タイトル | : 補足 |
投稿日 | : 2009/08/20(Thu) 00:15 |
投稿者 | : アブドラ |
先程平和を訴えるノンムスリムの方からの投稿があり、今は消されてしまいましたが、捕虜のような問題に関して考える時はまず戦争という一般的な道徳観や倫理が通用しない特殊な状況であることが念頭に置かなければならないと思います。
イスラームでは戦勝者側が好き勝手に敗戦者側に対して何でも出来ると言うことは決してなく、戦争がどのようであるべきかも法によって細かく定められています。
例えば禁止されていることの一部として、一般市民に対する攻撃、老人・女性・子供の殺害はもちろんのこと、敵兵への拷問、戦死者の遺体の損傷、敵地であっても住宅地の破壊や農場・農作物・家畜などに火を放つ等の危害を加えることは出来ませんし、教会などの崇拝の場やそこで礼拝しているたちも同様に保護されます。
これはジュネーヴ条約が制定されるよりも遥か前の話です。今のアメリカやイスラエルのように、現在でも戦地で蛮行の限りを尽くす国家がこれらの一つでも守っているでしょうか。