タイトル | : Re: 質問 |
投稿日 | : 2012/11/03(Sat) 01:33 |
投稿者 | : おばさん <ummu_baraka@yahoo.co.jp> |
少しお話させてください。
”サダカ”とは、「施し」を意味します。
イスラームにおける「施し」には、金品の他に
他人を助けるための時間や尽力
親切な言葉
病人の見舞い
知人の葬儀への参列
遺族への慰め
などが含まれています。
その対象者は、まず自分の家族、扶養者
次いで親族、貧者、困窮者、寡婦、孤児、債務者、旅行者、イスラーム布教者など
また救助を必要とする一般の人々
更には犯罪者および多神教徒や敵対者に対しても施すことが許されています。
『本当にアッラーの啓典を読誦する者、礼拝の務めを守り、われが授けたものから密かに、またあらわに施す者は、失敗のない商売を願っているようなもの。』(クルアーン第35章29節)
―私たちは、日々功徳を積むための商売をする者に譬えて
「人はすべて、朝毎に出かけ自分を売り歩く商人の如き存在で、その行為の如何によって来世に救われる者、破滅される者が生ずるのです」(『サヒーフ・ムスリム』)
”サダカ”「施し」は、善行です。