タイトル | : Re: どうすれば日本人も土葬にしてもらえますか? |
投稿日 | : 2008/01/22(Tue) 15:41 |
投稿者 | : うんむらふま <ummu_rahmah@infoseek.jp> |
横から失礼致します。
―火葬について―
火葬はイスラームの葬法に反する。クルアーンに<われ(アッラー)は生存者と死者のために、大地を大きな容器としなかったか>[Q77;25‐26]、<やがて彼を死なせ墓地に埋める>[Q80;21]とあること、および預言者ムハンマドの慣行から、イスラームの葬法は土葬であると定められている。火葬は遺体を火で責めることに通じるゆえに忌避される。火で人間を責めることができるのは、来世においてアッラーのみとされており、たとえ敵であっても火あぶり刑に処することは禁じられている。(岩波『イスラーム辞典』より)
日本において火葬は、仏教の伝来と共に伝わった。(仏陀が火葬にされたことに由来する)
『続日本紀』によると、日本で最初に火葬にされた人は僧道昭であり、文武天皇4年(700年)のことであるとされている。(ちなみに、天皇で最初に火葬にされたのは持統天皇)
私事で恐縮ですが…
もうじき、私の父が死んで一年目の日が巡ってきます。父は仏教徒のまま、イスラームに改宗することなく逝きました。遺言は「墓はいらない。散骨してほしい」でしたので、父の思い通りにいたしました。
しかし、今更ながら寂しさだけが募ります…