タイトル | : Re^3: 李白、山頭火 |
投稿日 | : 2013/10/09(Wed) 18:37 |
投稿者 | : あぶ管理人 <info@islamjp.com> |
> ありがとうございます。
>
> >>たとえ(遠く)シナにまで、学問を求めに行きなさい。」という言葉があ
> りますが
>
> その文章はどの本のどの部分に書かれているでしょうか?
>
なかなか痛い質問をされますね。実はこれは、ハディースですと胸を張って言いたいところですが、私の先のレスでもお分かりの通り、歯切れの悪い引用をしています。「・・・というハディース」と言わず、「・・という言葉」と言ってるのですね。鋭い指摘です。
これは汎用されている文言ですが、ハディースとしては伝承のラインが弱いものでダィーフと評価されるハディースです。または、ハディースではないという学者もいるくらいです。あまりにも語呂がいいので、流行ったものと思われます。
ただ、預言者は内容は同じようなハディースを多数のべております。たとえば、
「学問を求めることは、ムスリムにとって義務である。」とか
「知識は金庫であり、そのカギは質問である。」とか、これは私の好きなハディースでもあります。
預言者の生前、最初のメッカ軍との戦いに勝って、多数の捕虜を得たのですが、読み書きできるものは釈放し、イスラム子女の教育に当たらせたという史実があります。
大制服時代に、イスラム軍が、他国の軍隊よりすぐれていたのは、兵器ではなく、外国文化、外国語の学習を重んじたこと、情報戦で相手より勝っていたことにあったようです。当時いかにイスラムが学問を奨励していたかの結果がそのように表れたようです。
今のイスラム諸国を見ればあまり想像できそうにありませんが。