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| タイトル | ： 運命の夜 レイラトルカドル |
| 投稿日 | ： 2008/09/22(Mon) 02:15 |
| 投稿者 | ： Salam <spiderwort77@hotmail.com> |
運命の夜 Al Qadr
ラマダンは一年の中で最も祝福された月である。運命の夜はラマダンの月の中で最も祝福された夜である。この夜はアッラーが聖典コーランを下した夜である。毎年運命の夜が来ると、天使たちが祝福と共に地上へやってくる。預言者モハメッドの民へはこの夜がはっきりいつであるかは知らされていないが、ラマダン月であることはわかっている。
聖典コーランは運命の夜にくだされた。ジブリルが隔離された書物から一冊の本として預言者モハメッドに持ってきた。そして次ぎの日ジブリルは最初の５章Suratul＾Alaqをくだした。これが預言者モハメッドの最初の預言であった。ハディースWathilah Ibn al-‘Asqa^によると、トーラはラマダンの6番目の日に下され、インジルは13日目に、ザブールは18日目に、コーランは24日目のラマダン月に下された。このハディースから全ての聖典はこのラマダン月に下されたことがわかる。それが27日か29日頃の可能性が高いがラマダン月のどの日に起こっても例外ではないので、この期間中は普段より多く礼拝し、アッラーへの崇拝心を高め、善行を尽くし、約束された報酬を受ける努力をしよう。特にラマダン月最後の10日間は最も運命の夜が来る可能性が高いため、さらにまして崇拝心を高めることが推薦される。
運命の夜にする礼拝はいつもの礼拝の1000ヶ月分以上の報酬がある。
この夜はジブリルを含むものすごい数の天使が地上へと降りてくる。アッラーは天使たちに、翌年何が起こるかの知識を与える。
ハディースAl-Hakim 、この夜にはジブリルは天使の団体と共に地上へ降りてきて、立っているものも、座っているものもアッラーを崇拝するもののためにドゥアをする。この天使たちは日の入りから出現し、夜明け前までいる。この夜の間、アッラーは天使たちに翌年起こること（Rizq）を教える。出生、死、継続、悲しみ、喜びすべてのものを守られた書からコピーする。
この夜は夜明け前まで完全なる安全、善意、祝福が信じるものたちの間に満ち溢れる。
人々が見たこの夜の象徴のいくつかをあげる：
１：太陽や月や電気の光とは違う、大きなはっきりとした光を見た。
２：木々がひれ伏せる。
３：天使の声を聞く。
４：天使をそのままの姿でみる、２，３，４もしくはそれ以上の翼をもった天使をみる。人間の形をした天使をみる（性別のない）。
そして、次ぎの日の太陽の昇り方が明るく熱が低ければ、その前の晩はその夜であったことが象徴される。
その象徴を見たものはその間にドゥア（祈願）をするとアッラーによって答えてもらえる可能性が高い。インシャアッラー。
ハディースAt-Tirmidhiyy、アイシャが預言者に聞きました。その夜を見た場合、どのような祈願をすればよいでしょうか。預言者はいいました。アッラー、あなたは許すお方です。あなたは慈悲を愛するお方です。ですから私をお許しください。
この夜はラマダン月のどの夜に起こるかわからないので、信者は毎晩一生懸命礼拝する。この夜にいくつかのスンナの礼拝をするのも良い、2Rak^aだけでも良い、長い章を礼拝中に読むのも良い、短いのよりは良い、スンナの礼拝（できるだけ多く）をし、長い章を読むことができればなお良い。その夜の象徴を見たものだけが報酬をもらえるわけではないので、それ以外のものも報酬のために最善を尽くすことが勧められる。
ハディースAl-Bukhariyy and Muslim 、その夜にアッラー崇拝のために礼拝するものはそのものの、以前の罪を消し去ってくださる。イスラム学者の中には、このラマダン中毎日Subfの礼拝とIshaの礼拝を共同礼拝すると運命の夜の報酬がもらえるともいう。（それの夜を見たものでなくても。）
ハディースAl-Bukhariyy and Muslimアイシャにると、預言者は言いました。ラマダン最後の10日間を慎重に気をつけて礼拝すること、なぜなら運命の夜がくるのはこれらの夜の可能性が高いからである。そして、この10日間が始ると、預言者はこれらの夜は毎晩一晩中礼拝を続け、彼の妻たちも起こし礼拝をさせた。そしてI^tikaf（10日間の夜をずっとモスクで過ごす。）を彼がなくなるまで続けた。
預言者はこれらの夜に礼拝することは前の年の罪をアッラーが消し去ってくださるとし、アッラーを信じるものはそうすることを勧めた。
このラマダンの時期に犯した罪を悔い改め、アッラーの許しを請うことも可能である。
アッラーが我々を正しい道へお導きになりますように。
このすばらしい機会を逃さないように、全てのモスリムが心がけるようにしよう。