タイトル | : ヘイトクライムという犯罪 |
投稿日 | : 2009/07/16(Thu) 23:54 |
投稿者 | : ご大切 |
神聖な法廷で起こされた殺人という点では、ドイツ政府に完全な非があると思います。
911以後、おもにイスラム系市民にたいする憎悪むき出しの犯罪を指して「ヘイトクライム」という言葉が使われだしましたが、今回のこの異常な事件も、それの一つと言えます。
最近はイラク、パレスティナ情勢とは別の形で、あらたにイスラム系市民の動きが報道されるようになっていますが、それらをもってあいかわらず短絡的に「イスラム=テロ」と結びつけてしまうとこが、今回のようなヘイトクライムを引き起こす要因になっているのでは、と思われます。
今のドイツの様子が、そのあたりについてどうなのか、想像するしかないのですが、いずれにしても、法廷で起きた事件という点でドイツ政府は深く受け止めるべきなのでは、と思います。特にドイツが、その歴史から導き得たホロコースト否定に対する刑罰を行う国であるならば…。