タイトル | : 東京と地方 |
投稿日 | : 2010/09/02(Thu) 09:07 |
投稿者 | : あぶ管理人 <akira_hamanaka@yahoo.co.jp> |
> ただ、首都圏に新設するのではなく、他県で人口が多いにもかかわらずモスク建設に手が届かない地域のための募金を募る…ということは…ダメですかね?
コメントありがとうございます。
おっしゃる通りです。
もしも、マスジド委員会というような全国組織を作れば、計画的に必要な場所にマスジドを作っていけるでしょうし、マスジド間の協力体制もできます。残念なことに、現在そういう組織はありません。
ただ、東京の場合、確かにマスジドがいくらあっても利用されているので、建設の順番は前後しても、増えることに問題はないでしょう。
一方地方の場合、ムスリム過疎地域であって、一部の地域を除き(関東、名古屋、大阪、富山、新潟)、社会人は広範囲に点在しており、マスジドがあっても日々の礼拝に利用するは難しいでしょう。それでもマスジドができているのは留学生が中心になって大学の傍に作っているからです。
学生は次のような段階を踏んでマスジドを作っているようです。
@学生会を立ち上げ、キャンパス内、国際交流会館内に礼拝室。
Aキャンパスの近くに賃貸の礼拝所。
Bキャンパスの近くにマスジド建設。
実は学生だけのことを考えれば、マスジドなど必要はなく、@の状態でも日々の礼拝は可能なのです。
自分たちの城としてのマスジドを希望するようになりAまたはBに移っていきます。しかし、単なる学生の礼拝所としてのマスジドであるならば、存在意義はあまりありません。
地方の拠点としてのマスジドであるべきです。マスジドが、子女教育に、ダアワの拠点に利用できるのであれば、存在意義は大きいと言えます。