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タイトルタウバについて
記事No523
投稿日: 2008/04/03(Thu) 04:55
投稿者ライラ
先日夫の不倫について相談させていただいた者です。いろいろありまして結局今のところの夫の自己申告ではこの8年間に少なくとも40人以上・・・。日頃私にイスラムの重要性を説きながら裏ではこんな事をしていたのか、と途方にくれております。

しかしながら彼の弁明によりますと、今回私にばれたことで心を入れ替え、タウバもして、これからはもう二度とこんな事はしない、と神に誓ってみせました。もし私がもっと穏やかな女であるならば、これで良しとすべきなのでしょうが・・・。

しかしながら実際8年の間裏切られ続けてきた身から申しますと、果たして彼のタウバおよび誓いをどれくらい信用すべきなのか、悩んでおります。私にとってタウバとは心の底からの反省を意味しております。神に対する誓いは申すまでもありません。

しかしながら夫の言動を総合的に判断いたしますと、どうも私とは違った意味でこれら二つを捉えているような気がするのです。現にこの8年間夫は罪を犯してはこっそりタウバをし、その後また罪を犯す、といった行動を繰り返してきたそうです。いったいタウバには最高で何回まで、という制限のようなものは無いのでしょうか・・・?

実は夫のお兄さんもボーンムスリムでありながらかなりの飲酒癖があり、その度に周囲に迷惑をかけ、挙句の果てに一度など自殺を企てた事もあるぐらいです。しかしながら夫は長年彼を許し続けてきました。

結婚と同時に改宗した私から見ると不思議な光景でしたが、今回の夫の裏切りでなんだか少し理由が解ったような気がしてしまうのです。もしかしたらこれは意外に気軽にできる行為なのか?何分ボーンムスリムの行動なので、どの辺まで否定できるか自信がありません。どうぞ皆さんの意見をお聞かせくださいませ。

タイトルRe: タウバについて
記事No535
投稿日: 2008/04/06(Sun) 15:23
投稿者さや
アッサラームアライクム

私はボーンムスリムではありません。しかしご主人のタウバに対する考えは失礼ながら甘い、と思います。
タウバをしてはまた罪を犯す。それが何十回と続いているとなると、失礼ながら自分の甘えを宗教を言い訳にしているとしか言いようがない気がいたしますが。
タウバとはもっと自分を戒めるためのものであって罪を犯してもタウバさえすればという免罪符に使われるのは神に対する冒とくだと感じます。
それで・・・彼は「だから浮気をしても仕方ない」と居直っているのでしょうか?そこが問題だと思います。そして、もう一点。あなたがいながらにしてそういうことをする理由の根本を正すことが大切なのでは?
あなたとの関係に何か理由があるならその理由を見直さねば彼はこれからも何百回とタウバを繰り返すことにもなりかねません。

宗教的意味を追求することは大切ですが、必要以上に何かの口実を宗教的意味に見出すことは私なら致しません。
それで・・最終的にはあなたの体と心が平穏であることが一番です
。誠に失礼ながらあなたの体に変調はないですか?自分の心と体はご自分で守るしかありません。まずはご主人の心理というよりご自分の心を安定させるように願っています。

タイトルRe^2: タウバについて
記事No536
投稿日: 2008/04/06(Sun) 20:41
投稿者ヤセール   <syedyaser@hotmail.com>
アッサラームアライクム
僕はボーンムスリムですが、旦那さんは病気としか思えませんよ。失礼しました。

タイトルRe^2: タウバについて
記事No538
投稿日: 2008/04/08(Tue) 15:22
投稿者ライラ
夫がタウバを免罪符として使っているというご指摘、おそらく正しいのだと思います。病気というご指摘もヤセールさんからありましたが、それもある意味本当のことなのかもしれません。男性でない私にはどうしてもわからないのですが、やはり何かどうしても自分を抑えられない衝動というものが男性にはあるのでしょう。

今回私が何よりも傷ついたのが、「神の名を語る」夫にここまで裏切られ続けてきたことです。結婚するまで宗教に縁のなかった私でしたが、なんとなく、一神教を信ずる人は異教徒よりも清らかであるに違いないという思い込みのようなものがありました。逆に言えば、宗教を持っているにもかかわらずここまで妻に対してひどい仕打ちができるというのなら、果たして宗教にどんな意味があるのか、ということなのです。

破壊的なものの言い方になってしまって申し訳ありません。ただ、ある学者の言い分として、「一神教とは思考停止の症状の現れである」というのがありました。もし私がこのまま祈りだけに没頭して物事の本質を見極める努力を怠っていたら、それこそ私の事を言われている様な気がして、どうにも気持ちが悪いのです。どなたかアドバイスをお願いいたします。

タイトルRe^3: タウバについて
記事No539
投稿日: 2008/04/08(Tue) 22:08
投稿者layla
いまこそ、よく考えるときです。

宗教に非はありません。 それをしっかりできていない人間のほうに問題があるのです。

もし彼に宗教がなかったなら、この程度で済んでいたでしょうか?
そして、ひどい目にあわされた妻は、どう立ち直ればいいのでしょうか?

絶対に善である神の存在があり、すべての善悪が清算される来世が約束されているからこそ、この世で人間が犯してしまう罪を乗り越えて力強く生きることができるのではないでしょうか。

学者はあくまでも外側から、分析して意見を言っているだけ。という場合もあります。 世界中のたくさんの人間が自分の意思でイスラームを実践し、満ち足りた生活を送っているのはなぜでしょうか? 意味のないもののために、こんなにたくさんの人々が必死になっているとは考えられません。

どうか、心を開いてイスラームの本当の姿を感じてください。 時間はかかると思いますが、どうか今すぐ結論を出してイスラームから遠ざかるのだけはしないでくださいね。 今、つらいならば保留にしておいてもいいと思います。

タイトルRe^3: タウバについて
記事No540
投稿日: 2008/04/09(Wed) 00:06
投稿者さや

>やはり何かどうしても自分を抑えられない衝動というものが男性にはあるのでしょう。

いえ。それは男性すべてではないと思います。妻一人を大切に愛し、妻が死んでからも妻を愛し続けている人を知っています。
>
>一神教を信ずる人は異教徒よりも清らかであるに違いないという思い込みのようなものがありました。

私はつたないムスリマです。しかし、宗教がまずあってというのは違うような気が・・・自分を振り返って思います。やはり、ひとありき。そのあとに宗教ありきのような気がいたします。

ご主人を見るときに宗教をはずして「一人の人間として常識としてどういう人なのか」という目がライラさんを救ってくれるのではないでしょうか?こういういい方は非常に失礼とは思いますが、神の名を呼びながら悪事をする人はご主人の宗教に限らずどんな宗教の人にもいます。

>もし私がこのまま祈りだけに没頭して物事の本質を見極める努力を怠っていたら、それこそ私の事を言われている様な気がして、どうにも気持ちが悪いのです。

これについては上でもお話させていただきました。ご主人とあなたの関係を宗教を抜いたところでよく見極めるべきではないでしょうか?そうでなければ、祈ってもあなたの心は救われますか?宗教とは人の心を生かすためのものであって、ひとの心を封じ込めるものではないと感じます。どうか物事の本質を追求してください。失礼な言い方で申し訳ございません。

タイトルRe^3: タウバについて
記事No541
投稿日: 2008/04/09(Wed) 11:41
投稿者Memon   <memon3@hotmail.com>
タウバは罪を犯した人間と主(アッラー)の間のことだと思います。タウバには限度かあるか、何回も罪を犯してもタウバをすればアッラーに許されるのかは、神の領域で、違う次元の話しだと思います。
何回罪を犯しても、毎回本当に心の底からタウバをすれば毎回アッラーに免除されるかもしれません。でも、だからといってこの世において、その罪に対して裁かれなくて済むのはないでしょう。

> 夫がタウバを免罪符として使っているというご指摘....
タウバが有効かどうは別にして、2人が人間の常識で問題解決するべきではないでしょうか。

> やはり何かどうしても自分を抑えられない衝動というものが男性にはあるのでしょう。
一部の男性にはそれもあるようですが、それもまた免除符にはならないともいます。

> 一神教とは思考停止の症状の現れである.....
イスラムではドゥアーは非常に大事ですが、全て神任せにして自分が何もしなくてなんて、イスラムの教えではないでしょう。
自分努力して、ができることを尽くして、それにプラスアッラーにドゥアーして成功を願うのは本当のムスリムの姿ではないでしょうか。

ご主人の言い分が分かりませんが、ライラの説明通りだとかなり問題があるようです。でも、それはイスラムのせいではなく、1人間の問題だと思います。むしろ、イスラムを信じる人だから、タウバや反省の気持ちを表しているのではないでしょうか。又同じことを繰り返しているのは非常に悪いですが、イスラムじゃなかったら(推測だけですが)もっと堂々的な態度だったかもしれません。

纏まらない話ですみません。

タイトルRe^3: タウバについて
記事No604
投稿日: 2008/04/27(Sun) 04:18
投稿者MZ
アッサラームアライクム

> なんとなく、一神教を信ずる人は異教徒よりも清らかであるに違い
ないという思い込みのようなものがありました。逆に言えば、宗教を持っているにもかかわらずここまで妻に対してひどい仕打ちができるというのなら、果たして宗教にどんな意味があるのか、ということなのです。

一神教を「信じる」だけでは清らかにはなれないのです。
実際に、知識と行動が伴わなければ、心の汚れを常に掃除し、綺麗に清らかに保つのは至難の業です。

そうした基本的なことができないムスリムはたくさんいると思います。
そして、そうしたムスリムを見てイスラームに幻滅する人もたくさんいます。
ですが、ライラさんが、こうしたトラブルを通してイスラームに幻滅するのではなく、逆にさらに理解を深め、成長の糧を得ることができますように。アーミーン。

>思考停止の症状の現れ

私は、この学者さんの理解のレベルに到達していないと思うので、
言葉の真意を理解しているとは言い難いのですが、

>私がこのまま祈りだけに没頭して物事の本質を見極める努力を怠っていたら、それこそ私の事を言われている様な気がして、どうにも気持ちが悪いのです。

この言葉から連想した真実を述べさせてください。

人は、狂信的になってしまったら、それ自体が偶像崇拝になると思います。
だから、与えられた知性、感性を総動員して、物事の道理を解明しよう、
アッラーが唯一無二のお方であると言うことはどういうことなのか、
そのアッラーswtを信仰するというのはどういうことなのか、
常に考え続けることが大切だと思います。

その上で、アッラーに全てをお任せし、生きていくのです。

タイトルRe: タウバについて
記事No543
投稿日: 2008/04/10(Thu) 13:18
投稿者misty
慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において
アッサラーム アライクム

イスラームは正義の宗教であると思います。ご主人の振る舞いは決して許されるものではありません。(ハラーム)
何度もタウバをして、過去の罪の許しを得て、地獄の炎からわが身を守る。
その祈りが叶えられるためには、自分自身で最善の努力をしなければならないのでは・・・(タワークルではなく、タワックル)
自分の身の回りは、ハラールなものだけにするとか、どんな時、
どんな場所でも信仰ある行いをするように心がけなければいけないのでは・・・それで、初めてタウバの意味があると思うのです。
ライラさんの忍耐、我慢も大変なことと思い、胸が痛みます。
でも、夫の振る舞いに振り回されることなく、ご自身の混乱の中から一日も早く抜けださなくては・・・
そして、夫を愛し、尊敬し、守ってあげましょう。
そうすることによって、ご主人は正しい道を踏みはずすことがなくなり、妻である私たちの使命が果たせるのだと、先月のタリームで勉強しました。

アッラーのご加護と祝福がありますように。
ワッサラーム。

タイトルRe: タウバについて
記事No546
投稿日: 2008/04/11(Fri) 09:28
投稿者ミカ   <mika_1977@live.jo>
以前投稿された文章も読ませていただきましたがご主人と知り合って結婚するに至るまで彼の本性を見抜けなかったのですか?
人の性格すべてを見抜く事は難しいですが相手が真面目か不真面目かは見抜く事は最低限出来ると思うのですが見抜けなかったのでしょうか?

先日ですがイスラムの勉強会で習いましたがイスラムでは家庭の問題を他人に忠告したり相談する事は相応しくないとの事です。
勉強会に参加した時に一緒だったムスリマの姉妹も掲示板を読んだ
そうですがこの件はアラーに相談するようにと言ってました。

タイトルRe^2: タウバについて
記事No548
投稿日: 2008/04/11(Fri) 12:08
投稿者misty
アッサラーム アライクム

人にはそれぞれ限界があり、それゆえ第三者の意見を聞きたくて投稿なさるのでしょう。私たちは同胞です。姉妹です。苦しんでいる人がいたら互いに思いやらなくては・・・
ご主人とライラさんの関係は、お二人の問題です。
彼女自身が一番つらく、恥ずかしい思いをなさっていると思うのです。
どうぞ、不安でいる人に安心感を与えること、これもサダカだと思うのです。
イスラームの大事な教えです。


ワッサラーム

タイトルRe^2: タウバについて
記事No555
投稿日: 2008/04/11(Fri) 21:16
投稿者シンショーヴナ   <ghuraba_night_flight@ybb.ne.jp>
あっさらーむあらいくむ

> 以前投稿された文章も読ませていただきましたがご主人と知り合って結婚するに至るまで彼の本性を見抜けなかったのですか?
> 人の性格すべてを見抜く事は難しいですが相手が真面目か不真面目かは見抜く事は最低限出来ると思うのですが見抜けなかったのでしょうか?

事情があり、私のところに日本人ムスリマからの相談がよく来ます。友人からの時もありますが、大概知らない人です。
その方々が離婚や配偶者の不貞に関していろんな窓口(日本の行政機関や関係国大使館等)に相談した時、
「それはあなたが愚で見抜けなかったから自業自得」
「あなたはこういう危険性がある、とどうして考え付かなかったの?あなたも悪い」
等々非難されてくる方がかなりいるようです。

同国人だったら、それが見抜けるのでしょうか?
見抜けなかった人、いろいろ試みて「大丈夫」と思ったのに「結局見抜けていなかった」人は皆愚かなのでしょうか?

> 先日ですがイスラムの勉強会で習いましたがイスラムでは家庭の問題を他人に忠告したり相談する事は相応しくないとの事です。
> 勉強会に参加した時に一緒だったムスリマの姉妹も掲示板を読んだ
> そうですがこの件はアラーに相談するようにと言ってました。

実は丁度この話、一昨日受けた相談で女性が言っていました。
「私では解決できないから手を貸して欲しい(夫婦の仲裁をして欲しい等)、とお願いしたら、イスラームでは他人のことに口出ししてはいけない、と言って助けてくれる人がいないんです」

でも、時間章に「信仰し善行をするもの(以外は損失の中)。互いに真理を諭しあい互いに忍耐を勧めなさい(でしたっけ?)」があります。

真理とは「アッラーの存在」に関してでしょうか?アッラーのお言葉は真理ではないのでしょうか?夫婦仲がよくなるように仲裁に入ることはいけないことでしょうか?当の夫婦から頼まれもせず、自分から首を突っ込むのはいけないだろうけど、困っている人を助けるのは間違っていないのではないでしょうか?

私も「他人に家の問題を安易に相談するのはいけない」ということは聞いたことがあります。

でもそれは、ちょっと困ったからとすぐにべらべら何も考えずに相談したり、相談をする相手がいい人かどうか(安易に口外しない人、きちんと相談に対応してくれる人等)を考えずに誰彼構わず相談するのはいけない、ということだと思いますが。

以前(何度も聞く話ですが)「旦那がDV。旦那は『イスラームでは旦那が妻を叩くのは許されている』という。そうなんですか?」という質問を受けました。
この相談を受けて感謝しています。アルハムドリッラー
これが「無条件に、無制限に夫に許されている」と思っている人がどれだけいるか。そしてこれが無条件でないこと、無制限でないことを知っている人がどれだけいるか。

この人は、私に電話をしてこなかったらそれを知らずにいて、イスラームを恨むようになっていたかもしれません。

国際結婚で問題を抱えている人を「事前に見抜けなかったことは自業自得」とは一概に言えないと思います。

また、家の問題を他人に相談することも絶対にダメ、ということではないと思います。

タイトルRe^3: タウバについて
記事No557
投稿日: 2008/04/12(Sat) 04:01
投稿者ライラ
皆様からのご意見ありがたく読ませていただいております。

夫の本心が見抜けなかったというのは、全くその通りです。イスラム教徒であることを誇り、神の国を信じて疑わない人ならば、よもやそのような下賎な過ちなど犯すはずがない、と信じ込んでしまった私がやはり一番世間知らずだったことは否めません。

今回の経験を通して、愚かな私もひとつだけ大人になった、という事ができると思います。もしかしたらこれは最初から神のお決めになっていた事?でもまさかこんな風に?残念ながらこればっかりはわかりません。

タイトル金銭的な問題
記事No558
投稿日: 2008/04/12(Sat) 04:19
投稿者ライラ
ひとつ金銭的な面でお尋ねしたいことがあります。結婚当初、お金に困っていた夫に数百万円を貸しました。以来ずっとそのままになっていましたが、夫婦である以上別に「取り返さねば」という気持ちもないまま来ました。

今回の件で、夫がある女性に法外のお金を使っていたことがわかりました。ダイヤモンドのネックレスおよびホテルのスイートルーム一泊です。

ここでお尋ねしたいのは、果たして私には、結婚直後に貸したお金を取り返す権利があるのか、という事です。信じていたからお金を貸したのですが、その信頼は消えてしまいました。信頼が消えてしまった以上、少なくともお金だけは取り返したいと思ってしまうのです・・・。

法的には何の権限もないのはわかっています。借用書など全く作っていませんので。ですがアッラーの前で、この権利は認められるのでしょうか。

夫は日頃から「お前から借りた金のことを忘れたことはない。アッラーは借金だけはきちんと返せとおっしゃっている」と説明されていました。ですが実際には返してくれる気配が感じられません。実際のところどうなのでしょうか。どうぞよろしくお願いいたします。

タイトルRe: 金銭的な問題
記事No563
投稿日: 2008/04/12(Sat) 11:40
投稿者Memon   <memon3@hotmail.com>
> ここでお尋ねしたいのは、果たして私には、結婚直後に貸したお金を取り返す権利があるのか、という事です。信じていたからお金を貸したのですが、その信頼は消えてしまいました。信頼が消えてしまった以上、少なくともお金だけは取り返したいと思ってしまうのです・・・。
私の個人的な解釈ですが、返してもらう権利はあると思います。
ただし、実際取り戻すには法的な手続きは必要でしょう。日本の法律で返して貰えることが認められるのはなんらかな証拠が必要でしょう。でも借用書がなくても、さやさんが書いたように、メモなど何か借金のヒントを得られるものでも何とかなる可能性はあります。詳しくは法律相談された方が良いのではと思います。

この話しの最初にライラさんが、ご主人が心を入れ替えて、タウバをして二度とその様なことはしないと誓っているようなことはおっしゃったですね。そのタウバはアッラーに認められるかどうは解りませんが、「本当に反省しているならその証として借金を返して」等を言って見たら同ですか。口だけで反省するのは簡単ですが、心の底から反省しているなら行動でそれを証明できるはずです。借金返しは一つのテストになるのではないでしょうか。

タイトルRe: 金銭的な問題
記事No564
投稿日: 2008/04/12(Sat) 16:01
投稿者misty
ひとつ金銭的な面でお尋ねしたいことがあります。結婚当初、お金に困っていた夫に数百万円を貸しました。以来ずっとそのままになっていましたが、夫婦である以上別に「取り返さねば」という気持ちもないまま来ました

>なぜ、今そのことがあなたにとって問題になったのでしょうか?

ご主人は、あなたの信頼にこたえ、夫としての義務をはたしていたから、今まで請求しなかったということでしょうか。

信じていたからお金を貸したのですが、その信頼は消えてしまいました。信頼が消えてしまった以上、少なくともお金だけは取り返したいと思ってしまうのです・・・。


ご主人の弱点や過ちを裁くのは神様ではないでしょうか?


ご主人を信頼できなくなった悲しみが癒されるには時間がかかるでしょう。
でも、ご主人の行動を詮索しても、あなたの痛みが増すばかりではないでしょうか。
どうぞ、感情的にならずに、ご主人の過ちを寛容なお気持ちで許してください。
ご主人の失敗はあなたがカバーしてあげてこそイスラムの教えを守り、務めを果たすことになると思うのです。

毎回、タリームでは、女性のための8つの行いを勉強します。
その中に夫の世話ということがあります。
夫が家でくつろげる場所でなければいけない。
夫が満足して死を迎えることができると、妻はジェンナに入れる。など。
ナマーズをすること、クルアーンを読むことだけでなく、ご主人を、アラーの道へ導いてあげることができるのは、あなたの使命と
捉えることはできないでしょうか。

タイトルRe^4: タウバについて
記事No559
投稿日: 2008/04/12(Sat) 04:41
投稿者ライラ
もうひとつ知りたいのは、夫のような人達の、心理です。神を信じながら罪を犯し続ける人がいる、それは事実です。敬虔なキリスト教徒でありながら現役の娼婦である人の話を聞いたことがあります。また夫のように、一日五回の礼拝および断食は嬉々としてやりながらその後当たり前のように女を買うというイスラム教徒も、私の住む国にはたくさんいるのです。

皆様からご指摘ありましたように、夫のタウバは「ゆるい」といわざるを得ません。でも神を愛し、地獄の存在を信じていることにかわりはありません。でも地獄を恐れるならどうしてああいう罪を8年にわたって40人もの大量の女たちと犯すことができるのか、それが私にはどうしてもわからないのです。理解できないのです。

私は夫の事を理解したい。理解できなければ許せそうにないからです。夫の心を、本音を知りたいのです。でも彼は話してくれません。ですからどなたか同じような経験をお持ちの方に、お尋ねしたいのです。大罪と地獄への恐れとは、どうやってひとつの心の中に共生できるものなのでしょうか。

タイトル貸したお金の件
記事No561
投稿日: 2008/04/12(Sat) 08:01
投稿者さや

私も教義について、すべてを理解しているわけではありませんが

>夫は日頃から「お前から借りた金のことを忘れたことはない。アッラーは借金だけはきちんと返せとおっしゃっている」と説明されていました。ですが実際には返してくれる気配が感じられません。

この根本は、女性問題とまったく一緒なのではないですか?つまり、失礼ながら口から出る言葉がすべて上っ面だけでなんら実行を伴うものではないということです。
彼が女性問題を何十回と繰り返すのと同じく、たぶんあなたにお金を返すつもりはないと思われます。

>ここでお尋ねしたいのは、果たして私には、結婚直後に貸したお金を取り返す権利があるのか、という事です。信じていたからお金を貸したのですが、その信頼は消えてしまいました。信頼が消えてしまった以上、少なくともお金だけは取り返したいと思ってしまうのです・・・。

私がもしライラさんの立場だったら、夫であるべき人にそのような大金は工面しなかったでしょう。しかし、今貸してしまった以上、人にあげたお金に対して執着はすてると思います。彼に貸したお金がいい使い方をされなかったのは残念ですが、私は貧しき人にサダカをすることもあります。自分の手から離れた以上、サダカを行ったということだけを認識してそのお金に執着しないほうがいいと思います。ただし、この考えはあくまでイスラム的な解釈であって、何回も申し上げてますが、現実面では家庭裁判所に行ってそのお金についての返還を求める申し立てを、女性問題と合わせてご相談すべきだと考えます。取り返したいと思うならまったく無理とは思いません。買ったものの領収書とかあなたのメモなどで相手に変換を求める申し立てができる可能性はあります。弁護士と家庭裁判所にご相談されるといいでしょう。


> もうひとつ知りたいのは、夫のような人達の、心理です。神を信じながら罪を犯し続ける人がいる、それは事実です。敬虔なキリスト教徒でありながら現役の娼婦である人の話を聞いたことがあります。また夫のように、一日五回の礼拝および断食は嬉々としてやりながらその後当たり前のように女を買うというイスラム教徒も、私の住む国にはたくさんいるのです。

失礼ですが、宗教をもっているからといってその方たちすべてがりっぱな方ではありません。ほかの宗教を見てもその方たちの内面が苦しい、愚かなことをしてしまう、その許しがほしいという拠り所として見ている人も少なからずではないでしょうか。

> 私は夫の事を理解したい。理解できなければ許せそうにないからです。夫の心を、本音を知りたいのです。でも彼は話してくれません。ですからどなたか同じような経験をお持ちの方に、お尋ねしたいのです。大罪と地獄への恐れとは、どうやってひとつの心の中に共生できるものなのでしょうか。

これまた、私もほかのかたも何度も述べましたが、ご主人の心を理解する必要があるでしょうか?それは無理だと思います。どうして女性問題、金銭問題を犯したかを理解しないうちは許せないという考えだとあなたが苦しいと思いますよ。

私の解釈があっているか自信はありません。しかし、アッラーは「悪い言葉を口にしそうになる、悪い思いを心に抱きそうになる・・そういう相手からはまず遠ざかりなさい」と言われていると思います。自分の心まではお金とか女性問題という苦しみにとらわれるよりも、相手と別れて、あなたの心から出る積極的なものを軸にして、よりすばらしい人生を歩まれてはいかがですか?
たぶん、コメントされた他の方も同じように考えていると思います。失礼ながら、いろんな方がコメントされているにも関わらず、あなたさまの考えが最初と全く変わらないというか、もっとほかの問題にも執着なさっていることに胸が痛みます。
もうご主人には執着しないで別れる道をお選びになることも考えては?まずはあなたの心に苦しみを生じさせるものから距離を置く。これは大切なことのように感じます。今とは別の解決方法もあるということを知ってください。

他の方からももっといいお考えが得られることを願って。そして、あなたの心が救われますように。

タイトルRe^5: タウバについて
記事No606
投稿日: 2008/04/27(Sun) 04:42
投稿者MZ
アッサラームアライクム

> もうひとつ知りたいのは、夫のような人達の、心理です。神を信じながら罪を犯し続ける人がいる、それは事実です。敬虔なキリスト教徒でありながら現役の娼婦である人の話を聞いたことがあります。また夫のように、一日五回の礼拝および断食は嬉々としてやりながらその後当たり前のように女を買うというイスラム教徒も、私の住む国にはたくさんいるのです。

> 神を愛し、地獄の存在を信じていることにかわりはありません。でも地獄を恐れるならどうしてああいう罪を8年にわたって40人もの大量の女たちと犯すことができるのか、それが私にはどうしてもわからないのです。理解できないのです。

> 大罪と地獄への恐れとは、どうやってひとつの心の中に共生できるものなのでしょうか。

たくさん書き込みをしてしまってすみません・・・。

私もそういう人たちをたくさん知っています。

「赤信号、みんなで渡れば怖くない」が、ふと浮かびました。
また、罪を見聞きすることに慣れると、罪を自身が犯しても何も感じなくなります。
また、正しい知識が欠如しても罪悪感は生まれません。

だから、信じていても大罪を犯し続けることが可能なのではないでしょうか?
「信じる」だけでは、正しい道を歩めないのです。

> 私は夫の事を理解したい。理解できなければ許せそうにないからです。夫の心を、本音を知りたいのです。でも彼は話してくれません。ですからどなたか同じような経験をお持ちの方に、お尋ねしたいのです。

マーシャーアッラー、ライラさんは、まだご主人を理解し支えようとしておられる。
アッラーがライラさんに報いてくださいますように。
また、妻として、ご主人を立派に支えることができるよう助けてくださいますように。
そして、ご主人が、本当に改心する日が来ますように・・・

アーミーン。

タイトルRe^2: タウバについて
記事No605
投稿日: 2008/04/27(Sun) 04:28
投稿者MZ
アッサラームアライクム

> 先日ですがイスラムの勉強会で習いましたがイスラムでは家庭の問題を他人に忠告したり相談する事は相応しくないとの事です。
> 勉強会に参加した時に一緒だったムスリマの姉妹も掲示板を読んだ
> そうですがこの件はアラーに相談するようにと言ってました。

アッラーに直接相談することのできる人は、そうすることが好ましいと思います。
ですが、結婚を機にムスリマになり、また孤立無援の方だったらどうなるでしょうか?
時と場合により、他人に相談することが好ましい場合、そうでない場合、いろいろだと思います。

タイトルRe: タウバについて
記事No565
投稿日: 2008/04/12(Sat) 19:38
投稿者在日ムスリム
こんにちは

ライラさんのご主人はシーア派ですか。もし、そうでしたら、ご主人に行動に私は不思議に思いません。
シーア派にムトゥアという契約結婚があります。これをすればライラさんが浮気と思っていることはご主人にとって合法です。そのために、罪の意識がありません。
ちなみに、スンニー派ではムトゥアは他の浮気と違わずに大きな罪となっております。そのために、ご主人がスンニー派であれば、かなり異常な人です。簡単には直りにくいと思います。しかし、ここの掲示板でコメントを書く人より、ご主人の性格をよく分かっているのはあなたと周りの人々です。周りに良い人がいればご相談することを勧めます。無論、Istihajもお勧めいたします。

また、貸したお金についてご主人はそれを返す義務はあります。女性の場合、結婚する前の財産と結婚中に取得する財産は100%女性の財産になります。よって、戻してもらう権利はあります。

タイトルRe^2: タウバについて
記事No566
投稿日: 2008/04/13(Sun) 02:54
投稿者ライラ
夫はスンニー派です。シーア派を毛嫌いしています。やはり破戒ムスリムということになろうかと思います。

皆様からのご意見ご批判等ありがたく読ませていただいておりますが、やはり夫を理解するのも変えることも、無理かとは思われます。もしかしたらアッラーにさえ変えられないのではないか、ふっとそんな考えが頭をよぎります。もう後は自分の心の持ち様なのでしょう。じっくり考えていきたいと思っています。

先日夫からさらに恐ろしい話を聞かされました。浮気の現場というのが、主に友人のアパートだったそうです。その友人もボーンムスリムで、夫が何をするのかわかっていながら「面白がって」鍵を貸してくれたそうです。

夫が「妻にばれた」と言ったところ「別にいいじゃないか、浮気ぐらい。結婚したわけじゃあるまいし」と平然と言い放ったそうです。これではまるで異教徒と変わりないではありませんか!

こんなお話をして皆様の顰蹙を買うことはもともと承知しております。申し訳ありません。でもどうか助けてください、皆さん以外にこんなお話をできる相手がいないのです。夫の言いつけ通り日本人の友人とも関係を絶ち、慣れない異国で生活してまいりました。異教徒は全員地獄に落ちると言われ続け、半分疑問を抱きながらも夫に従ってまいりました。その結果がこれなのです。いったい私はこれから何を信じたらよいのでしょうか?

離婚とおっしゃる方もいらっしゃいますが、小さな子供を何人も抱えて、それがどんなに困難なことか、国際結婚をなさっている方ならわかっていただけると思うのです・・・。

どうぞおろかな私をお許しくださいませ。皆様には幸せがありますように。

タイトルRe^3: タウバについて
記事No578
投稿日: 2008/04/15(Tue) 17:51
投稿者Hisae   <hisae_0206@m6.dion.ne.jp>
> 夫はスンニー派です。シーア派を毛嫌いしています。やはり破戒ムスリムということになろうかと思います。
>
> 皆様からのご意見ご批判等ありがたく読ませていただいておりますが、やはり夫を理解するのも変えることも、無理かとは思われます。もしかしたらアッラーにさえ変えられないのではないか、ふっとそんな考えが頭をよぎります。もう後は自分の心の持ち様なのでしょう。じっくり考えていきたいと思っています。
>
> 先日夫からさらに恐ろしい話を聞かされました。浮気の現場というのが、主に友人のアパートだったそうです。その友人もボーンムスリムで、夫が何をするのかわかっていながら「面白がって」鍵を貸してくれたそうです。
>
> 夫が「妻にばれた」と言ったところ「別にいいじゃないか、浮気ぐらい。結婚したわけじゃあるまいし」と平然と言い放ったそうです。これではまるで異教徒と変わりないではありませんか!
>
> こんなお話をして皆様の顰蹙を買うことはもともと承知しております。申し訳ありません。でもどうか助けてください、皆さん以外にこんなお話をできる相手がいないのです。夫の言いつけ通り日本人の友人とも関係を絶ち、慣れない異国で生活してまいりました。異教徒は全員地獄に落ちると言われ続け、半分疑問を抱きながらも夫に従ってまいりました。その結果がこれなのです。いったい私はこれから何を信じたらよいのでしょうか?
>
> 離婚とおっしゃる方もいらっしゃいますが、小さな子供を何人も抱えて、それがどんなに困難なことか、国際結婚をなさっている方ならわかっていただけると思うのです・・・。
>
> どうぞおろかな私をお許しくださいませ。皆様には幸せがありますように。

タイトルRe^4: タウバについて
記事No579
投稿日: 2008/04/15(Tue) 17:56
投稿者Hisae   <hisae_0206@m6.dion.ne.jp>
先ほどですが書き込みましたが印刷ミスがありましたので削除をお願いします。

タイトルムトア婚はイスラームだと、禁止です
記事No571
投稿日: 2008/04/14(Mon) 01:27
投稿者ドーモ君
ムトア婚は禁止です。シーア系の意見を聞かないでください。イスラムだと、大きな罪です。

タイトルムトア婚について
記事No575
投稿日: 2008/04/14(Mon) 21:27
投稿者F
アッサラーム アライクム

スンニーのウラマーはムトア婚についてシーアの人々と論議することを避けるようにとアドバイスしています。
http://qa.sunnipath.com/issue_view.asp?HD=7&ID=604&CATE=24

スンニーが法源とするハディースのひとつであるサヒーフ・ムスリムには
キターブン・ニカーフ16-3-1407
Book 8, Number 3263:
'Ali b. AbiTalib reported that Allah's Messenger (may peace be upon him) prohibited on the Day of Khaibar the contracting of temporary marriage with women and the eating of the flesh of domestic asses.

アリー・ビン・アブーターリブは伝えている
アッラーのみ使いは、ハイバルでユダヤ人らと戦った日、女性と一時婚の契約を結ぶこと、及び、家畜用のろばの肉を食べることを禁じられた。
(サヒーフ・ムスリム2 444p)
http://www.islam-qa.com/index.php?ref=1373&ln=eng&txt=temporary%20marriage

ともあることだけ、お伝えしたいと思いました。
ライラさんのご相談と関係ない内容になってすみません。
どうか少しでも状況が良くなりますよう願っています。

タイトルRe^3: タウバについて
記事No600
投稿日: 2008/04/25(Fri) 17:45
投稿者MI
アッサラームアライクム

私は勉強会などに参加経験がなく、あまり知識がありません。
解釈等に間違いがありましたらどうかご指摘下さい。


妻を疑った夫については、御光章(24章6節〜9節)において、また、ハディース集の呪詛の書において詳しく出ていますが、
夫を疑った妻の場合はどうしたらいいのでしょうか。
ライラさんの旦那さんの場合は、すでに自白があるようですが、日訳サヒーフムスリム第二巻
(呪詛の書もこの巻です)の733ページ、既婚者の姦通罪は石打ちの死刑、の項の注3に、

外的圧力を一切受けない自由意志による自白であることが決め手となる

とあります。今回の自白がこの条件を満たしたものかどうかは私にはわかりません。アッラーが最もよくご存知であられます。
一応そのような自白であるとして、以下を書き込みますが、間違った判断をすることが無いように、
一度イスラームの指導者に相談してみられた方がいいと思います。そちらの国で言葉の問題があるのであれば、
ここをご覧になっている方から日本にいる指導者を紹介してもらってでも相談した方がいいと思います(個人的な意見ですが)。
また、管理人近況で管理人さんも書いておられるイスラム相談室というのもあります。
でも、こういう相談も受け付けているかどうかはよく分かりません。

>もしかしたらアッラーにさえ変えられないのではないか、
人間を創られた方、全てを創造された方なのですから、変えられない訳がありません。
アッラーが変える事を望まれないのではないか、という意味でしょうか。
しかし、この件に関しては、ハディース集の刑罰の書にもあり、
↓のアラブ イスラーム学院のハディース学習にもある通り、

既婚者が姦通罪を犯した場合には死に到るまでの石討ちの刑が課されます。
http://www.aii-t.org/j/muslim/hadith/14.htm

という事ですから、個人が許すとか、理解する、変える、離婚という問題ではないと思いますが…。
刑罰は罪を償いそれを消す、という項が、日訳サヒーフムスリムにおいては、第二巻の刑罰の書749ページから載ってますので、お持ちでしたら読んでみて下さい。
他のハディース集でも刑罰の書(一緒の名称かどうかは分かりませんが)に載っていると思います。

記事No.452のムスリマさん、No.456のM@中東さんの旦那さん方も、浮気、女性問題がどの程度のものか分かりませんが、
姦通罪なのであれば、上記の刑を受けないといけないのではないでしょうか。


>日本人の友人とも関係を絶ち、慣れない異国で生活してまいりました。
てっきり日本で暮らしていらっしゃる方と思っておりました。
イスラームを伝える目的で接するのであれば、改宗前の友人と連絡を取るのも問題ないと思います。
↓イスラーム質疑応答に「ムスリムになったがカーフィルの友人がいる」という質問と回答があります。
http://www.islam-qa.com/special/index.php?ref=6099&subsite=153&ln=jpn

>異教徒は全員地獄に落ちる
ライラさんの旦那さんに対して申し上げたいのですが、そういう方達でも、これからイスラームを受け入れて改宗するかもしれません。既に彼らにイスラームを伝えていたとしても、彼らが異教徒のまま死んでしまう前にそんな風におっしゃるのはどうかと思います。


以下はNo.559の書き込みからですが、
>敬虔なキリスト教徒でありながら現役の娼婦である人の話を聞いたことがあります。
敬虔という言葉はそういう人達にも使われるものなのでしょうか。とても違和感を感じるのですが…。
>また夫のように、一日五回の礼拝および断食は嬉々としてやりながらその後当たり前のように女を買うというイスラム教徒も、私の住む国にはたくさんいるのです。
よく分からないのですが、そういう事は口に出さない方がいいと思うのですが(中傷にならないか心配なので)。
ただ、ライラさんの旦那さんとその相手の方々の行動、旦那さんの友人の発言だけを聞いても、一体どんな国なのか、と思ってしまいます。

また、以下はNo.523の書き込みからですが、
>夫のお兄さんもボーンムスリムでありながらかなりの飲酒癖があり、
↓アラブ イスラーム学院 食事の禁忌と不浄 より(下の方の『不浄なもの』に書いてあります)

飲酒の場合は、罰として八十のむち打ちの刑に服さなければいけません。
http://www.aii-t.org/j/islam/jump1/12.htm

ということです。

タイトルRe^3: タウバについて
記事No607
投稿日: 2008/04/27(Sun) 05:01
投稿者MZ
アッサラームアライクム

本当にたくさん書き込みしてすみません・・・
お子さんがいらっしゃるのですね。離婚は難しいですよね。
なんとか、1人でも、親身になってくれる女性の助っ人が実生活でおられないのでしょうか???

> いったい私はこれから何を信じたらよいのでしょうか?

ご主人のイスラム話はあまり真に受けすぎない方がいいと思います。
ご自身の人脈(信頼できる女性の友人)を築く必要があると思います。もちろん、日常生活の中で!
掲示板は、おつらい心中を打ち明けることはできても、日常生活の中でライラさんを支えてはくれません。
そうして、そうしたコミュニティにつながることができれば、
その中で得た知識に支えられて、ライラさんの人生を再び取り戻すことができると信じています。インシャーアッラー。

ご自身の目で選んだ人脈を構築しようとすると、
ご主人に、いろいろ攻撃されるかもしれません。
ですが、ご主人に都合のよい人脈ばかりでは、
本当にアッラーを畏れる姉妹を得るのは難しいかもしれません。
(自分がどういう罪を犯しているのか一番よくわかっていて、他人にそれを指摘されたくないから、正しい友人を与えてくれない可能性が高いと思う)

> どうぞおろかな私をお許しくださいませ。皆様には幸せがありますように。

ライラさんは、愚かじゃないです。それをいうなら、皆おろかです。
皆さまには幸せがありますように、じゃないです。
ライラさんを含め、皆にアッラーのご加護と祝福がありますように・・・

必ず、ライラさんの忍耐、試練にアッラーは報いてくださるはずです。
そして、最終的には、アッラーにあって希望を失わず、戦い続けた人の上に祝福と報償が与えられるのです。
また、お子さんたちにとってかけがえのないお母さん。
ライラさんは、彼らにとっての光だと思います。
少なくとも、子供たちが、ライラさんが正しく生きる姿に影響を受けるでしょう。インシャーアッラー。
ライラさんの毎日は、決して無駄になることはありません。

タイトルRe: タウバについて
記事No582
投稿日: 2008/04/15(Tue) 22:09
投稿者Hisae   <hisae_0206@m6.dion.ne.jp>
先ほどですが投稿しましたがプリントミスがありましたので再度書いています。
ご主人の件ですが将来的な事を考えましたらライラさんのご両親と親族と姉妹に相談するのが一番の解決法になると思います。
それ以外の方法ですと(友人の経験からですが)市役所で開催される無料弁護士相談に予約をして弁護士さんと話し合うか司法書士さんの知り合いがいますと以外と親身になって聞いてくださる先生もいると聞いた事がありますのでインターネットで検索すると情報が得られるかと思います。
ご主人ですがもしかしたら職場での悩みとかストレスが原因で精神的に追い詰められているかもしれませんからそうなりますと素人の私達ではカウンセリングはできませんので専門のカウンセラーに相談するのが一番です。

シーア派とスンニ派の方達を比較したコメントを書きますと読まれている読者の方達が失望したりする可能性もありますから今はご主人の件を解決されることが何よりも先決です。
主人も現役時代にはよくイスラム圏に長期出張に行っていましたが現地ではシーア派とスンニ派の方々から大変お世話になりましたし今でも感謝しています。

今後も大変かもしれませんライラさん頑張って下さい...そして私も若くありませんので文章を書くのが不得手に伴い読まれて気を悪くされるかもしれませんがその時はお許し下さい。

お元気で

タイトルRe: タウバについて
記事No588
投稿日: 2008/04/18(Fri) 17:10
投稿者ファーティマ
私もですが入信してから最寄のモスクで勉強中のムスリマです。
入信後は個人的な悩みと家庭問題を姉妹ムスリマに相談するのは相応しくない行為と教わりました。
イスラムの入信シャハーダを行いますとそこでアラーと契約を結ぶことになります。
入信後に起きた問題はアラーに相談するのが相応しくあり他人に忠告したり弁護士さんから助けを求めるのは相応しくないとムスリマ講師も説明しています。

私も思いますがシーア派とスンニ派を比較したり差をつけたりするような書込をしますと読まれる方達が失望したり気分を害しますからあまり好ましいとは思いませんね。

お時間があるようでしたらモスクの勉強会に出席して学ばれる事をお勧めします。

タイトルRe^2: タウバについて
記事No592
投稿日: 2008/04/19(Sat) 23:54
投稿者シンショーヴナ   <ghuraba_night_flight@ybb.ne.jp>
アッサラームアライクム

済みません、本題からそれてしまうかもしれませんが・・・質問です。

何人かの方が「そういう問題はアッラーに相談するべき」と書かれていますが、「アッラーに相談する」というのは、具体的にどうすることを指すのでしょうか?「良き方向に向かうよう、アッラーにドゥアーする」というのなら分かるのですが・・・

ご教示お願い致します。

タイトルRe^2: タウバについて
記事No601
投稿日: 2008/04/25(Fri) 18:05
投稿者MI
> 私もですが入信してから最寄のモスクで勉強中のムスリマです。
> 入信後は個人的な悩みと家庭問題を姉妹ムスリマに相談するのは相応しくない行為と教わりました。
> イスラムの入信シャハーダを行いますとそこでアラーと契約を結ぶことになります。
> 入信後に起きた問題はアラーに相談するのが相応しくあり他人に忠告したり弁護士さんから助けを求めるのは相応しくないとムスリマ講師も説明しています。
>
> 私も思いますがシーア派とスンニ派を比較したり差をつけたりするような書込をしますと読まれる方達が失望したり気分を害しますからあまり好ましいとは思いませんね。
>
> お時間があるようでしたらモスクの勉強会に出席して学ばれる事をお勧めします。

アッサラームアライクム

姉妹ムスリマでなく、イマームに相談する、ということなら理解できるのですが、違うのでしょうか。

イムラーン家章の159節に、       諸事にわたり、彼らと相談しなさい。
という箇所が、相談章38節には、    互いに事を相談し合って行う者
という箇所がありますし、
イスラーム質疑応答というサイトもあります。
そこでは入信後に起きた個人的な悩みと家庭問題も相談されているように思います。
個人的な悩みと家庭問題というのが何を指すかについて、ファーティマさんと私の解釈が異なるのかもしれませんけど。

タイトルRe: タウバについて
記事No593
投稿日: 2008/04/21(Mon) 21:13
投稿者匿名
アッサラームアレイクム

ライラさんその後いかがですか? 少しでも心の平安を取り戻すことができているといいと思います。

私もボーンムスリムでありながら悪事を働いてしまう人のことが不思議です。 それはその人にしかわからないのでしょうが、私なりの考えとして、癌になるリスクがあるのがわかっているのにタバコをすう。 太るのがわかっているのに甘いものを食べる。 死刑になるのがわかっているのに犯罪を犯してしまう。といったことと似ているのかもしれないな。と思っています。 

ところで、色々な意見が出ていて読ませていただいているうちに、少し疑問に思うところが出てきたので質問させてください。

1. 妻は夫に尽くすべきだ。というような意見については、全くその通りだと思います。 しかし、アッラーは”夫”というものの条件をお示しではないでしょうか?
夫は妻や家族に対して、精神的、物質的満足を与えるように努力しなければならず、他の家族の手本となるような行動をしなければならないのではないでしょうか。
それをしていない場合、果たして妻は彼を”夫”として尽くさなければならないのでしょうか。

2.家族の問題を他人に相談することについて。
非イスラム世界ではDVや家庭内でのモラルハラスメントについて、どんな形でもいいから、声を挙げて欲しい。 一人で悩まないで欲しい。と啓蒙しています。 実際にそれが非常に重要だからです。
イスラムは虐げられ、自尊心を失い、人間の尊厳を失っている、妻や子供たちのカウンセリングや相談機関の存在を否定するものなのでしょうか。

イスラム教徒とはいえ、勉強不足で以上の2点に疑問を持ちましたのでご教授いただければありがたく思います。

ライラさんのためにドゥアーいたします。

ワッサラーム

タイトル匿名様へ
記事No594
投稿日: 2008/04/22(Tue) 08:24
投稿者さや
アッサラームアライクム 

私も匿名様と同じ疑問をこのツリーを拝見して、感じました。そして・・・これはあくまで私の夫や周りのムスリムムスリマの考えとしてもし、匿名様のお考えに何かご参考になることがあれば、と書かせていただきます。疑問に対する明快な答えになっているどころか、疑問追加の内容になっていることをお許しください。

> 1.  夫は妻や家族に対して、精神的、物質的満足を与えるように努力しなければならず、他の家族の手本となるような行動をしなければならないのではないでしょうか。
> それをしていない場合、果たして妻は彼を”夫”として尽くさなければならないのでしょうか。

私は夫と妻は「お互いにお互いを敬い助け合うもの」と教わりました。匿名様の「尽くすべき」というのはあくまで相互に協力し合うということで、一方的な隷属関係をさしているものではないと存じます。
その場合、夫は理想とされている家庭を責任もって社会的心理的経済的に守るという義務を果たす。妻はその義務遂行に協力をする、と教わりました。ですから、夫がその義務を果たさないときには妻は夫に義務遂行を果たすように言う権利がありますし、それでも聞き入れてもらえないときには離婚を申し出る権利もあると習いました。私はそういう理路整然としたありかたに共鳴したことで、イスラムにおける夫婦関係を理解しました。実際に夫が仕事が多忙で家にいる時間が少ないということで離婚した女性(イスラム圏国家)のお話があります。
>
> 2.家族の問題を他人に相談することについて。
> イスラムは虐げられ、自尊心を失い、人間の尊厳を失っている、妻や子供たちのカウンセリングや相談機関の存在を否定するものなのでしょうか。

私はイスラムを理解する上で夫の祖国にまいりまして現状、どのようになっているのかを勉強いたしました。そのとき、「原則として、つまらぬ愚痴を(夫婦問題に限らず、ひとの悪口は言わないほうがいいという視点において)言わないほうがいい」と理解しました。しかし、実際、グチでおわれない問題については、男性側女性側それぞれで親族が相談にのり、その代表同士が代理人として話をする、それでも解決しないときには法的相談機関に・・・という手順を踏むと聞きました。
個人的には、同胞として、誰かがひとりで問題を抱えているときに手をさしのべてあげることは当たり前のことと認識します。もちろん、おせっかいはいけないと思いますが、今回のケースの場合は、大変憂慮すべきレベルと拝察します。
ぜひともライラさんおよびお子様の今後を考えると勇気をもって社会的措置を求めたほうがよいと思っています。彼女が自分の悩みを抱えたまま精神的に追い詰められないようにと願っています。

まったくお答になっていないことをお許しください。

タイトル女性の側からの離婚申請
記事No603
投稿日: 2008/04/27(Sun) 04:05
投稿者MZ
アッサラームアライクム

現行法とイスラーム法の2種類の離婚方法があると思いますが、
ライラさんは、今のご主人との結婚生活を継続されることを希望しますか?
それとも離婚されたいと思ってらっしゃるのですか?

結婚を継続するには、
そういう生活態度の夫に妻として接する覚悟が必要ですし、
離婚するにも、それなりの覚悟が必要ですよね。

相手の行動を最終的に変えられるのは本人自身ですし、
ライラさんは、ライラさん自身にできること、すべきことが何なのか
に焦点を当てなければ、先に進めないと思います。

タウバというのは、「2度と繰り返さない」という意志を持って反省し、実際繰り返さないときに初めて「タウバした」と言えるものです。
同じことを1回でも繰り返している時点で、タウバしたとは全く言えません。

「もし私がもっと穏やかな女であるならば、これで良しとすべきなのでしょうが・・・。」というのは、好ましい女性であるとは言えないと思います。「これで良し」ということ自体があり得ないからです。

ライラさんのご主人、ご兄弟をアッラーが導いてくださいますように
ライラさんをアッラーが護ってくださいますように

ちなみに、相手はライラさんにずっとそばにいてほしいでしょうから、「おれを許すべきだ」と圧力をかけてくるでしょうが、
イスラムでは、女性の側から任意の離婚申請ができます。
理由がなんであってもです。
ただ何となく気に入らない程度の理由でも可能なほどです。
だから、彼に言いくるめられて、ご自分の人格を責めないよう気をつけてくださいね。

離婚について裁判にかけたら、
宗教と関係ない法的手続き上も、宗教上も
ライラさんに有利だと思いますよ。

私であれば、人生は一回限りですから、
可能な限り、適切な伴侶とともに人生を歩みたいと思います。
だから、可能な限り、このような方とは別離の道を選ぶと思う。

けれど、人それぞれ、選ぶ道はさまざまだと思うから、
アッラーがライラさんにとって一番よい選択肢を与えてくださることを祈ります。

アッラーのご加護がライラさんにありますように。

お気を強く持って、また明日への希望を決して失わないでください!

タイトルRe: タウバについて
記事No614
投稿日: 2008/05/01(Thu) 15:48
投稿者サラ
私も入信したばかり(今もそうですが)の頃都内にあるモスクでイスラムの基礎とクルアーンを学んだことがあります。
モスクの講師とムスリマ先輩も言ってましたが家庭問題を相談したり人の悪口を他人に言うことは相応しくないと教わりました。
入信以前の過去を伝えることも同様相応しくないという事を勉強会でも教わりました。
実は私は帰国子女でして北米に数年間生活したことがありましたので米国時代の事を皆に話したのですが会話後先輩ムスリマに廊下に呼び出されこの件で忠告されました。
「ムスリマ達の前で過去の思い出話をしてはいけませんよサラさん!過去を触れる事はしないように勉強会でも教わったでしょう?」
イスラムでは家庭問題、過去の思い出を語る、人の悪口を言うことは相応しくないのです。
モスクの先輩と講師も勉強会でもよく言ってますし私も入信したばかりの頃は注意されましたので間違いないと思います。

ライラさんもご主人の事はよく見極めてから結婚したら現在のように苦しい思いをしなかったかもしれません。

タイトルRe^2: タウバについて
記事No616
投稿日: 2008/05/01(Thu) 22:00
投稿者aisha
Assalam Alaykum
すみません、まだ知らない事ばかりなので教えて頂きたいのですが、
過去の楽しかった事や、感動した思い出なども話したらいけないものなのですか?
どうしてでしょうか?

タイトルRe^3: タウバについて
記事No618
投稿日: 2008/05/02(Fri) 12:57
投稿者シンショーヴナ   <ghuraba_night_flight@ybb.ne.jp>
> Assalam Alaykum
> すみません、まだ知らない事ばかりなので教えて頂きたいのですが、
> 過去の楽しかった事や、感動した思い出なども話したらいけないものなのですか?
> どうしてでしょうか?


返信箇所(ツリーの立て方)を間違えていたらごめんなさい。
私は無駄なお喋りでなく、有益なことだったら別に話してもいいと思うのですが・・・多分aishaさんと同じ意見なんだろうなぁ、と思ってこちらに返信しました。
例えば、誰かの失敗を、反省・改善した後も繰り返し「あの時どうしてああしたのか」というように諭したりするのはダメだと思うけど、逆に誰か(匿名も可)がした良いこと、あるいは誰かにしてもらった良いことについて話を共有するのはいいことだと思います、私は。

・・・ダメなんですかねぇ・・・

タイトルRe^2: タウバについて
記事No620
投稿日: 2008/05/03(Sat) 03:26
投稿者MZ
アッサラームアライクム

> ライラさんもご主人の事はよく見極めてから結婚したら現在のように苦しい思いをしなかったかもしれません。

重箱の隅をつつくように申し訳ありません。
過去のことをとやかく言わない、というのは、こういう場合にも言えると思います。

この推測に意味はあるのでしょうか?
この状況が現在進行形でアドバイスを求める友人に忠告することは有益かもしれませんが、
すでに過ぎ去った過去のことをとやかく言うべきではないと思います。

アッラーは、人生の様々な時点で、よかれ悪しかれ様々な選択をする人々に、
その後、それぞれの道から、また新たに祝福へ至る最善の道を用意してくださいます。
スブハーナッラー・・・
だからこそ、人間の目に一見有害であるかのように見える過去の事象も、
あとで振り返ってみたとき、自分が今に至るために必然であったと思えるのだと思います。

過去の想い出も、健やかなものであれば、周囲の人たちにとって話すことは好ましいことだし、
他の人々を挫折に導く可能性もあるものだったら、好ましくないかもしれません。アッラーフアアラム・・・

タイトルRe^3: タウバについて
記事No621
投稿日: 2008/05/03(Sat) 07:19
投稿者シンショーヴナ   <ghuraba_night_flight@ybb.ne.jp>
あっさらーむあらいくむ

> だからこそ、人間の目に一見有害であるかのように見える過去の事象も、
> あとで振り返ってみたとき、自分が今に至るために必然であったと思えるのだと思います。


@私も同じ意見です。

> 過去の想い出も、健やかなものであれば、周囲の人たちにとって話すことは好ましいことだし、
> 他の人々を挫折に導く可能性もあるものだったら、好ましくないかもしれません。アッラーフアアラム・・・

@実は思いついたことがあってこちらに戻ってきて返信しています。
私やaishaさんが疑問に思った、「過去の話はしてはいけない」の件、もしかしたらスクリプト上「この話がされた時の話す対象の状況」に関して省略されたもので伝えられたものが、一般化(全員対象)のものとして教えられているのかもしれない、と思いました。

どこからこの「過去の話はダメ」の教えが出てきたのか、勉強不足の私は分からないのですが、考えつくのは、多分この話がされた時、「話の対象」が「改宗ムスリム」で「私は昔これこれ(悪いこと)をしました」とか「彼は昔こういう(悪いこと)ことをしていました」という「罪の告白」をして、それに対して「(改宗ムスリムは)過去した善行のためにムスリムになったのですよ」というあのハディースの引用があって、「だから過去がどうであれそれはそれ。昔の(罪の)話をするべきではありません」という意味だったのではないでしょうか?

別に改宗ムスリムじゃなくとも、改悛・タウバをしたムスリムが話の対象でもいいのですが・・・

これなら「私としては」話の流れが納得できます。

これは時々起こることです。
例えば、有名なハディース、「上の手は下の手より優れている」というのを、「施しをする人は施される人より優れている」と思い込んで(まぁ、ある意味正しいのですが・・・)、自分の家が食べるものもなく妻子が困っているのに借金をしてまで知人に援助をする人の話をよく聞きます。

このハディースの話は、全財産をはたいて金塊を買い、それを預言者様にサダカしようとした男への忠告として話されています。「お前が全財産はたいてサダカをしたら、今度はお前が家族のために施しを求めなければならない。そんな施しはするな。第一に家族を養え。もしそれができて余裕があるなら他人を施せ」という意味で、「どんなに貧乏でも借金してまで他人を施せ」という意味ではありません。

でも、そのハディースの出た「前後の話」が省略されて伝えられることが多く、間違った解釈をされることが他のケースでもあります。

私はそのモスクで教えてくださった先生が間違っている、とは言いません。ただ、話の伝達としてこういうことが有り得る、と思ったので、書いてみました。済みません。

タイトルRe: タウバについて
記事No615
投稿日: 2008/05/01(Thu) 17:58
投稿者Layla
私の持っているイスラム識者が書いた、良い家庭を築くための本には、家庭問題や精神的問題が起きたときに専門家に相談することを恐れないように。と書いてあります。 信頼できる本ですので、必ずしもイスラムが専門家に対する相談を禁じているのではないのでは、と思います。

あと、余計なことかもしれませんが、アッラーのご意思によって起きてしまったことに対して、こうすればよかった、ああすればよかったというのは、色々な意味であまり意味のないことではないか、と思いますが、いかがでしょうか。