こんにちは。英語でよろしければスーフィズムについて書かれたすごく良いものがあるのですが。。。 そうでなければ、初心者ということですので(モスリムでしょうか?)入門用のようなものがありますので貼り付けます。料が多いのでここに貼り付けられるのは限りがあり、ワードでも配布していますので、必要であればメールでご連絡ください。
イスラームとは イスラームはアラビア語で「平和」を意味する語源が転化したことばで、「服従、帰 依、従順」などの意味もあり、宗教的には神に対する完全な帰依、服従、神に身をゆだねるという意味を表わすものです。 アッラーとはアラビア語で‘創造者’を表す言葉に当たります。創造者とは我々を想像し、地球を想像し、運命を想像し、地獄と楽園を想像した神のことです。 その神の存在を認識し、教えを守り、アッラーを敬愛することによって、愛護され、 恐れや憂いを感じることのない心やすらかな状態に導かれます。そして肉体と精神が真の平和を獲得し、各自が自分の持てる力を最大限に発揮して、現世と来世において 限りない幸福を享受できるよう説いているのがイスラームの教えなのです。 その教えを我々に伝えたのが伝達者である預言者たちです。初めての人類預言者アダムを始め、モーゼ、アブラハム、ソロモン、ノア、イエスキリスト、そして最後が預言者モハメッドです。一番最初の預言者アダムから最後のモハメッドまでは合計124,000人の預言者が使わされたといわれています。
ここでは以下簡単にイスラームの信仰の基幹である六信五行です。
イスラームの六つの信仰
1. アッラーを信じること。 2. アッラーの天使達の存在を信じること。 3. アッラーにより啓示された諸経典を信じること。とりわけクルアーンは最後の完全なものである。 4. アッラーにより遣わされた預言者たちを信じること(特にムハンマド−彼の上に 平安あれ−は最後の使者である)。 5. 審判の日・死後の世界の存在を信じること。 6. 人にはアッラーによって定められた運命があると信じること、
イスラームの五つの行
1. 信仰の告白
「ラー イラーハ イッラッ=ラーフ ムハンマド ラスールッ=ラー」 アッラーの他に神はなく、ムハンマドはアッラーのみ使いである、と告白すること。
2. サラート(礼拝)
これは五つの行のうち最大の柱で、一日五回捧げます。 早朝(ファジュル)、昼(ドホール)、午後(アスル)、夕方(マグリブ)、夜(イーシャ)
3. サウム(断食)
イスラーム暦の九月(ラマダーン)の29日間か30日間、黎明から日没までの間、飲食 はもちろん、さまざまな欲望を断ってアッラーの喜びのために専心するのです。
4. ザカート(喜捨)
ムスリムは、自分の蓄財(1年間蓄えた財産の一定部分)を喜捨します。また貧しい 人や孤児や、神のために努力する者のためにこれを施さなければなりません。
5. バッジ(巡礼)
1年のうち特定の一時期に、イスラームの聖地メッカにあるカアバ神殿へ参詣し、種 々の行事を行うこと。充分な体力、時間、資力を備えるムスリムは、少なくとも一生に一度はこれを実行しなければなりません。
以上のようにイスラームの教えは六信五行から成り立つ簡明なものですが、同時にそこには深い哲理も含まれているのです。
運命: 我々の運命は創造者のみが知り、その存在は絶対です。この世での人生の一連が生まれる前から定められており、その後の人生も定められています。 創造者の存在を認知し、信じることによりその行き先が決まります。
最後の日の象徴: 我々の住む地球には終わりが着ます。それらの象徴はすでに始まったもの、始まっているものもあれば今後始まることもあります。(別紙参照) 最後の日が来るともう後戻りはありません。我々はもちろん、天使、精霊たちも全て滅亡します。
審判の日: 最後の日の次ぎの日は審判の日になります。この日は全ての人類が創造者の前に整列させられそれぞれの善行と悪行を計られます。創造者とその預言者たちを信じて生きてきたものには善行として楽園行きを言い渡されます。創造者の存在を否定したもの、背信したものは地獄行きを言い渡されます。善行・悪行の度合いによって、7段階に分かれているそれぞれの場所での行き先が決められます。この日が来て初めて創造者の存在を肯定しても手遅れです。
楽園: 現世で苦行を強いられたもの、最後の日が来ることを信じて試練に耐えたもの、創造者のために努力・奮闘したもの、創造者を信じて善行に励んだもの、これらのものは楽園で現世で見るものの何倍も優れたものを手にいれることができます。人間の知識では想像しきれないほどの素晴らしい場所が用意されています。苦しみもなく、今ある食べ物の何倍もおいしいものが存在し、人は皆美しく、想像しきれないほど大きな家を与えられ、欲しいものが全て与えられます。楽園は7段階からなり、善行によりそのいく場所が決まります。その場所で永遠に過ごします。
地獄: 一方、悪行を重ねたもの、創造者の存在を否定したもの、創造者の創造物を否定したもの、いったん信じたにも関わらず背信したものは地獄行きが決められます。そこでは悪行に対する懲罰が永遠に続きます。
ここに書かれたことは真実のほか何物でもなく、創造者がその者の運命を創造者を信じるものとして、正しい道に導かれる者として定められていればその者は必ずそのようになり、導かれない者は必ずそのようになります。 導かれる者であれば、今すぐ信仰告白をし、自身を来世の地獄の生活から救います。 神のほかに神はなく、預言者モハメッドがかれの最後の預言者である。 ラー、イッラーハ、イッラッラー、モハンメドン ラッスルッラー
アッラー(創造者)の性質 全能のアッラーに称讃あれ。アッラーが預言者モハメッドとその仲間の位をあげてくれますように、そして彼の民を彼の恐れるものからお守りになりますように。 モスリムとして、アッラーを信じ、アッラーの性質を知ることと、アッラーの性質であることの判別(かれの性質として当てはまるのが可能なことと、不可能なこと)ができるようになることは必須である。そして、預言者を信じることと、彼に当てはまることを知ることと、その判別ができるようになること。そして、これらの信仰の証として、2つの信仰告白(シャハーダ)をすることは必須である。これら2つの信仰告白をアラビア語、もしくはそれと同じ意味のほかの言語で確信をもって告白すること。 アッラーとかれの預言者を信じない者は不敬者として、永久に地獄へはいるだろう。その定義に進む前に、大きく分けた3種類の思考の分類をする。 1.理知的な必要性:非存在の認知(非存在はアッラーの性質ではない。)アッラーの存在なしには何も存在しない。 2.理知的な不可能性: アッラーに配偶者があることや、アッラーに体があることや、場所が存在することは不可能である。 3.理知的な可能性:一時にアッラーがあるときは存在して、あるときには存在しないことは不可能である。アッラーが人間の存在を可能にし、絶滅も可能にする。人間であることはアッラーが可能にしたことである。 アッラーの性質を知ることは、思春期を迎えたもの、知的正常なモスリムにとって義務であります。‘アッラーの性質はかれそのものではなく、かれ以外の誰でもない。’ 1-Existence (al-Wujud): アッラーは存在する。 アッラーの存在を信じること。アッラーは永遠で終わりが無い性質、アッラーは始まりも終わりもなく、場所なしに存在する。 2- Oneness (al-Wahdaniyyah): 単独の存在 アッラーに類似、同類するものはなく、配偶者をもたない。‘アッラーは創造者であり、アッラーの他に創造者はいない’ 3- Eternity (al-Qidam):永遠の存在アッラーは永遠である。始まりもなく、終わりもない。かれの以外は始まりがあり、終わりがある。 4- Everlastingness (al-Baqa'): 終わりが無い存在。 終わりが無い。かれの存在は終わりがない。全滅はかれにはあてはまらない。楽園と地獄にも終わりが無い。なぜならアッラーがそう望み、そう創造したからである。 5- Non-neediness of others (al-Qiyamu bin-Nafs):創造物を必要としない。: アッラーは創造物を必要としない。アッラーは創造物である人間やその他の創造物がアッラーを崇拝しなくても存在する。創造物がアッラーを必要とするのであり、アッラーは創造物を必要としない。アッラーは始まりもなく、終わりもないからである。 6- Non-Resemblance to the Creation (al-Mukhalafatu lil-hawadith): 創造物に類似しない。アッラー自身も、アッラーの性質も創造物に類似することはない。アッラーのほかに同等のものはない。 7- Power (al-Qudrah): アッラーの力は永遠なるもの。アッラーは全てを可能に不可能にするちからがある。人間を存在させる力も絶滅させる力もある。 8- Will (al-Iradah): 意図。理知的可能性。善と悪、不敬と信仰、勝利と敗北、など理知的可能性。 9- Knowledge (al-^Ilm): 知識。アッラーは心に隠すことも、頭の中で想像することも知っている。 10- Life (al-Hayah): 生命。アッラーの生命は我々の生命とは異なる。人間の生命は魂や身体を必要とするが、アッラーは必要としないで存在する。 11- Hearing (as-Sam^): 聴く。アッラーは全聴である。聴こえるものは全て聴くことができる。人間のように一定の範囲でしか聴こえないということはない。人間は耳を必要とするが、アッラーは器官なしに全て聴くことができる。 12- Sight (al-Basar): 見る。アッラーは全視である。人間のように目を必要とせず、見ることができる。アッラーは一定の場所に存在しない。場所なしに存在する。 13- Speech (al-Kalam) : 話す。アッラーは器官無しに話す。言葉や音を使用することなく、アッラーは伝えることができる。
預言者モハメッドの性質 2つ目のシャハーダとして、モハメッド(彼の上に平安あれ)をアッラーの預言者として信じることを告白します。 どの人物を指しているのかも知る必要があります。 -、部族Qurayshの Abdu-Manafの息子のHashim の息子の、Abudul Muttalib の息子の、Abdullahの息子。 -アッラーの僕で、全てのアッラーの創造物の使徒で預言者 -メッカに生まれ、メディーナに移住し、そこで墓に埋められた。 -全てにおいて信用のできる、アッラーの教えを伝えた。 -その中には、墓の中で罰と喜びを経験すること、その時2人の天使(Munkar/Nakir)によって質問されること、復活、最後の日、集結、善行と悪行の提示、報酬、刑罰、バランス、地獄、橋、水桶、楽園、アッラーと出会う、楽園・地獄で永遠に住むこと、天子を信じること、使徒預言者を信じること、運命を信じること(良いことも悪いことも)、そして預言者モハメッドが最後の預言者で、アダムの子孫で最高の人物だと信じること、などを伝えました。 -信頼、真実、聡明
6.どうすればイスラム教徒になれるのか
イスラム教徒になるのは極めて簡単です。要求されるのは心を込めてアラビア語、もしくは同じ意味に当たるその他の言語で確信を持って、「ラーイラーハ・イッララー、ムハンマドゥン・ラスールッラー」と言うこと。意味は「神(アッラー)の外に真の神はなく、ムハンマドは神の使徒(預言者)である。」最初の部分である「神の外に真の神はない」は、神の外に崇められる権利を持つものはなく、配偶者も息子も持たないという意味で、信仰告白はシャハーダと呼ばれ、イスラムに入信するために確信をもって証言する単純な儀式であり、信仰告白はイスラムの柱で最も重要なものであります。証人を立てることも、特別なお祝いをすることも必要なく、ただあなた自身と神との間でこの誓いを立てます。グスルといわれる全身シャワー(洗礼)をとり、そして告白します。アラビア語を事前に知っておく必要もありませんし、コーランを暗記しておく必要もありません。巡礼をするときなど特別な時はイスラム協会の発行するイスラム教徒証明書が必要になることも時としてありますが、それ以外では特に証明する必要もありません。 *上記アッラーの性質を理解することもシャハーダの前に必要。
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