タイトル | : Re^2: 授乳中のラマダン |
投稿日 | : 2009/06/16(Tue) 16:15 |
投稿者 | : Salam <spiderwort77@hotmail.com> |
アサラムアレイクム、付け足し情報です。
断食を義務付けられるもの、断食を免除されるもの。
第一の断食の条件はモスリムであること。この現世では、モスリムで無いものは断食を課されないが、来世では不敬者としてそれらのものは断食を怠ったことから懲罰を与えられる。むしろ、非モスリムの義務としてはイスラムを受諾すること、そしてモスリムとしてラマダンの断食をすること。
第2に、思春期を迎えたモスリムは断食をする義務がある。それ以下の子供は断食をする義務を課せられない。子供が7歳(太陰暦)を迎えたときに、子供の体がそれに耐えられ、害をもたらさないことを条件に、断食を命令するのが両親または保護者の義務である。
知的障害または、断食をする理由や意味が判らないものには断食は義務と課せられない。
断食は体が対応しきれないもの、年を老いすぎているため、または病気によるもの。断食により、その人の病状が悪化するもの、危害を加えるのも、それによって死を迎えかねないものは断食することは禁止されている。高年齢や治る見込みのない病気によって断食をできなかったものは、断食をできなかった日数だけやり直す必要はなく、その補い方法としてはその国の主要産物を2カップ分もしくは、お金を貧困者に支払うことで補われる。
断食は月経中の女性、もしくは出産後の出血がある期間の女性は免除される。それらの女性は断食することを許可されない。これらの理由で断食ができない女性はできなかった日数をやり直す必要がある。
妊娠中の女性は断食することで彼女の身体や、おなかにいる子供に悪影響を及ぼす場合は断食をすることを許可されない。授乳中の女性も同じく母子体に影響が出る場合は許可されない。双方とも断食できなかった日数をやり直す必要がある。もしくは罪滅ぼし、2カップ分のその国の特産物、もしくはお金を貧困者に与える。
2日以上の徒歩距離(80マイル以上)を旅する者は断食を免除される。飛行機や車、列車などで旅行する場合、この距離を安易に過ぎることができる場合でも適応される。この場合、旅の難易度よりも距離が重要視される。そして、できなかった分の断食をやり直す必要がある。
2_184.(斎戒は)定められた日数である。だがあなたがたのうち病人、または旅路にある者は、後の日に(同じ)日数を(斎戒)すればよい。
Salam