ストリックランド/サム・ロジャース マシュー・マースデン/ジャック・バイロン モリス・チェスナット/ゴードン・ミッチェル カール・ユーン/トラン サリー・リチャードソン=ホイットフィールド/ゲイル・スターン ユージン・バード/コール・バリス ニコラス・ゴンザレス/ベン・ダグラス アンディ・アンダーソン/ジョン・リビングストン ********************************************************************************* ◆う〜ん・・・1とさしてかわらないパート2だが、キャスト的には明らかにパワーダウン気味。 個人的には、ジェニファー・ロペスの色っぽさだけは残しておいてほしかった。一体どなたが主人公 なの?と混乱してしまう映画で、実際アナコンダ出現よりもパニックに陥る。パニック映画にありがち な悪人・善人・弱者・強者と色々取り揃えてはいるのだが、どのキャラも今ひとつ魅力がなく、もしか すると登場人物全員が喰われて終了するのではないか?と感じられたことが1番怖かった。ラスト、 悪人役の男にさんざんな目にあわされた主人公っぽい男性が、悪役に手を差しのべる場面では あたたかい気持ちになれ、あぁ〜この人が主人公なんだな!とラストでハッキリと確認することが できた。ある意味、この映画において1番好きなシーンである。1よりパワーアップしているのは、 アナコンダの数だろう。でも、その迫力が、前作を越えているわけではなく、相変わらずサッサと姿を 現すオモチャのようなアナコンダにずっこける。せいぜい、小学校低学年までの子供たちと、へび嫌い の人にとってのパニック映画であり、普通の大人にはコメディ映画か、はたまたヒューマンドラマ的な 観方がピッタリだろう。このジャンルは好きなので、こんな感想を書きながらも、観続けたい映画で あることだけは事実。こういうB級映画がずっと続いてゆくというのも、もしかすると面白いかもしれな い。期待することなく観られる貴重なパニック映画として、大切にしたい作品だと私は思っている。 |
アンドリューNDR114【オススメ度:★★★☆☆】

| 上映時間 131分・製作国 アメリカ・初公開年月 2000/05・ジャンル SF/ラブストーリー/ヒューマン ****************************************************************************************** スタッフ 監督:クリス・コロンバス Chris Columbus 製作:ウォルフガング・ペーターゼン Wolfgang Petersen ゲイル・カッツ Gail Katz ニール・ミラー ローレンス・マーク Laurence Mark クリス・コロンバス Chris Columbus マーク・ラドクリフ Mark Radcliffe マイケル・バーナサン Michael Barnathan 原作:アイザック・アシモフ「バイセンテニアル・マン」(創元SF文庫「聖者の行進」所収) ロバート・シルバーバーグ「アンドリューNDR114」(創元SF文庫・アシモフの中編を長編化したもの) 脚本:ニコラス・カザン Nicholas Kazan 撮影:フィル・メヒュー Phil Meheux 美術:ノーマン・レイノルズ 製作総指揮:ダン・コルスラッド 衣装デザイン:ジョゼフ・G・アウリシ 音楽: ジェームズ・ホーナー James Horner 主題歌「ゼン・ユー・ルック・アット・ミー」(セリーヌ・ディオン) ****************************************************************************************** キャスト アンドリュー ・・・・・ ロビン・ウィリアムズ リトル・ミス/ポーシャ ・・・・・ エンベス・デイビッツ リチャード・マーティン ・・・・・ サム・ニール ルパート・バーンズ ・・・・・ オリバー・プラット ガラテア・ロボティック/人間 ・・・・・ キルスティン・ウォーレン マム ・・・・・ ウェンデイ・クルーソン リトル・ミス7歳 ・・・・・ ハリー・ケイト・アイゼンバーグ ミス9歳 ・・・・・ リンジー・リザーマン ミス ・・・・・ アンジェラ・ランディス ビル・ファインゴールド ・・・・・ ジョン・マイケル・ヒギンズ ロイド ・・・・・ ブラッドリー・ウィットフォード ロイド10歳 ・・・・・ イゴー・フィラー ****************************************************************************************** ◆「システムエラー・・・・・感情」「侵入したウイルス・・・・・恋」 愛する心など、プログラムされていないはずだった…。 感じたい、抱きしめたい、涙を流したい―。 もしも僕がただの機械なら、この思いはどこから来たんだろう? ************************************* このキャッチコピーに心奪われたのだが、実際に作品にふれてみると 期待はずれであった。近未来が舞台のこのお話、マーティン一家に家事専用 ロボットNDR114が届けられアンドリューと名付けられたが、一家と交流する うちに人間の感情が芽生え始めるというストーリー。 SF界の巨星アイザック・アシモフの短編をベースに、ジェームズ・ホーナーと セリーヌ・ディオンの「タイタニック」コンビによる主題歌が作品を盛り上げる。 次第にアンドリューは、リトル・ミスを愛するようになるが、どうしても納得できな かったのが、時は流れ・・・年老いたリトル・ミスをアンドリューは恋愛対象には せず、その孫娘を愛してしまう点にとてつもない傲慢さを感じた。根本的なテーマ である「愛する心」が、この時点で私の中では見事に砕け散っている。 その他、さまざまな部分で自己中心的なアンドリューの行動が目につき、結局 最後まで感情移入できぬままであった。=感動することはできなかった。 ただ、顔まで隠れる16キロもあるロボット・スーツを着るロビン・ウィリアムズの 芸達者な演技と、精巧に造られたロボット「アンドリュー」のシルエットには、賛辞を 贈る。世間では、心温まるヒューマンドラマとして捉える者が多いが、私にとっては 後味の悪い映画。2005年4月24日、日曜洋画劇場にて放送されたが、何度見ても 印象はかわらない。堀内賢雄氏がアンドリューを演じていたが、どことなく私の中にある 堀内氏のイメージとアンドリューがスライドした。リトル・ミスを田中敦子さんが演じていた 為、私の感情がリトル・ミスびいきだったこともあるが、おばあさん扱いしたアンドリューには かなり失望した。ロボットだった頃の方が心は純粋だったのかもしれない。人間になったと 同時にロボットだった頃の心まで置いてきてしまったのか・・・・と違う意味で泣けた映画。 作品としては、前半から中盤までが私の中でのクライマックス。主人公よりもサム・ニールに 好感を持つ映画であった。 |
イレイザー【オススメ度:★★☆☆☆】

| 上映時間:115分*製作国:アメリカ*初公開年月:1996/08/01*ジャンル:アクション ****************************************************************************************** スタッフ 監督:チャールズ・ラッセル 製作:アーノルド・コペルソン/アン・コペルソン 製作総指揮:マイケル・タッドロス/チャールズ・ラッセル 原案:トニー・パーイヤー/ワロン・グリーン/マイケル・S・チャヌーチン 脚本:トニー・パーイヤー/ワロン・グリーン 撮影:アダム・グリーンベルグ 音楽:アラン・シルヴェストリ 歌:ヴァネッサ・ウィリアムズ 美術:ビル・ケニー 編集:マイケル・トロニック 字幕:菊地浩司 ****************************************************************************************** キャスト アーノルド・シュワルツェネッガー(Eraser John Kruger) ジェームズ・カーン(Robert Deguerin) ヴァネッサ・ウィリアムズ(Lee Cullen) ジェームズ・コバーン(Beller) ロバート・パストレリ(Johnny C) ****************************************************************************************** ◆証人保護を目的とするイレイザーのお話。テーマはいいと思うのだが、やはりシュワちゃんのアクションもの は、本当の正義ではないような感じが、どうしても私のフィルターがかった目には見えてしまう為、申し訳ない が評価が下がる。ジェット機から飛び降りてみたり、ド派手なアクションはいつも通りいくつも用意されているの だが、アクション映画が苦手な私には、特に魅力的にはうつらない。ラストには、えっ?という苦笑いな驚きもあ ったが、これといって特筆すべきことがないのも残念。タイトルは違っても、全部シリーズものという似たもの作 品の雰囲気漂うシュワちゃんのアクション映画なので、そろそろツラくなってきた感もある。絶対的な魅力と支持 率をほこるシュワちゃんなので、私がとやかく言ってるのがかなり滑稽かもしれないが、あまり印象に残る映画 でも、心をうつ映画でも、ましてや「証人保護」の問題を深く追求した映画でもない。アクション好きの人と、シュ ワちゃんファン以外の人は、スルーしても良い作品では?男の子には、レールガンが魅力的かもしれないが。 |
インディ・ジョーンズ レイダース/失われたアーク
【オススメ度:★★★★★】

| 上映時間:115分*製作国:アメリカ*初公開年月:1981/12*ジャンル:アクション/アドベンチャー ****************************************************************************************** スタッフ 監督:スティーヴン・スピルバーグ 製作:フランク・マーシャル 製作総指揮:ジョージ・ルーカス/ハワード・カザンジャン 原案:ジョージ・ルーカス/フィリップ・カウフマン 脚本:ローレンス・カスダン 撮影:ダグラス・スローカム 特撮:リチャード・エドランド/キット・ウェスト/ILM 音楽:ジョン・ウィリアムズ ****************************************************************************************** キャスト ハリソン・フォード/インディアナ・ジョーンズ カレン・アレン/マリオン・レイヴンウッド ウォルフ・カーラー/ディートリッヒ ポール・フリーマン/ルネ・ベロック ロナルド・レイシー/トート ジョン・リス=デイヴィス/サラー デンホルム・エリオット/マーカス・ブロディ教授 アルフレッド・モリナ/サピト アンソニー・ヒギンズ/ゴブラー ****************************************************************************************** ◆アドベンチャー・アクション映画としての地位を確立した傑作「インディ・ジョーンズ」シリーズの第1作目。 アドベンチャー・アクションのみならず、ホラーの要素も笑いの要素も含み、常にスピーディーにテンポよく 流れながら、謎解きや宝探し、そしてラブストーリーへと発展する、誰もの冒険心をくすぐる贅沢な映画。 特に私は、ホラーと並びアドベンチャー映画を好むため、当然評価は高い。ヒロインがツンデレ系であり、 ヒーローがちょっぴり女性に弱く・・・という典型的ヒット狙いの構成に加え、毎シリーズ何かしらのゲテモノが ゲスト出演するところも魅力の1つ。ちなみに今作は、蜘蛛と蛇が私の心を鷲掴み(笑)今観ると、笑えるくらい 行き過ぎなCGの多様が残念な気もするが、そんなことを問題にする方が笑われるであろう痛快ノンストップ アクション活劇である。映画界に名誉ある足跡を刻んだ歴史上に名を残すこの名作は、少々サスペンス度が 高めとなっている。 |
インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説【オススメ度:★★★★★】

| 上映時間:118分*製作国:アメリカ*初公開年月:1984/07/*ジャンル:アクション/アドベンチャー ****************************************************************************************** スタッフ 監督:スティーヴン・スピルバーグ 製作:ロバート・ワッツ 製作総指揮:ジョージ・ルーカス/フランク・マーシャル 原案:ジョージ・ルーカス 脚本:ウィラード・ハイク/グロリア・カッツ 撮影:ダグラス・スローカム 特撮:デニス・ミューレン/ILM 音楽:ジョン・ウィリアムズ ****************************************************************************************** キャスト ハリソン・フォード/インディアナ・ジョーンズ ケイト・キャプショー/ウィリー・スコット キー・ホイ・クァン/ショート・ラウンド ロイ・チャオ/ラオ・チェ アムリッシュ・プリ/モーラ・ラム フィリップ・ストーン/ブランバート ロシャン・セス リック・ヤン ****************************************************************************************** ◆レイダースの続編。シリーズ3作の中で私の1番好きな作品。1のサスペンス路線から一転、今作は、妖しさ と不気味さが際立つホラー性の高い作りとなっているのが特徴。そして2でのゲテモノは、虫・虫・虫・虫・虫(笑) 虫の嫌いな人やホラー的な気持ち悪さが苦手な人にはウケの悪いシリーズとなっている。トロッコシーンを代表 するように、シリーズ中1番スリルを味わえるシーンが多く、また笑いの面でも1番インパクトがあるため、ヒロイ ンになりきって冒険するといった変わった見方をする私にとっては、かなりスリリングな冒険を楽しむことができ た。今作は、ゲーム化もされたところからも、そのドラマティック性は折り紙付き。少々ヒロインの魅力に欠ける ことと、冒頭からの大味なストーリーには賛否両論分れるところであろうが、そこに目を瞑ることができる人なら ば、大傑作になりえる。正義の味方ではない、どこかずる賢いインディの活躍にも親しみやすさのある映画。 次作にも期待がもて、強烈なドキドキを体感できるこの作品は、映画の楽しさをストレートに伝えてくれるはず。 子役の登場も含め、楽しみ方も色々で深い。そんな人はいないだろうが、まだ観ていない人は、必ず観るべし! |
インディ・ジョーンズ 最後の聖戦【オススメ度:★★★★☆】

| 上映時間:127分*製作国:アメリカ*初公開年月:1989/07/08*ジャンル:アクション/アドベンチャー ****************************************************************************************** スタッフ 監督:スティーヴン・スピルバーグ 製作:ロバート・ワッツ 製作総指揮:ジョージ・ルーカス/フランク・マーシャル 原案:ジョージ・ルーカス/メノ・メイエス 脚本:ジェフリー・ボーム 撮影:ダグラス・スローカム 特撮:ILM 音楽:ジョン・ウィリアムズ ****************************************************************************************** キャスト ハリソン・フォード/インディアナ・ジョーンズ ショーン・コネリー/ヘンリー・ジョーンズ教授 デンホルム・エリオット/マーカス・ブロディ アリソン・ドゥーディ/エルザ・シュナイダー ジョン・リス=デイヴィス/サラー ジュリアン・グローヴァー/ウオルター・ドノヴァン リヴァー・フェニックス/若き日のインディ・ジョーンズ マイケル・バーン ケヴォルク・マリキャン ****************************************************************************************** ◆シリーズ3作目。ヘビ2万匹・・・続いて、虫を5万匹ときて、今作はネズミ5千匹。そのネズミ、火災のシーン では、SFX用の特殊人造ネズミが使用されている。いきなりゲテモノの話題で申し訳ないが、世間的には 3作目が1番秀逸だという意見が多いような気がするのだが、アドベンチャー好きの私としては最もワクワク しない3作目。確かに、少年時代のインディのエピソードがテンコ盛り。パパ役で、ショーン・コネリーまで 登場してしまうから、もはや俳優押しの作品に。インディ親子のやりとりは、さすがとも言うべき空気感なの だが、やはり番外編という感じがしてならない。でも、3作ともパターンをかえてくるあたりは、知能犯だなっ! スピルバーグ!と言っておくのが正解なのだろう。ぎくしゃくしながらも深くて調和のとれた今作は、まさしく インディ親子のよう。4作目も遂に公開!長く長く続いていただきたい作品の1つであるが、いい加減ハリソン フォードでの続編は無理なのか?どうなのか? |
イントゥ・ザ・ブルー【オススメ度:★★★☆☆】

| 上映時間:110分*製作国:アメリカ*初公開年月:2005/10/05*ジャンル:海洋サスペンス/アドベンチャー ****************************************************************************************** スタッフ 監督:ジョン・ストックウェル 製作:デヴィッド・ゼロン 製作総指揮:ルイス・G・フリードマン/ピーター・グーバー/マット・ルーバー/オリ・マーマー 脚本:マット・ジョンソン 撮影:シェーン・ハールバット 水中撮影:ピーター・ズッカリーニ 編集:ニコラス・デ・トス/デニス・ヴァークラー 衣装:リーサ・エヴァンス 音楽:ポール・ハスリンジャー ****************************************************************************************** キャスト ジャレット/ポール・ウォーカー サム/ジェシカ・アルバ ブライス/スコット・カーン アマンダ/アシュレイ・スコット ベイツ/ジョシュ・ブローリン プリモ/タイソン・ベックフォード レイエス/ジェームズ・フレイン ****************************************************************************************** ◆「ザ・ディープ」のリメイク作である海洋アドベンチャー。ハイレベルなキャストの容姿と、美しい海と眩しい自然 が溶け合ったヒーリング効果抜群の映画であるが、そんな美しさとは対照的な人間のドロッとした欲深さをも描い たトレジャーハント作品でもあり、鮫の恐怖を体感できる夏に涼めるパニック映画でもあり、アクション映画として もラブストーリーとしても観られる贅沢な作品。しかし、こんなに詰め込んだにも関わらず、美しい背景とドス黒い 人間欲しか印象に残らなかったというのは、何とも惜しまれる結末である。何のカタルシスも感じられない作品で はあったが、映画の大半をしめる海中シーン&カメラワークには息をのむものがあり、ただの駄作では終わらせ なかったところは立派だったと拍手をおくりたい。またキャスト陣には、マリンスポーツの得意な人達を集め、ほと んどのアクションシーンをノースタントでこなすという徹底ぶり。要所要所のこだわりを評価できる優しさがあれば この映画が放つ十分すぎる魅力が見えてくるだろう。ストーリーはともかく、男性陣には女性キャストのヴィジュア ルだけで十分楽しめる海洋ビューティー!カップルでドキドキをどうぞ♪ |
インビジブル【オススメ度:★★★☆☆】

| 上映時間:112分*製作国:アメリカ*初公開年月:2000/10/14*ジャンル:ホラー/SF ****************************************************************************************** スタッフ 監督: ポール・ヴァーホーヴェン Paul Verhoeven 製作: アラン・マーシャル Alan Marshall ダグラス・ウィック Douglas Wick 製作総指揮: マリオン・ローゼンバーグ 原案: ゲイリー・スコット・トンプソン Gary Scott Thompson アンドリュー・W・マーロウ Andrew W. Marlowe 脚本: アンドリュー・W・マーロウ Andrew W. Marlowe 撮影: ヨスト・ヴァカーノ Jost Vacano 音楽: ジェリー・ゴールドスミス Jerry Goldsmith ****************************************************************************************** キャスト ケヴィン・ベーコン Kevin Bacon エリザベス・シュー Elisabeth Shue ジョシュ・ブローリン Josh Brolin キム・ディケンズ Kim Dickens ジョーイ・スロトニック Joey Slotnick メアリー・ランドル グレッグ・グランバーグ Greg Grunberg ****************************************************************************************** ◆2005年6月17日の金曜ロードショーにて登場。エリザベス・シューの声を田中敦子さん! 低俗極まりない映画の魅力が、彼女のおかげで増した。作品は、P・ヴァーホーヴェン監督の エログロ・テイスト炸裂。確かにCGは素晴らしく、透明人間になる過程は、従来のような薄くな て消えるといったものではなく、薄皮を剥ぐように皮膚・筋肉・血管・臓器・骨と繊細な映像で徐々 に消えゆく透明化は、お見事。また透明人間の視点、おびえる人間側の視点、巧にこれらを使い 分けるカメラワークは、観ている者にサイコホラー的な恐怖感を増幅させている。確かに映像面 からいえば、非常にレベルの高い作品であると言えるが、いかんせんストーリーが低レベルなので 全ての映像テクニックをも食い殺してしまった。まず「鏡に映らない人間は、モラルも消えるらしい」 という台詞が全てを物語るように、透明人間になってからの彼の行動が何ともおぞましい。透明人間 化が恐ろしいというよりも、透明人間になったセバスチャンのモラルの欠片もない欲望が恐ろしい 映画であると言える。男性には賛同する意見も多いが、女性から見れば、何という狂気の世界か。 非難をあびる映画であることは間違いない。それを知り尽くしていても作品化してしまうP・ヴァーホー ヴェン監督のモラルのなさには脱帽だ。TV放映にあたり、色々な場面がカットされたり、修正されたり している点も見逃せない事実。DVD等で見ようと思っている女性は、心して見ることをオススメする。 映像とエリザベス・シューに★5ポイント。ストーリーが★マイナス2ポイントで、トータル★3ポイント。 せっかく透明人間になったのであれば、もう少し奇想天外な楽しいことをやってほしかった。 |
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ヴァン・ヘルシング【オススメ度:★★★☆☆】

| 上映時間:132分*製作国:アメリカ*初公開年月:2004/09/04*ジャンル:アクション/アドベンチャー ****************************************************************************************** スタッフ 監督:スティーヴン・ソマーズ 製作:スティーヴン・ソマーズ/ボブ・ダクセイ 脚本:スティーヴン・ソマーズ 音楽:アラン・シルヴェストリ 撮影:アレン・ダヴィオー 編集:ボブ・ダクセイ 視覚効果:インダストリアル・ライト&マジック、WETAデジタル クリーチャーデザイン:パトリック・タトポロス ****************************************************************************************** キャスト ヴァン・ヘルシング/ヒュー・ジャックマン カール/デビッド・ウェナム ジネット枢機卿/アラン・アームストロング アナ・ヴァレリアス/ケイト・ベッキンセイル ヴェルカン・ヴァレリアス/ウィル・ケンプ ドラキュラ伯爵/リチャード・ロクスバーグ ヴィクトール・フランケンシュタイン博士/サミュエル・ウェスト フランケンシュタインの怪物/シュラー・ヘンズリー イゴール/ケヴィン・J・オコナー アリーラ/エレナ・アナヤ ヴェローナ/シルヴィア・コロカ マリーシュカ/ジョジー・マラン ハイド氏/ロビー・コルトレーン ****************************************************************************************** ◆オープニングからいきなりカッコイイ!さすがはスティーヴン・ソマーズ監督!エンターテインメント性& サービス精神において右に出る者はいないのではないか?というくらいの楽しませ上手だ。「ザ・グリード」 とも「ハムナプトラ」とも違うゴシックホラー的な映像でワクワク。衣装だけでも十分見ごたえがあり、大好き な西洋モンスターの登場に心躍り、小休止のないVFXのクオリティの高さに目を奪われ、溜息ものの映画 のはずだったが・・・最後まで観終わって、何だか面白くない・・・大作感もない・・・かと言って緻密に計算され 作りこまれた感じもしない・・・ドラキュラ&フランケンシュタイン&ウルフマンという私の中の3大ホラーが詰 め込まれているというのにドキドキしない・・・ヒュー・ジャックマンも好きなのに何故?というミステリー映画 のような状況に追い込まれてしまうのだった。私が期待し過ぎたのかもしれない。もう少し純粋に映画を楽し めば良かったと思うものの、お金のにおいだけがプンプンと漂ってくる映画で、狼少年に騙された気分になっ てしまったのもまた事実。でも、単なる駄作にはしていないので、思う存分星3つ分を堪能しよう! |
ヴィレッジ【オススメ度:★★★★☆】

| 上映時間:108分*製作国:アメリカ*初公開年月:2004/09/11*ジャンル:ミステリー/サスペンス/ロマンス ****************************************************************************************** スタッフ 監督:M・ナイト・シャマラン 製作:サム・マーサー/スコット・ルーディン/M・ナイト・シャマラン 脚本:M・ナイト・シャマラン 撮影:ロジャー・ディーキンス 音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード ****************************************************************************************** キャスト ブライス・ダラス・ハワード/アイヴィー・ウォーカー ホアキン・フェニックス/ルシアス・ハント エイドリアン・ブロディ/ノア・パーシー ウィリアム・ハート/エドワード・ウォーカー シガーニー・ウィーヴァー/アリス・ハント ブレンダン・グリーソン/オーガスト・ニコルソン チェリー・ジョーンズ/クラック夫人 セリア・ウェストン/ヴィヴィアン・パーシー ジョン・クリストファー・ジョーンズ/ロバート・パーシー フランク・コリソン/ヴィクター ジェイン・アトキンソン/タビサ・ウォーカー ジュディ・グリア/キティ・ウォーカー マイケル・ピット/フィントン・コイン フラン・クランツ/クリストフ・クレイン ジェシー・アイゼンバーグ/ジェイミソン チャーリー・ホフハイマー スコット・ソワーズ M・ナイト・シャマラン ****************************************************************************************** ◆個人的にご贔屓の「M・ナイト・シャマラン」が監督・脚本・製作を手がけた映画。世間では、勝手に色々と 言われ、批判ばかりが一人歩きしている映画であるが、いつも考えさせられるテーマを担い、視聴者に考え る力を与えてくれる作品作りが私は大好きである。この作品も、ただのサスペンスものではなく、この狂気な 世の中だからこそありえる!という舞台に唸った。オチとかドンデン返しに期待している人達には、底の浅い 映画でしかないかもしれないが、登場人物や世界観を自分に置き換えて考えてみると、たちまちゾッとする はずだ。村を救った盲目の少女は、人は素直な心の目を開いて世界を見れば、弱い者でも大きな力を発揮 し、世界を救うことができるのだと訴えているのではないか?森を抜けた先で出会った優しい声をした警備員 は、世の中にいるのは悪人ばかりではない、優しく力を貸してくれる人だっているのだと教えてくれているので はないか?ノアの凶行は、決して危険は、自分達と関係のないところで起ることではない、いつでも私達の目 の前で起りうることであり、あの人に限って・・・という思いほど不確かなものはないのだと説いていないか?と 登場人物1人1人にさまざまな教訓を込めているように思う。決して大作ではないが、このユートピアの住人を 見て、自分はどの人物だろう?と思いめぐらせてみることが可能であり、とても優しく怖い映画だと言える。 |
宇宙戦争【オススメ度:★★★☆☆】

| 上映時間:116分*製作国:アメリカ*初公開年月:2005/06/29*ジャンル:SF ****************************************************************************************** スタッフ 監督:スティーヴン・スピルバーグ 脚本:ジョシュ・フリードマン/デヴィッド・コープ 音楽:ジョン・ウィリアムズ VFXスーパーバイザー:デニス・ミューレン/パブロ・ヘルマン 製作総指揮:ポーラ・ワグナー 製作:キャスリーン・ケネディ/コリン・ウィルソン 原作:H・G・ウェルズ 撮影:ヤヌス・カミンスキー 音楽:ジョン・ウィリアムズ 美術:リック・カーター ****************************************************************************************** キャスト レイ・フェリアー/トム・クルーズ (娘)レイチェル・フェリエ/ダコタ・ファニング (息子)ロビー・フェリエ/ジャスティン・チャットウィン ハーラン・オグルビー/ティム・ロビンス (元妻)メリー・アン/ミランダ・オットー ナレーター/モーガン・フリーマン ****************************************************************************************** ◆原作は、SF小説作家であるH.G.ウェルズが1898年に執筆した空想科学小説「宇宙戦争」。1938年、オーソン ウェルズによってラジオドラマ化したところ、そのリアルさに全米中が震撼したというエピソードをもつ作品でも ある。1953年には、映画化もされ、話題の古典SFとなっている「宇宙戦争」を、今回140億円を投じ、トム・クル ーズ&スピルバーグのコンビで再映画化することに成功した。スピルバーグと言えば、今まで「未知との遭遇」 や「ET」といった親近感のわく宇宙人を描いてきた。しかしここにきて、あの「9・11」事件の惨劇を目の当たりに し、空への脅威・恐怖を感じるようになったと語った。その思いが、この作品に込められているのだとしたら、奥 深い。SFファンタジーではなく、SFホラー・SFパニックというジャンルにしては、トライポッドや宇宙人の造形が 滑稽だが、原作に忠実に!という意味でいえば納得もできる。「家族愛」がテーマの映画らしいが、ヒューマン というよりは、タイトル通りやはりどうしても「宇宙」や「戦争」の描写が強すぎて、家族愛にまで感情移入する ことができなかったのが残念だった。140億円を投じたと言われると虚しさを隠せない作品であるが、そこを前面 に出さなければ、それなりにSF映画として成り立つはずである。しかし、「自分の家族を守る為には、捨てても いいのさ人間愛」と言わんばかりの描写には、少々の後味の悪さが残った。原作に敬意を表し、星3つで。 |
エアフォース・ワン【オススメ度:★★★☆☆】

| 上映時間:124分・製作国:アメリカ・初公開年月:1997/11/29・ジャンル:サスペンスアクション ********************************************************************************* スタッフ 監督:ウォルフガング・ペーターゼン 製作総指揮:トーマス・A・ブリス/マーク・エイブラハム/デヴィッド・レスター 製作:ウォルフガング・ペーターゼン/ゲイル・カッツ/アーミアン・バーンスタイン/ジョン・シェスタック 脚本:アンドリュー・W・マーロウ 音楽:ジェリー・ゴールドスミス 撮影:ミヒャエル・バルハウス ********************************************************************************* キャスト ハリソン・フォード/ジェイムズ・マーシャル大統領 ゲイリー・オールドマン/イワン・コルシュノフ(テロリスト) グレン・クローズ/キャサリン・ベネット副大統領 ウェンディ・クルーソン/グレイス・マーシャル(大統領の妻) リーセル・マシューズ/アリス・マーシャル(大統領の娘) ザンダー・バークレー/ギブス警護官 ウィリアム・H・メイシー/コールドウェル少佐 ディーン・ストックウェル/ウォルター国防長官 フィリップ・ベイカー・ホール/ワード司法長官 ユルゲン・プロホノフ/イワン・ラデク将軍 ********************************************************************************* ◆また飛行機テロリストものか・・・と溜息まじりに観たが、ハラハラ度は、さすがのハリウッド映画で ある。しかし、あり得なさ過ぎるパフォーマンスに、一瞬インディ・ジョーンズのアニメ版を観ているか のような気分に陥ってしまった。おまけに、アメリカ大統領役が「ハリソン・フォード」ということもあり、 戦わずしてどうするよ!的空気が流れはじめ、大統領自らがテロリストと攻防を繰り広げてしまうと いう何とも奇想天外な映画となっている。飛行機の模型やCGの多用も気になったが、純粋にエア・ パニックものを楽しみたい人には、大ヒット作だろうと思う。大統領を取り巻く人々のキャスティングも 素晴らしく、どの人物が欠けても映画が傾いた気がするが、中でも副大統領役のグレン・クローズは 飛行機の中という緊迫した状況の中にはいないものの、視聴者と同じ目線での緊張感を伝えてくれる 最も安らげる重要なキャストであったと感じる。アメリカのテロリスト事情にも触れながら、今後はパラシ ュート降下する覚悟をもって搭乗しなければ!耳痛おこしてる場合じゃないなと思いを新たにした映画。 |

| 上映時間:118分*製作国:アメリカ*初公開年月:1979/07*ジャンル:SF/ホラー ***************************************************************************** スタッフ 監督: リドリー・スコット Ridley Scott 製作: ゴードン・キャロル Gordon Carroll デヴィッド・ガイラー David Giler ウォルター・ヒル Walter Hill 製作総指揮: ロナルド・シャセット Ronald Shusett 原案: ダン・オバノン Dan O'Bannon ロナルド・シャセット Ronald Shusett 脚本: ダン・オバノン Dan O'Bannon 撮影: デレク・ヴァンリント Derek Vanlint 特殊効果: カルロ・ランバルディ Carlo Rambaldi 編集: テリー・ローリングス Terry Rawlings ピーター・ウェザリー Peter Weatherley 音楽: ジェリー・ゴールドスミス Jerry Goldsmith ***************************************************************************** キャスト トム・スケリット Tom Skerritt ダラス船長 シガーニー・ウィーバー Sigourney Weaver リプリー ジョン・ハート John Hurt ケイン ヤフェット・コットー Yaphet Kotto パーカー ハリー・ディーン・スタントン Harry Dean Stanton ブレット ヴェロニカ・カートライト Veronica Cartwright ランバート イアン・ホルム Ian Holm アッシュ 声の出演 ヘレン・ホートン Helen Horton “マザー” ***************************************************************************** ◆私のSFホラー好きは、ここから始まったと言っても過言ではないくらいの私の中の傑作。 監督は「ブレードランナー」「グラディエーター」「羊たちの沈黙」「ハンニバル」を手掛けた リドリー・スコット。ハリウッド映画界きっての名監督である。執拗なまでのエイリアン再生、 エイリアンが腹を突き破って出現するというショッキングな手法は、この映画が発端となっている。 この映画のモンスター・デザインは、スイスの画家H.R.ギーガー。このエイリアンシリーズで 変化しないもの、それは「エイリアン」と「シガーニー・ウィーバー」。すなわちそれが最大の魅力 となっている。不気味なエイリアンは見ての通りだが、主役をつとめるシガーニー・ウィーバーは 恐怖ものの定番女性のように「キャーキャー」叫び倒さないところが魅力的。彼女の迫真の演技 とシンプルなストーリーをここまで緊迫感たっぷりに見せる演出は、エイリアン・美術設定と並んで 賞賛したい映画の1つ。エイリアンが主役を喰いそうで喰わない、主役がエイリアンを食いそうで 食わない、絶妙な見せ場が超一級。 |
エイリアン2【オススメ度:★★★★☆】

| 上映時間:137分*製作国:アメリカ*初公開年月:1986/08*ジャンル:SF/アクション ********************************************************************** スタッフ 監督・脚本: James Cameron / ジェームズ・キャメロン 特殊効果監修: John Richardson / ジョン・リチャードソン Brian Johnson / ブライアン・ジョンソン エイリアン効果製作: Stan Winston / スタン・ウィンストン 製作: Gale Anne Hurd / ゲイル・アン・ハード 製作総指揮: Gordon Caroll / ゴードン・キャロル David Giler / デビッド・ガイラー Walter Hill / ウォルター・ヒル 撮影監督: Adrian Biddle / エイドリアン・ビドル プロダクション・デザイナー: Peter Lamont / ピーターラモント 編集: Ray Lovejoy / レイ・ラブジョイ 音楽: James Horner / ジェームズ・ホーナー ********************************************************************** キャスト Sigourney Weaver / シガーニー・ウィーバー as...Ripley / リプリー Michael Biehn / マイケル・ビーン as...Corporal Hicks / ヒックス伍長 Lance Henriksen / ランス・ヘンリクセン as...Bishop / ビショップ Paul Reiser / ポール・ライザー as...Burke / バーク Bil Paxton / ビル・パクストン as...Private Hudson / ハドソン兵卒 Carrie Henn / キャリー・ヘン as...Newt / ニュート 殖民惑星アチェロン(LV426惑星)で、ただ一人生き残った7歳の少女 Cynthia Scott / シンシア・スコット as...Corporal Dietrich / ディートリック伍長 All Matthews /アル・マシューズ as...Sergeant Apone / アポーネ軍曹 Jenette Goldstein / ジャネット・ゴールドスタイン as...Private Vasquez / バスクエス兵卒 Mark Rolston / マーク・ロルストン as...Private Drake / ドレーク兵卒 Colette Hiller / コレット・ヒラー as...Corporal Ferro / フェッロ伍長 Ricco Ross / リコ・ロス as...Private Frost / フロスト兵卒 William Hope / ウィリアム・ホープ as...Lieutenant Gorman / ゴーマン中尉 Daniel Kash / ダニエル・カッシュ as...Private Spunkmeyer / スパンクマイヤー兵卒 ********************************************************************** ◆「タイタニック」「ターミネーター」のジェームズ・キャメロン監督。さすがである!! ジェームズ・キャメロン監督は、続編において駄作を作らないことを特技としている人物。 その例として「ターミネーター」と「ターミネーター2」の大幅なスケールアップがあげられる。 このエイリアンも同様に、基本的な構図は変化しないものの、輸送船を軍隊へ、単体の エイリアンを複数へとスキルアップするサマが見事。1でSFホラーを魅せれば、2では SFアクションへとシフトチェンジし、しっかりと作品を昇華させることに成功した。 ただ私は、アクションものよりホラーの方が好みである為、面白味という点では少し落ちる。 前作の男まさりな主人公と相対するように、今作では主人公の母性を目覚めさせ、異なる 切り口で強さを表現した。また主人公にのみならず、エイリアンにおいてもクイーンエイリアン を登場させ、母VS母の死闘を見せることで、とてつもない切なさを表現しているのだ。 |
エイリアン3【オススメ度:★★★☆☆】

| 上映時間:115分*製作国:アメリカ*初公開年月:1992/08*ジャンル:SF/サスペンス **************************************************************************** スタッフ 監督: デヴィッド・フィンチャー David Fincher 製作: ゴードン・キャロル Gordon Carroll デヴィッド・ガイラー David Giler ウォルター・ヒル Walter Hill 製作総指揮: エズラ・スワードロウ Ezra Swerdlow 原案: ヴィンセント・ウォード Vincent Ward 脚本: デヴィッド・ガイラー David Giler ウォルター・ヒル Walter Hill ラリー・ファーガソン Larry Ferguson 撮影: アレックス・トムソン Alex Thomson 特撮: リチャード・エドランド Richard Edlund 編集: テリー・ローリングス Terry Rawlings 音楽: エリオット・ゴールデンサール Elliot Goldenthal **************************************************************************** キャスト シガーニー・ウィーバー Sigourney Weaver エレン・リプリー チャールズ・S・ダットン Charles S. Dutton ディロン チャールズ・ダンス Charles Dance クレメンズ ポール・マッギャン Paul McGann ゴリック ブライアン・グローヴァー Brian Glover アンドリュース ラルフ・ブラウン Ralph Brown アーロン ランス・ヘンリクセン Lance Henriksen ビショップ ダニエル・エドモンド ニュート ピート・ポスルスウェイト Pete Postlethwaite デヴィッド **************************************************************************** ◆2作めで大変な思いをして生き残った面々が、リプリー以外全員死んでしまうという、大変 意表をついた設定の3作目。そのあたりで賛否両論分かれそうだが、私自身は全然大丈夫。 後味の悪い衝撃のラストも、リプリー役のシガニー・ウィーバーが本作でシリーズを打ち切り にする事を条件に出演していたと考えれば納得できるというもの。スキンヘッドになり、凶悪犯 ばかりの星で、武器らしい武器もないまま、エイリアンに立ち向かうというシチュエーションも 嫌いではなく、どちらかと言えば好きな方である。しかし、抽象的にならまだしも理解に苦しむ 性的な描写はいただけなかった。 宗教色の濃い背景も、恐怖感が半減してしまう演出も、 エイリアンとしては別物、外伝やパラレルとして観ることができれば、さほど気にせず楽しめる のかもしれない。のちに『セブン』で脚光を浴びるデヴィッド・フィンチャー監督が、27歳の若さで 完成させたデビュー作にあたる本作品は、フィンチャー特有のダークな世界と、スタイリッシュ な映像美で、新人らしい趣きの作品に仕上がっている。 |
エイリアン4【オススメ度:★★★☆☆】

| 上映時間:107分*製作国:アメリカ*初公開年月:1998/03*ジャンル:SF/アクション ***************************************************************************** スタッフ 監督: ジャン=ピエール・ジュネ 脚本: ジョス・ウェドン キャラクター原案: ダン・オバノンandロナルド・シュセット 製作: ゴードン・キャロル デイビッド・ガイラー ウォルター・ヒル ビル・バダラート 撮影: ダリアス・コンジ,A.F.C プロダクション・デザイナー: ナイジェル・フェルプス 編集: ハーヴ・シナイド,A.C.E エイリアン・イフェクツ・デザインandクリエイト: アレック・ギリス トム・ウッドラフ,JR. 音楽: ジョン・フリゼール 衣装デザイン: ボブ・リングウッド 視覚効果スーパーバイザー: ピトフandエリック・ヘンリー ***************************************************************************** キャスト シガーニー・ウィーバー Sigourney Weaver リプリー ウィノナ・ライダー Winona Ryder コール ロン・パールマン Ron Perlman ジョナー ダン・ヘダヤ Dan Hedaya ペレス将軍 J・E・フリーマン J.E. Freeman レン博士 ブラッド・ドゥーリフ Brad Dourif ドクター・ジェディマン マイケル・ウィンコット Michael Wincott エルジン ドミニク・ピノン Dominique Pinon ヴリース ゲイリー・ドゥーダン Gary Dourdan クリスティアン レイモンド・クルツ Raymond Cruz ディステファノ リーランド・オーサー Leland Orser パーヴィス キム・フラワーズ Kim Flowers ヒラード ***************************************************************************** ◆「4」ということでオドオドしながら鑑賞したが、そう悪くない出来だと感じるのは、「3」を超えて いるからだろうか?と自問自答する。監督は、「ロスト・チルドレン」「デリカテッセン」「アメリ」を 手がけてきたジャン=ピエール・ジュネ。フランス人らしい映像美と表現し難い世界観を持ち、 人気のある監督であるが、今作ではそのあたりの魅力を最大限に発揮できなかったと見え、 特にグロイ部分しか印象に残っていない。また、どれだけエイリアンが登場するのかとわくわく していたら、思わぬ肩すかし。見所は、スピード感と水中シーン、そしてベビーエイリアンの誕生 シーンでしょうか。男性なら、アンドロイドのウイノナ・ライダーを観ている方が楽しいかも(笑) 今作は、死んだリプリーをクローンとして生き返らせ、何とかストーリーを本筋に戻そうとした 努力が見られる。また、クローンとしてのリプリー、知的障害気味のリプリー、奇形児の同胞と してのリプリー、エイリアンの母としてのリプリーと、複雑な心理描写が要求される演技を見事 に演じあげているシガーニー・ウィーバーを賞賛させていただきたい。 |
エイリアンVSプレデター【オススメ度:★★★★☆】

| 上映時間:100分*製作国:アメリカ*初公開年月:2004/12/18*ジャンル:SF/アクション ****************************************************************************************** スタッフ 監督:ポール・W・S・アンダーソン 製作:ジョン・デイヴィス/ゴードン・キャロル/デイヴィッド・ガイラー/ウォルター・ヒル 脚本:ポール・W・S・アンダーソン 撮影:デイヴィッド・ジョンソン 音楽:ハラルド・クローサー 美術:リチャード・ブリッドグランド 編集:アレクサンダー・バーナー 衣装(デザイン):マギャリー・ギダッチ ****************************************************************************************** キャスト サナ・レイサン(Alexa Woods) ラウル・ボヴァ(Sebastian de Rosa) ランス・ヘンリクセン(Charles Bishop Weyland) ユエン・ブレンナー(Graeme Miller) コリン・サーモン(Maxwell Stafford) トミー・フラナガン(Mark Verheiden) ジョセフ・ライ(Joe Connors) アガート・デ・ラ・ブライユ(Adele Rousseau) カーステン・ノーガード(Rusten Quinn) サム・トルートン(Thomas Parks) ****************************************************************************************** ◆シリーズファンには、夢の競演。「バイオハザード」のポール・W・S・アンダーソン監督が脚本も手掛け、思い もよらず丁寧に生真面目に映像化に取り組んだ作品。エイリアンシリーズのシガーニー・ウィーバーが出演し ていないのは残念だが、同じくエイリアンシリーズのランス・ヘンリクセンの登場は嬉しい。タイトル通り、エイリ アンとプレデターがしっかりと主役を務める映画ということになる。シリーズの名場面をふんだんに取り入れ、 ファンには嬉しい内容であるが、シリーズを観ていない方々がどれだけ楽しめるのか?は、想像しかねる。いわ ゆるマニア向けホラーということになるため、できれば、旧作を鑑賞後ご覧いただきたい。エイリアンとプレデ ターの対決だが、完璧にエイリアンファンの私にとっては、この作品でプレデターが善となり、エイリアンが悪と なるストーリーが、嬉しいような悲しいような複雑な心境だ。プレデターが人間と共にエイリアンをやっつけると いう図も、どう解釈してよいのか戸惑うほど、哀しいかなエイリアンには非道な極悪さを感じる。その点は、エイ リアンの勝利といえるかもしれないが、2大クリーチャーの造形は、どちらも素晴らしく、さすがとしか言いようが ない。ストーリーは、やや弱さを感じないでもない。クライマックスも、やや消化不良。しかしながら、大きな タイトルをかましながらも、SFホラーファンをがっかりさせない肝をがっしり掴んだ演出は、私にホラードリーム という新しいジャンルを確立させるほどの喜びを与えてくれたと思う。 |
Xーメン【オススメ度:★★★★☆】

| 上映時間:104分*製作国:アメリカ*初公開年月:2000/10/07*ジャンル:SF/アクション ****************************************************************************************** スタッフ 監督:ブライアン・シンガー 製作:ローレン・シュラー=ドナー/ラルフ・ウィンター 製作総指揮:アヴィ・アラッド/トム・デサント/リチャード・ドナー/スタン・リー 原案:トム・デサント/ブライアン・シンガー/脚本:デヴィッド・ヘイター 撮影:トム・シーゲル/編集:スティーヴン・ローゼンブラム 音楽: マイケル・ケイメン ****************************************************************************************** キャスト ウルヴァリン:ヒュー・ジャックマン プロフェッサーX:パトリック・スチュワート マグニートー:アン・マッケラン ジーン・グレイ:ファムケ・ヤンセン サイクロプス:ジェームス・マーズデン ストーム:ハル・ベリー ローグ:アンナ・パキン セイバートゥース:タイラー・メイン トード:レイ・パーク ミスティーク:レベッカ・ローミン=ステイモス ****************************************************************************************** ◆アメリカの人気コミックの映画版。「スーパーマン」「スパイダーマン」「バットマン」などの数々のヒ−ローを 生み出してきたマーヴェル・コミックス出身のX-メンは、1963年のデビュー以来、アメリカ国民に最も深く長く 愛され続けてきたヒーローであり、40年余りの間、今か今かと映像化が待ち望まれてきた作品でもある。 監督は、「ユージュアル・サスペクツ」・「ゴールデンボーイ」で才能を見出されたブライアン・シンガー。 人間達から迫害される特殊能力を持つミュータント(Xーメン)達だが、人間社会同様ミュータント同士の中にも 複数の派閥が存在し対立を繰り返すという、「人種問題」「イジメ問題」という現代に根ざした今悪なテーマが 掲げられている。キャラクターは、それぞれ想像を絶する特殊能力を持っており、この能力がX-メン達に 深い悲しみを背負わせ、彼らに痛みや苦しみを抱える人間らしさを与えている。ヒーローとしての華やかさの 裏に隠された悲哀が、X-メン自身に存在価値を追求させ、人間ドラマとしての厚みと独自のリアリティを出す事 に成功していると言える。一歩間違えば、子供向け戦隊ヒーローになるところを、あえて大人向けにじっくりと 創りこんできた。コミックを知らない世代にも実にわかりやすく作られており、あとは、コミックスファンとこの映画 の整合性が保たれるのか?がポイント。珍しく続編に期待したいと思える作品であった。 |
XーMEN2【オススメ度:★★★★★】

| 上映時間:125分*製作国:アメリカ*初公開年月:2003/05/02*ジャンル:SF/アクション ****************************************************************************************** スタッフ 監督:ブライアン・シンガー 製作総指揮:スタン・リー他 製作:ローレン・シュラー=ドナー/ラルフ・ウィンター 脚本:マイケル・ドハティ/ダニエル・P・ハリス/ブライアン・シンガー 音楽:ジョン・オットマン 撮影:ニュートン・トーマス・サイジェル ****************************************************************************************** キャスト チャールズ・エグゼビア(プロフェッサーX):パトリック・スチュワート ローガン(ウルヴァリン):ヒュー・ジャックマン スコット・サマーズ(サイクロップス):ジェームズ・マースデン ジーン・グレイ:ファムケ・ヤンセン オロロ・マンロー(ストーム):ハル・ベリー マリー・ダンキャント(ローグ):アンナ・パキン ボビー・ドレイク(アイスマン):ショーン・アシモア ジョン・アラダイス(パイロ):アーロン・スタンフォード カート・ワグナー(ナイトクローラー):アラン・カミング エリック・レーンシャー(マグニートー):イアン・マッケラン レイベン・ダークホルム(ミスティーク):レベッカ・ローミン=ステイモス ストライカー:ブライアン・コックス ケリー上院議員:ブルース・デイヴィソン ****************************************************************************************** ◆アメコミ映画の2作目。好き嫌いがあると思うが、私は今作のラストのインパクトが絶大であり、大好きである 為、評価は5つ星。基本的にハッピーエンドよりも切ないラストが好きな体質なのかもしれない。そして、女性の 悲恋話が特に大きく私の心を揺さぶり、入り込んでゆける要素が濃いようだ。とにかくキャラクターにハマるこの シリーズ、彼女が大好きだったせいもあり、ラストは個人的により大きな感動をもたらしたと思える。1作目で わかり辛かった部分もUでかなり理解し修正でき、よってストーリーも前作より好みに感じられたのはよかった。 シリーズは続いているが、私にとってはまだまだ期待できる映画の1つ。相変わらず映画を観て思うのは、見た 目で人を裁く世間の愚かさ。きっと自分自身も例にもれずそんな人間なのだと思うが、人の大きな苦しみに 気づき、またそれを知っているからこそ、このラストが物凄く活きてくる気がする。 |
XーMEN ファイナルディシジョン【オススメ度:★★★★☆】

| 上映時間:105分*製作国:アメリカ*初公開年月:2006/09/09*ジャンル:SF/アクション ****************************************************************************************** スタッフ 監督:ブレット・ラトナー 製作:アヴィ・アラッド/ローレン・シュラー・ドナー/ラルフ・ウィンター 製作総指揮:スタン・リー/ジョン・パレルモ 脚本:ザック・ペン/サイモン・キンバーグ 撮影:フィリップ・ルースロ/ダンテ・スピノッティ/プロダクションデ/ザイン: エド・ヴァリュー 衣装デザイン:ジュディアナ・マコフスキー 編集:マーク・ゴールドブラット/マーク・ヘルフリッチ/ジュリア・ウォン 音楽:ジョン・パウエル ****************************************************************************************** キャスト ヒュー・ジャックマン/ウルヴァリン ハル・ベリー/ストーム パトリック・スチュワート/プロフェッサーX(エグゼビア) ジェームズ・マースデン/サイクロップス ベン・フォスター/エンジェル ファムケ・ヤンセン/フェニックス=ジーン・グレイ イアン・マッケラン/マグニートー レベッカ・ローミン/ミスティーク アンナ・パキン/ローグ ショーン・アシュモア/アイスマン アーロン・スタンフォード/パイロ ダニエル・クドモア/コロッサス ケルシー・グラマー/ビースト ヴィニー・ジョーンズ/ジャガーノート マイケル・マーフィ/ウォーレン・ワージントン2世 ダニア・ラミレス/カリスト エリック・デイン/マルチプル・マン キャメロン・ブライト/リーチ エレン・ペイジ/キティ・プライド ショーレ・アグダシュルー/Dr.カヴィタ・ラオ ケン・レオン/キッド・オメガ オマイラ/アークライト ****************************************************************************************** ◆前作で惜しまれながら亡くなってしまった大好きなジーンが、何だか凄い力を身に付けていて悪役っぽく なってしまっている展開が悲しすぎた。サイクロップスの活躍にも期待していたのだが、ゲスト出演のような 扱いに前半「こりゃ大丈夫か?」と思ったものだが、ドンドン殺すかわりに新ミュータントもしっかり登場させて おり、そこまで絶望的にガッカリさせない方向にもっていくところは相変わらず心憎いなーと思う。ミュータント を人間に変えることができる新薬キュアが開発され、使用するのはミュータント次第という展開。人間になり たいと思うミュータントもいれば、ミュータントのまま生涯を終えたいと思うミュータントもいる。ちょっと例えが 間違っている感もあるが、整形手術をして今までの不幸な人生を変えたいと思う人もいれば、どんな運命も 自分に与えられた人生だと受け入れ自然に逆らうことなくありのままの自分で生きてゆく道を選ぶ人と、人間 でも考えは人それぞれだから、人間らしい感情をもつミュータントにきゅんとする場面もあった。最後まで1人 1人の哀しさを丁寧に描き創り上げたなーと感心したが、これ本当に終わるの?というラストは、少々気にも なった。できればまだまだ続いてほしい作品だが、これ以上切ないミュータントの最後を見るのも辛いし、 できれば亡くなった全ミュータントに復活してもらい、強力なラブストーリーとして生まれ変わってもらいたい◆ |
エボリューション【オススメ度:★★★☆☆】

| 上映時間:103 分*製作国:アメリカ*初公開年月:2001/11/03*ジャンル:SF/アクション/コメディ ****************************************************************************************** スタッフ 監督:アイヴァン・ライトマン 製作:ダニエル・ゴールドバーグ/ ジョー・メジャック/ アイヴァン・ライトマン 製作総指揮:ジェフ・アップル/ トム・ポロック/ デヴィッド・ロジャース 原案:ドン・ジャコビー 脚本:デヴィッド・ダイアモンド/ デヴィッド・ウェイスマン/ ドン・ジャコビー 撮影:マイケル・チャップマン 音楽:ジョン・パウエル ****************************************************************************************** キャスト デヴィッド・ドゥカヴニー David Duchovny アイラ ジュリアン・ムーア Julianne Moore アリソン オーランド・ジョーンズ Orlando Jones ハリー ショーン・ウィリアム・スコット Seann William Scott ウェイン タイ・バーレル Ty Burrell テッド・レヴィン Ted Levine ダン・エイクロイド Dan Aykroyd ****************************************************************************************** ◆2005年5月13日の金曜ロードショーで鑑賞する。声優の堀内賢雄・山寺宏一という芸達者なベテラン が演じることにより、バカバカしいコミカルな映画をより楽しいものにしてくれた。 「ゴーストバスターズ」シリーズのアイヴァン・ライトマン監督が、猛烈な勢いで進化する謎の生命体と人類 との攻防を描いたSFバイオジカル・エンタテイメント大作は、監督お得意のクリーチャーが続々と登場する ブラックコメディ。主演には「Xファイル」のモルダー捜査官こと「デヴィッド・ドゥカヴニー」。また共演は 「ハンニバル」でクラリスを演じた「ジュリアン・ムーア」。どちらも前作の役のイメージが付きすぎたことを 懸念して、あえてコメディに挑戦した作品でもある。パッケージを見ると子供向けかな?と感じるが、内容は 少々下品ネタがあり、子供向けとも言えないところがつらい。「ゴーストバスターズ」のマシュマロマンのような ありえなくも可愛いキャラの登場はありませんが、「ジュラシックパーク」のような恐竜が、次々と変貌を遂げる 進化の様子は見ごたえアリ。B級でベタな映画であるが、何も背負わず気楽に見られるツボを押さえた作品で ある為、それをB級とも退屈とも感じさせないところが大好きだ。ラストバトルも実にくだらないが、全く緊張感が ないにも関わらず何故かドキドキしてしまうのは、この作品の大きな魅力と言えるハズ。 |
エラゴン〜遺志を継ぐ者〜【オススメ度:★★★☆☆】

| 上映時間:104 分*製作国:アメリカ*初公開年月:2006/12/16*ジャンル:ファンタジー ****************************************************************************************** スタッフ 監督:シュテフェン・ファンマイヤー 製作:ジョン・A/ジョン・デイヴィス/ウィック・ゴッドフレイ 脚本:ピーター・バックマン/ローレンス・コナー/マーク・ローゼンタール 音楽:パトリック・ドイル 撮影:ヒュー・ジョンソン 編集:ロジャー・バートン/マサヒロ・ヒラクボ/クリス・レベンゾン ****************************************************************************************** キャスト エラゴン:エドワード・スペリーアス(吹き替え:山田孝之) ブロム:ジェレミー・アイアンズ(吹き替え:有本欽隆) アーリア:シエンナ・ギロリー(吹き替え:小雪) ダーザ:ロバート・カーライル(吹き替え:家中宏) サフィラの声:レイチェル・ワイズ(吹き替え:林真里花) アジハド:ジャイモン・フンスー(吹き替え:楠大典) ガルバトリックス:ジョン・マルコヴィッチ(吹き替え:大塚芳忠) マータグ:ギャレット・ヘドランド(吹き替え:伊藤健太郎) フロスガー:ゲイリー・ルイス(吹き替え:西前忠久) アンジェラ:ジョス・ストーン(吹き替え:小島幸子) ローラン:クリストファー・イーガン(吹き替え:日野聡) 叔父ギャロウ:アラン・アームストロング(吹き替え:伊藤和晃) ホースト:リチャード・リフキン(吹き替え:世古陽丸) スローン:スティーヴ・スピアーズ(吹き替え:石住昭彦) ****************************************************************************************** ◆原作は、若干15歳で小説を書きはじめ17歳で自費出版をしベストセラーとなったというクリストファー・ パオリーニのファンタジー小説。タイトルを見て、どうしても日本人的感覚で、エラのはったドラゴンを想像 してしまうが、主人公の名前であることがわかり、その紛らわしさに脱力した。ファンタジーでドラゴンものと いう大好きなジャンルだが、私の中でゲーム「ドラゴンクエスト」を超える実写映画に出会えないことが悲しく 夢が大きく壊れてゆく現実をかみしめている。ドラゴンはともかく、もう少し登場人物に感情移入してしまうよう な魅力的なキャラクターを作ってほしかった。原作があるので難しい作業かもしれないが、特に心動かされる 人物がいないというのは最後まで観続けるには退屈すぎる。ファンタジーなのだから原作にこだわらず、もっ と冒険しても良かったのではないかと思えた映画。まとまり過ぎていて、無難すぎて、安心感はあるけれど、 面白味がない。冒険ファンタジーものに安心感があるというのは正解なのか?少し疑問にも思った。しかし、 映画ならではの爽快感はある。サフィラがエラゴンを背中に乗せて空を飛ぶシーンは、やはりワクワクだ。楽 しめる人は沢山いるだろうし世界観のファン&原作ファンも多いと思うので、このジャンルを愛する人間として 3ポイントを提示したが、原作・脚本・演出全てに不満の残るこの映画を愛する為にもう1度鑑賞してみたい♪ |
エンド・オブ・デイズ【オススメ度:★★☆☆☆】

| 上映時間:122分*製作国:アメリカ*初公開年月:1999/12/25*ジャンル:ホラー/アクション ****************************************************************************************** スタッフ 監督・撮影監督:ピーター・ハイアムズ 製作:アーミアン・バーンスタイン/ビル・ボーデン Bill Borden 脚本・共同製作:アンドリュー・W・マーロー プロダクション・デザイナー:リチャード・ホランド 音楽:ジョン・デブニー 衣装デザイン:ボビー・マニックス VFX総監修:スタン・ウィンストン ****************************************************************************************** キャスト ジェリコ・ケイン:アーノルド・シュワルツネッガー サタン:ガブリエル・バーン クリスティーン・ヨーク:ロビン・タニー シカゴ:ケビン・ポラック コバック神父:ロッド・スタイガー フランシス刑事:CCH・パウンダー トマス・アキナス:デリック・オコナー メイベル:ミリアム・マーゴリーズ 司祭/エーブル医師:ウド・ギアー アルビノ:ビクター・バルナード ****************************************************************************************** ◆鉄人シュワちゃんも普通の人間だった・・・と言わんばかりに、心臓手術を終えたシュワちゃんの復帰作品 となった映画。そんな背景もあってか、役柄もオキマリの無敵で強靭な精神力の持ち主ではなく、少し精神的 な弱さをもった人間味あふれる主人公を演じている。ということで、いつものシュワちゃん映画と比較すると アクションも少なめだが、シュワちゃん的な新鮮味はあると思う。しかし、ストーリーやスケールに斬新さはない。 また、シュワちゃん映画特有の「何も考えずに一気に観られる」というお手軽さにも欠けてしまった。 テーマが世紀末を提示した重いものである上、宗教・悪魔・オカルト・グロいショックシーンと非常に暑苦しく 不快指数は最高潮に達する。そんな視聴者をうならせたのが、サタン役「ユージュアル・サスペクツ」のG・バーン。 邪悪な支配者をカリスマティックに怪演し、まさに主役を食った演技と言える。 ピーター・ハイアムズ監督らしからぬ特殊効果の多用には、苦心の跡が見られるが、ラストも含め、どうしても 時代にそぐわない古臭さが感じられる点は否めない事実なのである。 |
エントラップメント【オススメ度:★★★☆☆】

| 上映時間:113分*製作国:アメリカ*初公開年月:1999/08*ジャンル:サスペンス/犯罪 ****************************************************************************************** スタッフ 監督: ジョン・アミエル Jon Amiel 製作: ショーン・コネリー Sean Connery マイケル・ハーツバーグ Michael Hertzberg ロンダ・トレフソン Rhonda Tollefson 脚本: ロン・バス Ron Bass/ウィリアム・ブロイルズ William Broyles 撮影: フィル・メヒュー Phil Meheux 編集: テリー・ローリングス Terry Rawlings 音楽: クリストファー・ヤング Christopher Young ****************************************************************************************** キャスト ショーン・コネリー Sean Connery マック キャサリン・ゼタ・ジョーンズ Catherine Zeta Jones ジン ヴィング・レイムス Ving Rhames ティボドー ウィル・パットン Will Patton モーリー・チェイキン Maury Chaykin ケヴィン・マクナリー Kevin McNally テリー・オニール ****************************************************************************************** ◆何気にテレビで見たが、そこそこ楽しめた作品。泥棒ものと言えば、ルパン三世か、はたまたキャッツアイか といった例えがピッタリなほどキャサリン・ゼタ・ジョーンズの色っぽさにドキッとさせられる。 「罠にかける」というタイトル通り、騙し騙され、疑惑とトラップの大ドンデン返しが繰り返され、ラストは視聴者の 期待にしっかりと添うエンディングが用意されている。 2000年問題に引っかけた盗みのテクニックは秀逸。コンピューター犯罪の本物っぽさや上手なアイテムづかい にも目を見張るものがある。マニア向けではないが、綺麗なお姉さんがレオタードを着込み、しなやかな柔軟さで 赤外線突破を果たすシーン、はたまた赤い糸を使ってトレーニングをする場面など、それを見られるだけで 十分罠にかけられることだろう。ショーン・コネリーの安定した演技にも、一癖・二癖感じられ、主役2人による 主役2人の為のトラップ映画となっている。 |