タイトル | : タラーウィーの礼拝 |
記事No | : 6484 |
投稿日 | : 2013/07/17(Wed) 04:32 |
投稿者 | : あぶ管理人 <info@islamjp.com> |
タラーウィー(Tarawih)の礼拝
1、タラーウィーの礼拝について タラーウィーの礼拝は、ラマダーン月の夜イシャーの礼拝からファジュルの礼拝の間に行われるスンナの礼拝で、ひとりで行っても、集団でおこなってもよいことになっている。
((アーイシャから、アッラーの使者は、ある夜マスジドで礼拝し、何人かの人々も彼に従って礼拝した。そして、さらにある部族も礼拝に従った。彼に従って礼拝するものが増えていき、3日目か4日目の晩には多数の人々が彼が来られるのを待っていた。その時、アッラーの使者はお出ましにならなかった。そして、翌朝おっしゃるに、「皆が何をしているのか見るに、私は出かけるのをやめたのだ。なぜならば、あなた方にファルド(義務)となることを恐れてのことだ。」と。これはラマダーンのことであった。))
このハディースでわかることは、生前預言者は、ラマダーンの夜マスジドに姿を現し、礼拝に立ち、徐々に人々が集まりその礼拝に従った。毎日続けて礼拝に立つと人々の義務(ファルド)になってはいけないと、4日目には姿を現らわされなかったとのことであり、この礼拝はスンナ(行えば報償を得るが行わなくてもよい)の礼拝ということになった。 ただ、この礼拝は次のハディースにより、信仰と神のお喜びを願って礼拝に立つならば、過去の罪が許されるという効果がある。
((「アッラーへの信仰とお喜びを願って夜礼拝に立つ者は、過去の罪が許される。」と預言者がおっしゃったとアブーフライラが伝えている。(ブハリ))
2、タラウィーのやり方 イシャー礼拝後一息ついてから行う。 集団で行う場合は、5回の義務の礼拝のようなイカーマはなく(assala:t ja:mi'ah)と呼び声をかける。そして、2ラカアートずつ、合計8ラカアート行う。 さらに長く、10ラカアート、12ラカアート〜20ラカアートと偶数回数の礼拝をすることも可能である。 タラーウィーの礼拝が終われば、ウィトルの礼拝(奇数の礼拝)2+1ラカアートまたは3ラカアート行い。その夜のすべての礼拝は終わる。
まずは、マスジドでイシャーとタラーウィーの礼拝に参加することをおすすめします。
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