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| タイトル | ： Re: 改宗ムスリム（ムスリマ）への質問 |
| 投稿日 | ： 2010/12/12(Sun) 09:33 |
| 投稿者 | ： Salam <spiderwort77@hotmail.com> |
ワアレイクムサラーム
> 質問１．入信したときに、モスクでもらった嬉しいものは何ですか？
ーーー＞記念品をもらいましたが、あまりうれしくありませんでした。本や冊子も必要以上にもらいましたが結局今となっては捨て場のない物となってしまいました。モスリム証明書は今でも大事に持っている大変うれしかった物です。
> 質問２．入信したときにしてほしかったことは、ありますか？してもらって嬉しかった事はありますか？
ーーー＞上記から、本をもらうのであればコーランの翻訳、ハディース（せめてアルブカーリ、モスリム、リヤドサリヒーンなど）翻訳、礼拝の基礎、シャリア法の基礎、など後に何度でも役に立つような物がうれしいです。
また、情報としてはどこでどういう学習会があるのか、礼拝の基礎を誰かがついて何日間か慣れるまで教えてくれると良いと思います。
> 質問３．真のイスラムを知る前、イスラムに少なからず悪い印象や先入観を持たれていた方へ。どのような悪い印象がありましたか？そして、それに対して正しく理解したきっかけ、言葉などを教えてください。（この質問は、イスラムを誤解している方々とお話しする機会がある時に参考にさせていただきたいので、よろしくお願いします。）
ーーー＞イスラムとその国の文化は別物である。イスラムとイスラム教徒は別物である。これは悪い行いをするイスラム教徒も存在しますが、それはイスラムは揺るぎない物であるのに比べてそれを実行する人はたかが人ですので揺るいでしまうことは多いにあります。従って、誰でも完璧にイスラムをマスターできる人、神に近づける人はほんのわずかです。しかし世間では一部の悪い行いをするイスラム教徒を見て、全体をさすような言い方でイスラム全体が後ろ指さされるようなことがあります。その原因は偏った情報とそれを発信するメディア。どこの世界も時代にも悪い人、良い人は存在します。イスラム教とだから悪い人、仏教徒だからいい人、ではありませんがそんな簡単な理解も人は時にはメディアによって惑わされることもあります。しっかりと目を据えて原因を突き止め、事実を理解することが必要だと思います。それをする前にとやかくうんちくを並べる世間はメディアに踊らされただけの人たちに過ぎません。イスラムと文化についても同じことで、その国の文化でイスラムの教えでもない事をいかにもイスラムの教えのように言われる事もあります。その辺りも同じく、文化とイスラムを分けて事実を理解することが誤解をとく方法となります。
そして何より世間の誤解をしてやまない人々に必要なのはアッラーの素晴らしさを知ることとそれを探求することです。多かれ少なかれ、改宗する人々はアッラーの存在に気づき、その計り知れない素晴らしさを言葉なくとも感じ、心を休めた経験があるかと思います。いくら誤った情報が溢れたところにいても、真実を知る時はアッラーが望まれる人に、時に知ります。これまで反イスラムだった人でも次の時にはイスラム教徒になっていた例も少なくありません。
あとヒジャーブについて批判される時は、’このたった布切れ一枚が、あなたにとってそんなに大きな問題に見えますか。’と言うようにしています。
プロジェクトの成功をお祈りしております。
Salam