18-1.アッラーを讃える。かれはそのしもべに啓典を下された。それには、少しの曲ったことも含まれない。
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الْحَمْدُ لِلَّهِ الَّذِي أَنزَلَ عَلَى عَبْدِهِ الْكِتَابَ
وَلَمْ يَجْعَل لَّهُ عِوَجَا 1
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18-2.(この啓典の内容を)正しく真直になされ、かれの御許からの痛烈な処罰を警告され、また正しい行いをする信者は、善い報奨を得るとの吉報を伝えられた。
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قَيِّمًا لِّيُنذِرَ بَأْسًا شَدِيدًا مِن لَّدُنْهُ وَيُبَشِّرَ
الْمُؤْمِنِينَ الَّذِينَ يَعْمَلُونَ الصَّالِحَاتِ أَنَّ لَهُمْ أَجْرًا حَسَنًا
2
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18-3.かれらは永遠にその中に住むであろう。
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مَاكِثِينَ فِيهِ أَبَدًا 3
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18-4.また、「アッラーは一人の御子を持たれます。」と言う者へ警告なされる。
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وَيُنذِرَ الَّذِينَ قَالُوا اتَّخَذَ اللَّهُ وَلَدًا 4
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18-5.かれらはこのことに就いて何の知識もなく、かれらの祖先もまたそうであった。かれらの口をついて出る言葉は、由々しきものである。かれらの言葉は、偽りに外ならない。
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مَّا لَهُم بِهِ مِنْ عِلْمٍ وَلَا لِآبَائِهِمْ كَبُرَتْ كَلِمَةً
تَخْرُجُ مِنْ أَفْوَاهِهِمْ إِن يَقُولُونَ إِلَّا كَذِبًا 5
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18-6.もしかれらがこの消息(クルアーン)を信じないならば、恐らくあなたはかれらの所行のために苦悩して、自分の身を滅ぼすであろう。
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فَلَعَلَّكَ بَاخِعٌ نَّفْسَكَ عَلَى آثَارِهِمْ إِن لَّمْ
يُؤْمِنُوا بِهَذَا الْحَدِيثِ أَسَفًا 6
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18-7.本当に地上の凡ての有は、それ(大地)の装飾としてわれが設けたもので、かれらの中誰が最も優れた行いをするかを、試みるためである。
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إِنَّا جَعَلْنَا مَا عَلَى الْأَرْضِ زِينَةً لَّهَا لِنَبْلُوَهُمْ
أَيُّهُمْ أَحْسَنُ عَمَلًا 7
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18-8.本当にわれは、この(地)上にある凡ての有を、必ず(生命のない)乾いた土にするであろう。
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وَإِنَّا لَجَاعِلُونَ مَا عَلَيْهَا صَعِيدًا جُرُزًا 8
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18-9.洞窟の仲間たちとその碑文のことを、あなたは考えないのか。わが印の中でも驚嘆すべきものであったと。
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أَمْ حَسِبْتَ أَنَّ أَصْحَابَ الْكَهْفِ وَالرَّقِيمِ كَانُوا
مِنْ آيَاتِنَا عَجَبًا 9
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18-10.青年たちが洞窟の中に逃れた時を思え。かれらは(祈って)言った。「主よ、あなたの御許から慈悲を与えられ、わたしたちの事態に正しい道を御授け下さい。」
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إِذْ أَوَى الْفِتْيَةُ إِلَى الْكَهْفِ فَقَالُوا رَبَّنَا
آتِنَا مِن لَّدُنكَ رَحْمَةً وَهَيِّئْ لَنَا مِنْ أَمْرِنَا رَشَدًا 10
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18-11.われはそれから洞窟の中で幾年もの間、かれらの聴覚を妨げた。
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فَضَرَبْنَا عَلَى آذَانِهِمْ فِي الْكَهْفِ سِنِينَ عَدَدًا
11
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18-12.それからわれは、かれらを呼び起こし、2団のどちらが、よくかれらの(滞在)期間を計算出来るかを知ろうとした。
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ثُمَّ بَعَثْنَاهُمْ لِنَعْلَمَ أَيُّ الْحِزْبَيْنِ أَحْصَى
لِمَا لَبِثُوا أَمَدًا 12
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18-13.われはかれらの物語の真実をあなたに語ろう。かれらは主を信じる青年であったから、われはなお一層かれらを導いた。
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نَحْنُ نَقُصُّ عَلَيْكَ نَبَأَهُم بِالْحَقِّ إِنَّهُمْ فِتْيَةٌ
آمَنُوا بِرَبِّهِمْ وَزِدْنَاهُمْ هُدًى 13
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18-14.われはかれらの心を引き立て、かれらは起き上った時言った。「わたしたちの主は、天と地の主である。わたしたちは、かれを差し置いて如何なる神にも祈らない。(もしそうしたら)本当に無法なことを口にすることになる。
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وَرَبَطْنَا عَلَى قُلُوبِهِمْ إِذْ قَامُوا فَقَالُوا رَبُّنَا
رَبُّ السَّمَاوَاتِ وَالْأَرْضِ لَن نَّدْعُوَ مِن دُونِهِ إِلَهًا لَقَدْ قُلْنَا
إِذًا شَطَطًا 14
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18-15.これらわが同族の人びとは、かれを差し置いて神々を立てた。どうしてそれら(神々)は、かれらに対して一つの明白な権威も齎さないのであろうか。アッラーに就いて偽りを捏造するよりも、甚だしい不義を犯す者があろうか。」
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هَؤُلَاء قَوْمُنَا اتَّخَذُوا مِن دُونِهِ آلِهَةً لَّوْلَا
يَأْتُونَ عَلَيْهِم بِسُلْطَانٍ بَيِّنٍ فَمَنْ أَظْلَمُ مِمَّنِ افْتَرَى عَلَى
اللَّهِ كَذِبًا 15
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18-16.「そうだ、あなたがたがかれらから、またアッラー以外にかれらが崇拝する者からそれて、洞窟に逃れれば、主はあなたがたの上に慈悲を現わされ、あなたがたのために、事態を安穏に処理なされよう。」
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وَإِذِ اعْتَزَلْتُمُوهُمْ وَمَا يَعْبُدُونَ إِلَّا اللَّهَ
فَأْوُوا إِلَى الْكَهْفِ يَنشُرْ لَكُمْ رَبُّكُم مِّن رَّحمته ويُهَيِّئْ لَكُم
مِّنْ أَمْرِكُم مِّرْفَقًا 16
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18-17.あなたは太陽が昇る時(光線がかれらの所に差し込まないように)洞窟から右の方にそれて、沈む時は洞窟の中の広場にいたかれらを過ぎて左の方にそれて去るのを、見たことであろう。これはアッラーの印である。アッラーが導かれる者は、(正しく)導かれた者である。だが迷うに任せられた者には、あなたは正しく導く保護者の一人も、見い出せ得ないのである。
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وَتَرَى الشَّمْسَ إِذَا طَلَعَت تَّزَاوَرُ عَن كَهْفِهِمْ
ذَاتَ الْيَمِينِ وَإِذَا غَرَبَت تَّقْرِضُهُمْ ذَاتَ الشِّمَالِ وَهُمْ فِي فَجْوَةٍ
مِّنْهُ ذَلِكَ مِنْ آيَاتِ اللَّهِ مَن يَهْدِ اللَّهُ فَهُوَ الْمُهْتَدِ وَمَن
يُضْلِلْ فَلَن تَجِدَ لَهُ وَلِيًّا مُّرْشِدًا 17
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18-18.あなたは、かれらが眠っているのに、目を覚していると思ったであろう。われは、かれらを左右に寝返りさせた。またかれらの犬は両足を洞窟の入口に伸していた。もしあなたがかれらの所に来たならば、きっと恐れ戦き走って逃げ出したことであろう。
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وَتَحْسَبُهُمْ أَيْقَاظًا وَهُمْ رُقُودٌ وَنُقَلِّبُهُمْ
ذَاتَ الْيَمِينِ وَذَاتَ الشِّمَالِ وَكَلْبُهُم بَاسِطٌ ذِرَاعَيْهِ بِالْوَصِيدِ
لَوِ اطَّلَعْتَ عَلَيْهِمْ لَوَلَّيْتَ مِنْهُمْ فِرَارًا وَلَمُلِئْتَ مِنْهُمْ
رُعْبًا 18
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18-19.こんな(状態の所)に、われはかれらを(眠りから)覚して、互いに問わさせた。一人が言った。「あなたがたは(ここに)どれ位滞在したのですか。」するとかれらは、「わたしたちは一日か、一日足らずの滞在です。」と(答えて)言った。(しばらくしてまた)言った。「アッラーはあなたがたが滞留したことを最もよく知っておられます。さあ、この銭を持って一人を町にやり、そこで最も清い食べ物を持っている者を見つけて、そこから食料をあなたがたに持って来させよう。かれには慎重に振る舞わせて、あなたがたのことを誰にも気付かせてはならない。
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وَكَذَلِكَ بَعَثْنَاهُمْ لِيَتَسَاءلُوا بَيْنَهُمْ قَالَ
قَائِلٌ مِّنْهُمْ كَمْ لَبِثْتُمْ قَالُوا لَبِثْنَا يَوْمًا أَوْ بَعْضَ يَوْمٍ
قَالُوا رَبُّكُمْ أَعْلَمُ بِمَا لَبِثْتُمْ فَابْعَثُوا أَحَدَكُم بِوَرِقِكُمْ
هَذِهِ إِلَى الْمَدِينَةِ فَلْيَنظُرْ أَيُّهَا أَزْكَى طَعَامًا فَلْيَأْتِكُم
بِرِزْقٍ مِّنْهُ وَلْيَتَلَطَّفْ وَلَا يُشْعِرَنَّ بِكُمْ أَحَدًا 19
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18-20.もしかれらが、あなたがたのことを知ることになれば、必ず石撃ちにするか、あなたがたをかれらの教えに戻らせよう。そうなったらあなたがたは永久に栄えないであろう。」
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إِنَّهُمْ إِن يَظْهَرُوا عَلَيْكُمْ يَرْجُمُوكُمْ أَوْ يُعِيدُوكُمْ
فِي مِلَّتِهِمْ وَلَن تُفْلِحُوا إِذًا أَبَدًا 20
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18-21.このようにして、われはかれらの消息を明るみに出した。それはアッラーの約束が真実であり、また(最後の審判の)時に就いては、疑いのないことを知らせるためである。すると人びとはかれらの事件に就き互いに論じ、(一人が)言った。「かれらの上に建物を建てよう。主は、かれら(の真意)を最もよく知っておられます。」かれらを牛耳っている者たちが言った。「わたしたちは、かれらの上にマスジドを建立することにしよう。」
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وَكَذَلِكَ أَعْثَرْنَا عَلَيْهِمْ لِيَعْلَمُوا أَنَّ وَعْدَ
اللَّهِ حَقٌّ وَأَنَّ السَّاعَةَ لَا رَيْبَ فِيهَا إِذْ يَتَنَازَعُونَ بَيْنَهُمْ
أَمْرَهُمْ فَقَالُوا ابْنُوا عَلَيْهِم بُنْيَانًا رَّبُّهُمْ أَعْلَمُ بِهِمْ قَالَ
الَّذِينَ غَلَبُوا عَلَى أَمْرِهِمْ لَنَتَّخِذَنَّ عَلَيْهِم مَّسْجِدًا 21
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18-22.(ある者は)言う。「(かれらは)3人で、4番目は犬です。」(外の者は)単なる推測で、「かれらは5人で、6番目は犬です。」と言う。(またある者は)言う。「かれらは7人で、8番目は犬です。」言ってやるがいい。「わたしの主はその数を最もよく知っておられる。かれら(の真相)を知る者は極く少数に過ぎない。」それで外部に見えることの議論の外は、かれらに関し論争してはならない。またかれらに就いて、誰にも問いかけてはならない。
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سَيَقُولُونَ ثَلَاثَةٌ رَّابِعُهُمْ كَلْبُهُمْ وَيَقُولُونَ
خَمْسَةٌ سَادِسُهُمْ كَلْبُهُمْ رَجْمًا بِالْغَيْبِ وَيَقُولُونَ سَبْعَةٌ وَثَامِنُهُمْ
كَلْبُهُمْ قُل رَّبِّي أَعْلَمُ بِعِدَّتِهِم مَّا يَعْلَمُهُمْ إِلَّا قَلِيلٌ
فَلَا تُمَارِ فِيهِمْ إِلَّا مِرَاء ظَاهِرًا وَلَا تَسْتَفْتِ فِيهِم مِّنْهُمْ
أَحَدًا 22
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18-23.何事でも、「わたしは明日それをするのです」と断言してはならない。
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وَلَا تَقُولَنَّ لِشَيْءٍ إِنِّي فَاعِلٌ ذَلِكَ غَدًا 23
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18-24.「アッラーが御好みになられるなら。」と付け加えずには。あなたが忘れた時は主を念じて、「わたしの主は、これよりも正しい道に近付くよう御導き下さるでしょう。」と言え。
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إِلَّا أَن يَشَاء اللَّهُ وَاذْكُر رَّبَّكَ إِذَا نَسِيتَ
وَقُلْ عَسَى أَن يَهْدِيَنِ رَبِّي لِأَقْرَبَ مِنْ هَذَا رَشَدًا 24
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18-25.さて、かれらが洞窟に滞留したのは、3百と9年であった。
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وَلَبِثُوا فِي كَهْفِهِمْ ثَلَاثَ مِئَةٍ سِنِينَ وَازْدَادُوا
تِسْعًا 25
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18-26.言ってやるがいい。「かれらが、どれ程長く滞留したか、アッラーが最もよく知っておられる。かれに、天と地の幽玄界は属する。何とかれはよく御存知であられ、またよく御聞きになることよ。かれら(言い争っている人びと)には、(結局)かれの外にはどんな保護者もなく、また何ものも、かれの大権に参与しないのである。」
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قُلِ اللَّهُ أَعْلَمُ بِمَا لَبِثُوا لَهُ غَيْبُ السَّمَاوَاتِ
وَالْأَرْضِ أَبْصِرْ بِهِ وَأَسْمِعْ مَا لَهُم مِّن دُونِهِ مِن وَلِيٍّ وَلَا
يُشْرِكُ فِي حُكْمِهِ أَحَدًا 26
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18-27.あなたに啓示された、主の啓典を読み聞かせなさい。誰もかれの御言葉を変えることは出来ない。またあなたにはかれの外、どんな避難所もないのである。
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وَاتْلُ مَا أُوحِيَ إِلَيْكَ مِن كِتَابِ رَبِّكَ لَا مُبَدِّلَ
لِكَلِمَاتِهِ وَلَن تَجِدَ مِن دُونِهِ مُلْتَحَدًا 27
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18-28.朝な夕な、主の慈顔を求めてかれに祈る者と共に、あなた自身を堅く守りなさい。また現世の生活の栄華を望んで、かれらからあなたの目をそらせてはならない。またわれが、その心にわれを念じることを忽せにさせた者、また私欲に従って、自分の事に、法を越えた者に付き従ってはならない。
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وَاصْبِرْ نَفْسَكَ مَعَ الَّذِينَ يَدْعُونَ رَبَّهُم بِالْغَدَاةِ
وَالْعَشِيِّ يُرِيدُونَ وَجْهَهُ وَلَا تَعْدُ عَيْنَاكَ عَنْهُمْ تُرِيدُ زِينَةَ
الْحَيَاةِ الدُّنْيَا وَلَا تُطِعْ مَنْ أَغْفَلْنَا قَلْبَهُ عَن ذِكْرِنَا وَاتَّبَعَ
هَوَاهُ وَكَانَ أَمْرُهُ فُرُطًا 28
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18-29.言ってやるがいい。「真理はあなたがたの主から来るのである。だから誰でも望みのままに信仰させ、また(望みのままに)拒否させなさい。」本当にわれは、火を不義者のために準備している。その(煙と炎の)覆いは、かれらを取り囲む。もしかれらが(苦痛の)軽減を求めて叫ベば、かれらの顔を焼く、溶けた黄銅のような水が与えられよう。何と悪い飲物、何と悪い臥所であることよ。
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وَقُلِ الْحَقُّ مِن رَّبِّكُمْ فَمَن شَاء فَلْيُؤْمِن وَمَن
شَاء فَلْيَكْفُرْ إِنَّا أَعْتَدْنَا لِلظَّالِمِينَ نَارًا أَحَاطَ بِهِمْ سُرَادِقُهَا
وَإِن يَسْتَغِيثُوا يُغَاثُوا بِمَاء كَالْمُهْلِ يَشْوِي الْوُجُوهَ بِئْسَ الشَّرَابُ
وَسَاءتْ مُرْتَفَقًا 29
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18-30.信仰して善行に勤しむ者には、本当にわれは、(唯)一つの善事にも、必ず報奨を空しくしない。
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إِنَّ الَّذِينَ آمَنُوا وَعَمِلُوا الصَّالِحَاتِ إِنَّا لَا
نُضِيعُ أَجْرَ مَنْ أَحْسَنَ عَمَلًا 30
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18-31.これらの者にはアドン(エデン)の園があろう。川が下を流れ、そこで黄金の腕輪で身を飾り、美しい緑色の絹の長い衣や、厚い錦を装い、高座にゆったりと身を託す。何と幸福な恵み。何とよい臥所よ。
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أُوْلَئِكَ لَهُمْ جَنَّاتُ عَدْنٍ تَجْرِي مِن تَحْتِهِمُ
الْأَنْهَارُ يُحَلَّوْنَ فِيهَا مِنْ أَسَاوِرَ مِن ذَهَبٍ وَيَلْبَسُونَ ثِيَابًا
خُضْرًا مِّن سُندُسٍ وَإِسْتَبْرَقٍ مُّتَّكِئِينَ فِيهَا عَلَى الْأَرَائِكِ نِعْمَ
الثَّوَابُ وَحَسُنَتْ مُرْتَفَقًا 31
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18-32.かれらのために2人の者の比喩を上げなさい。1人に対し、われは2つのブドウの園を与え、ナツメヤシの木でそれらを囲み、両園の間に畑地を設けた。
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وَاضْرِبْ لَهُم مَّثَلًا رَّجُلَيْنِ جَعَلْنَا لِأَحَدِهِمَا
جَنَّتَيْنِ مِنْ أَعْنَابٍ وَحَفَفْنَاهُمَا بِنَخْلٍ وَجَعَلْنَا بَيْنَهُمَا زَرْعًا
32
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18-33.2つの園は、それぞれ果実を結び、少しの不作もなかった。また両園を貫いてわれは一つの川を流れさせた。
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كِلْتَا الْجَنَّتَيْنِ آتَتْ أُكُلَهَا وَلَمْ تَظْلِمْ مِنْهُ
شَيْئًا وَفَجَّرْنَا خِلَالَهُمَا نَهَرًا 33
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18-34.この人は(豊かに)果実を収穫していた。それでかれは、その友と議論している間に言った。「わたしは富においてあなたに優り、また(家族の)人びと(人数)でも優勢です。」
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وَكَانَ لَهُ ثَمَرٌ فَقَالَ لِصَاحِبِهِ وَهُوَ يُحَاوِرُهُ
أَنَا أَكْثَرُ مِنكَ مَالًا وَأَعَزُّ نَفَرًا 34
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18-35.そしてかれは、邪(な心)を抱いて、自分の園に入った。かれは言った。「わたしはこれが、何時かは荒廃するとは思いません。
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وَدَخَلَ جَنَّتَهُ وَهُوَ ظَالِمٌ لِّنَفْسِهِ قَالَ مَا أَظُنُّ
أَن تَبِيدَ هَذِهِ أَبَدًا 35
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18-36.また(審判の)時が来るとも思いません。また仮令わたしの主に戻されても、きっとこれよりも良い所を見い出すでしょう。」
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وَمَا أَظُنُّ السَّاعَةَ قَائِمَةً وَلَئِن رُّدِدتُّ إِلَى
رَبِّي لَأَجِدَنَّ خَيْرًا مِّنْهَا مُنقَلَبًا 36
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18-37.その友は、論争している間にかれに言った。「あなたは信じないのですか。土からあなたを創り、次ぎに一精滴から、あなたを人間に形づくられた御方を。
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قَالَ لَهُ صَاحِبُهُ وَهُوَ يُحَاوِرُهُ أَكَفَرْتَ بِالَّذِي
خَلَقَكَ مِن تُرَابٍ ثُمَّ مِن نُّطْفَةٍ ثُمَّ سَوَّاكَ رَجُلًا 37
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18-38.かれこそはアッラー、わたしの主であられます。何ものをも、わたしの主には配しません。
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لَّكِنَّا هُوَ اللَّهُ رَبِّي وَلَا أُشْرِكُ بِرَبِّي أَحَدًا
38
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18-39.あなたの園に入るとき、「すべてはアッラーの御心のまま、(本当に)アッラー以外には、何の力もございません」と、どうして言わないのですか。たとえあなたが富と子女において、わたしがあなたよりも劣ると思ったとしても。
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وَلَوْلَا إِذْ دَخَلْتَ جَنَّتَكَ قُلْتَ مَا شَاء اللَّهُ
لَا قُوَّةَ إِلَّا بِاللَّهِ إِن تُرَنِ أَنَا أَقَلَّ مِنكَ مَالًا وَوَلَدًا
39
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18-40.だが主は、あなたの園に優るものを、わたしに与えるかも知れません。またあなたの園に天から災害を御下しになり、平らな土に返されるかも知れません。
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فَعَسَى رَبِّي أَن يُؤْتِيَنِ خَيْرًا مِّن جَنَّتِكَ وَيُرْسِلَ
عَلَيْهَا حُسْبَانًا مِّنَ السَّمَاء فَتُصْبِحَ صَعِيدًا زَلَقًا 40
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18-41.あるいは園内の水が深く沈んで、その後を尋ねられないかもしれません。」
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أَوْ يُصْبِحَ مَاؤُهَا غَوْرًا فَلَن تَسْتَطِيعَ لَهُ طَلَبًا
41
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18-42.はたしてかれの果実は(天災により)全滅し、ぶどう棚が崩れ落ちて、荒廃に帰したのでかれはそれに費やした労苦を(思い)手のひらを握り絞めて悔しがる。「ああ、主に同位の者を配さなかったなら。」と言う(だけ)。
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وَأُحِيطَ بِثَمَرِهِ فَأَصْبَحَ يُقَلِّبُ كَفَّيْهِ عَلَى
مَا أَنفَقَ فِيهَا وَهِيَ خَاوِيَةٌ عَلَى عُرُوشِهَا وَيَقُولُ يَا لَيْتَنِي لَمْ
أُشْرِكْ بِرَبِّي أَحَدًا 42
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18-43.かれには、アッラーの外に援助する人もなく、自分を守ることも出来なかった。
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وَلَمْ تَكُن لَّهُ فِئَةٌ يَنصُرُونَهُ مِن دُونِ اللَّهِ
وَمَا كَانَ مُنتَصِرًا 43
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18-44.こんな時、救いは真の主アッラーに(だけ)属する。かれは最も優れた報奨の与え手であり、最も優れた結果の与え手である。
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هُنَالِكَ الْوَلَايَةُ لِلَّهِ الْحَقِّ هُوَ خَيْرٌ ثَوَابًا
وَخَيْرٌ عُقْبًا 44
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18-45.この世の生活を、譬話でかれらに説きなさい。それはわれが天から降らす雨のようなもので、大地の草木はそれを受けて茂るが、(そのうち)風に吹き散らされて乾いた株の根となる。アッラーは凡ての事に力を持っておられる。
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وَاضْرِبْ لَهُم مَّثَلَ الْحَيَاةِ الدُّنْيَا كَمَاء أَنزَلْنَاهُ
مِنَ السَّمَاء فَاخْتَلَطَ بِهِ نَبَاتُ الْأَرْضِ فَأَصْبَحَ هَشِيمًا تَذْرُوهُ
الرِّيَاحُ وَكَانَ اللَّهُ عَلَى كُلِّ شَيْءٍ مُّقْتَدِرًا 45
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18-46.富と子女はこの世の生活の装飾である。だが永遠に残る善行こそは、主の御許では報奨において最も優れ、また希望(の基礎)としても最も優れたものである。
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الْمَالُ وَالْبَنُونَ زِينَةُ الْحَيَاةِ الدُّنْيَا وَالْبَاقِيَاتُ
الصَّالِحَاتُ خَيْرٌ عِندَ رَبِّكَ ثَوَابًا وَخَيْرٌ أَمَلًا 46
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18-47.われが山々を移させるその日、あなたがたは大地が平らになるのを見るであろう。またわれは、かれらを一斉に集めて誰も残さない。
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وَيَوْمَ نُسَيِّرُ الْجِبَالَ وَتَرَى الْأَرْضَ بَارِزَةً
وَحَشَرْنَاهُمْ فَلَمْ نُغَادِرْ مِنْهُمْ أَحَدًا 47
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18-48.かれらは列をなして、主の御前の所定の位置に付かされる。(主は仰せられるであろう。)「あなたがたは、われが最初創ったように、今、正にわれの許に来た。いや、われがあなたがたに対し(会見の)約束を果たさないと、あなたがたは決めつけていた。」
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وَعُرِضُوا عَلَى رَبِّكَ صَفًّا لَّقَدْ جِئْتُمُونَا كَمَا
خَلَقْنَاكُمْ أَوَّلَ مَرَّةٍ بَلْ زَعَمْتُمْ أَلَّن نَّجْعَلَ لَكُم مَّوْعِدًا
48
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18-49.(行いを記録した)書冊が(前に)置かれ、犯罪者がその中にあることを恐れているのを、あなたがたは見るであろう。かれらは言う。「ああ、情けない。この書冊は何としたことだ。細大漏らすことなく、数えたててあるとは。」かれらはその行った(凡ての)ことが、かれらの前にあるのを見る。あなたの主は誰も不当に扱われない。
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وَوُضِعَ الْكِتَابُ فَتَرَى الْمُجْرِمِينَ مُشْفِقِينَ مِمَّا
فِيهِ وَيَقُولُونَ يَا وَيْلَتَنَا مَالِ هَذَا الْكِتَابِ لَا يُغَادِرُ صَغِيرَةً
وَلَا كَبِيرَةً إِلَّا أَحْصَاهَا وَوَجَدُوا مَا عَمِلُوا حَاضِرًا وَلَا يَظْلِمُ
رَبُّكَ أَحَدًا 49
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18-50.われが天使たちに向かって、「アーダムにサジダしなさい」と言った時を思え。かれらはイブリースを除いてサジダした。かれはジンの仲間で、主の命令に背いた。それなのにあなたがたはわれを差し置いて、かれとその子孫を保護者とするのか。かれらはあなたがたにとり敵ではないか。不義の徒は何と忌まわしい交換をするものか。
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وَإِذْ قُلْنَا لِلْمَلَائِكَةِ اسْجُدُوا لِآدَمَ فَسَجَدُوا
إِلَّا إِبْلِيسَ كَانَ مِنَ الْجِنِّ فَفَسَقَ عَنْ أَمْرِ رَبِّهِ أَفَتَتَّخِذُونَهُ
وَذُرِّيَّتَهُ أَوْلِيَاء مِن دُونِي وَهُمْ لَكُمْ عَدُوٌّ بِئْسَ لِلظَّالِمِينَ
بَدَلًا 50
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18-51.われはかれらに天と地の創造またかれら自身の創造にも、立会わせなかった。われはまた、(人びと)を惑わす者を助力者にすることもなかった。
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مَا أَشْهَدتُّهُمْ خَلْقَ السَّمَاوَاتِ وَالْأَرْضِ وَلَا
خَلْقَ أَنفُسِهِمْ وَمَا كُنتُ مُتَّخِذَ الْمُضِلِّينَ عَضُدًا 51
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18-52.その日かれは仰せられるであろう。「あなたがたが、われと同位の者と考えていたものを呼ベ。」それでかれらは呼ぶのだが、かれら(神々)は答えないであろう。われはかれらの間に、仕切りを設ける。
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وَيَوْمَ يَقُولُ نَادُوا شُرَكَائِيَ الَّذِينَ زَعَمْتُمْ
فَدَعَوْهُمْ فَلَمْ يَسْتَجِيبُوا لَهُمْ وَجَعَلْنَا بَيْنَهُم مَّوْبِقًا 52
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18-53.犯罪者たちは火獄を見て、そこに落とされると知るが、それから逃れる術のないことが分るであろう。
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وَرَأَى الْمُجْرِمُونَ النَّارَ فَظَنُّوا أَنَّهُم مُّوَاقِعُوهَا
وَلَمْ يَجِدُوا عَنْهَا مَصْرِفًا 53
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18-54.本当にこのクルアーンの中で、われは凡ての例を引いて人間のために詳しく述べた。しかし人間は、論争に明け暮れる。
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وَلَقَدْ صَرَّفْنَا فِي هَذَا الْقُرْآنِ لِلنَّاسِ مِن كُلِّ
مَثَلٍ وَكَانَ الْإِنسَانُ أَكْثَرَ شَيْءٍ جَدَلًا 54
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18-55.何ものも、人びとの信仰を妨げるものはない。既にかれら(マッカの不信心者たち)に御導きが下ったから、主に赦しを請えばよい。さもなければ昔の者の(被ったような)ことがかれらを襲うか、または懲罰が、間近くかれらに下る外あるまい。
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وَمَا مَنَعَ النَّاسَ أَن يُؤْمِنُوا إِذْ جَاءهُمُ الْهُدَى
وَيَسْتَغْفِرُوا رَبَّهُمْ إِلَّا أَن تَأْتِيَهُمْ سُنَّةُ الْأَوَّلِينَ أَوْ
يَأْتِيَهُمُ الْعَذَابُ قُبُلًا 55
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18-56.われは只吉報を伝達し、また警告を与えるために、使徒たちを遣わす。だが不信心な者は、真理を退けるために嘘の論争をし、われの印や警告を嘲笑して受け取る。
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وَمَا نُرْسِلُ الْمُرْسَلِينَ إِلَّا مُبَشِّرِينَ وَمُنذِرِينَ
وَيُجَادِلُ الَّذِينَ كَفَرُوا بِالْبَاطِلِ لِيُدْحِضُوا بِهِ الْحَقَّ وَاتَّخَذُوا
آيَاتِي وَمَا أُنذِرُوا هُزُوًا 56
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18-57.凡そ主の印に気が付いた者が、それから背き去り、自分の手で行ってきた(行為)を忘れるよりも、甚だしい不義があろうか。本当にわれは、かれらの心に覆いをかけたので、この(クルアーン)を理解しない。またかれらの耳を鈍くした。仮令あなたが導きのために(いくら)呼びかけても、かれらは決して導かれないであろう。
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وَمَنْ أَظْلَمُ مِمَّن ذُكِّرَ بِآيَاتِ رَبِّهِ فَأَعْرَضَ
عَنْهَا وَنَسِيَ مَا قَدَّمَتْ يَدَاهُ إِنَّا جَعَلْنَا عَلَى قُلُوبِهِمْ أَكِنَّةً
أَن يَفْقَهُوهُ وَفِي آذَانِهِمْ وَقْرًا وَإِن تَدْعُهُمْ إِلَى الْهُدَى فَلَن
يَهْتَدُوا إِذًا أَبَدًا 57
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18-58.だがあなたの主は、寛容にして慈悲の主であられる。もしかれが、かれらの行ったことのために罰されるのなら、かれはきっと懲罰を急いで行われるであろう。しかしかれらには定められた時期があって、かれの外に、避難所を見い出せない。
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وَرَبُّكَ الْغَفُورُ ذُو الرَّحْمَةِ لَوْ يُؤَاخِذُهُم بِمَا
كَسَبُوا لَعَجَّلَ لَهُمُ الْعَذَابَ بَل لَّهُم مَّوْعِدٌ لَّن يَجِدُوا مِن دُونِهِ
مَوْئِلًا 58
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18-59.かの町村の者が不義を行った時、われはこれを滅ぼした。だがその破滅には、前もって時を定めたのである。
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وَتِلْكَ الْقُرَى أَهْلَكْنَاهُمْ لَمَّا ظَلَمُوا وَجَعَلْنَا
لِمَهْلِكِهِم مَّوْعِدًا 59
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18-60.ムーサーがその従者にこう言った時を思え。「わたしは2つの海が会う所に行き着くまでは、何年かかっても、(旅を)止めないであろう。」
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وَإِذْ قَالَ مُوسَى لِفَتَاهُ لَا أَبْرَحُ حَتَّى أَبْلُغَ
مَجْمَعَ الْبَحْرَيْنِ أَوْ أَمْضِيَ حُقُبًا 60
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18-61.しかしかれらが、2つ(の海)の出会った地点に辿り着いた時、かれらの魚(のこと)を忘れていたので、それは海に道をとって、すっと逃げ失せてしまった。
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فَلَمَّا بَلَغَا مَجْمَعَ بَيْنِهِمَا نَسِيَا حُوتَهُمَا
فَاتَّخَذَ سَبِيلَهُ فِي الْبَحْرِ سَرَبًا 61
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18-62.かれら両人が(そこを)過ぎ去った時、かれ(ム−サー)は従者に言った。「わたしたちの朝食を出しなさい。わたしたちは、この旅で本当に疲れ果てた。」
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فَلَمَّا جَاوَزَا قَالَ لِفَتَاهُ آتِنَا غَدَاءنَا لَقَدْ
لَقِينَا مِن سَفَرِنَا هَذَا نَصَبًا 62
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18-63.かれは(答えて)言った。「あなたは御分りでしょうか。わたしたちが岩の上で休んだ時、わたしはすっかりその魚(のこと)を忘れていました。これに就いて、(あなたに)告げることを忘れさせたのは、悪魔に違いありません。それは、海に道をとって逃げました。不思議なこともあるものです。」
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قَالَ أَرَأَيْتَ إِذْ أَوَيْنَا إِلَى الصَّخْرَةِ فَإِنِّي
نَسِيتُ الْحُوتَ وَمَا أَنسَانِيهُ إِلَّا الشَّيْطَانُ أَنْ أَذْكُرَهُ وَاتَّخَذَ
سَبِيلَهُ فِي الْبَحْرِ عَجَبًا 63
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18-64.かれ(ムーサー)は言った。「それこそは、わたしたちが探し求めていたものだ。」そこでかれらはもと来た道を引き返した。
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قَالَ ذَلِكَ مَا كُنَّا نَبْغِ فَارْتَدَّا عَلَى آثَارِهِمَا
قَصَصًا 64
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18-65.それからかれは(岩のところに戻って来て)、われの一人のしもベ(ヒドル)に会った。われは(あらかじめ)かれに、わが許から慈悲を施し、また直接に知識を授け教えておいたのである。
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فَوَجَدَا عَبْدًا مِّنْ عِبَادِنَا آتَيْنَاهُ رَحْمَةً مِنْ
عِندِنَا وَعَلَّمْنَاهُ مِن لَّدُنَّا عِلْمًا 65
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18-66.ムーサーはかれに、「あなたに師事させて下さい。あなたが授かっておられる正しい知識を、わたしに御教え下さい。」と言った。
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قَالَ لَهُ مُوسَى هَلْ أَتَّبِعُكَ عَلَى أَن تُعَلِّمَنِ
مِمَّا عُلِّمْتَ رُشْدًا 66
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18-67.かれは(答えて)言った。「あなたは、わたしと一緒には到底耐えられないであろう。
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قَالَ إِنَّكَ لَن تَسْتَطِيعَ مَعِيَ صَبْرًا 67
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18-68.あなたの分らないことに関して、どうしてあなたは耐えられようか。」
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وَكَيْفَ تَصْبِرُ عَلَى مَا لَمْ تُحِطْ بِهِ خُبْرًا 68
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18-69.かれ(ムーサー)は言った。「もしアッラーが御好みになられるなら、わたしがよく忍び、また(どんな)事にも、あなたに背かないことが分りましょう。」
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قَالَ سَتَجِدُنِي إِن شَاء اللَّهُ صَابِرًا وَلَا أَعْصِي
لَكَ أَمْرًا 69
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18-70.かれは言った。「もしあなたがわたしに師事するのなら、わたしがあなたに(何かとりたてて)言うまでは、何事に就いても、わたしに尋ねてはならない。」
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قَالَ فَإِنِ اتَّبَعْتَنِي فَلَا تَسْأَلْنِي عَن شَيْءٍ حَتَّى
أُحْدِثَ لَكَ مِنْهُ ذِكْرًا 70
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18-71.そこで2人が出発して、舟に乗り込むと、かれはそれに穴をあけた。そこでかれ(ムーサー)は言った。「あなたがそれに穴を開けるのは、人びとを溺れさすためですか。あなたは本当に嘆かわしいことをなさいました。」
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فَانطَلَقَا حَتَّى إِذَا رَكِبَا فِي السَّفِينَةِ خَرَقَهَا
قَالَ أَخَرَقْتَهَا لِتُغْرِقَ أَهْلَهَا لَقَدْ جِئْتَ شَيْئًا إِمْرًا 71
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18-72.かれは言った。「あなたは、わたしと一緒では耐えられないと、告げなかったか。」
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قَالَ أَلَمْ أَقُلْ إِنَّكَ لَن تَسْتَطِيعَ مَعِيَ صَبْرًا
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18-73.かれ(ムーサー)は言った。「わたしが忘れたことを責めないで下さい。また事を、難しくして悩ませないで下さい。」
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قَالَ لَا تُؤَاخِذْنِي بِمَا نَسِيتُ وَلَا تُرْهِقْنِي مِنْ
أَمْرِي عُسْرًا 73
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18-74.それから2人は歩き出して、一人の男の子に出会ったが、するとかれはこれを殺してしまった。かれ(ムーサー)は言った。「あなたは、人を殺した訳でもない、罪もない人を殺されたのか。本当にあなたは、(且つて聞いたこともない)惨いことをしたものです。」
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فَانطَلَقَا حَتَّى إِذَا لَقِيَا غُلَامًا فَقَتَلَهُ قَالَ
أَقَتَلْتَ نَفْسًا زَكِيَّةً بِغَيْرِ نَفْسٍ لَّقَدْ جِئْتَ شَيْئًا نُّكْرًا
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