イスラムのラマダーン月の決定は、シャアバーン29日の日没と同時に新月観測を行い、実際に見れれば、その時点でラマダーンの1日がはじまり、見えなければその夜はシャアバーン30日となり、さらにその次に日がラマダーン1日になるというものです。 月の観測で暦の月が決まりますので、1日の始まりは午前0時ではなく、日没ということになります。そのあたりが、ときどき、理解に苦しむところかもしれませんね。
さて、今年のラマダーンの観測はシャアバーン29日=7月19日日没にはじまります。 月が見えなければ、その晩はシャアバーン30日のスタートとなり、 見えれば、その晩からラマダーン1日となり、その晩のイシャー(夜の礼拝)後から、ラマダーン夜の礼拝タラーウィーフが始まり、あくる朝には断食がはじまるのです。
そこで今年の新月が見えるかどうかを予測しましょう。 http://koyomi.vis.ne.jp/moonage.htm 上のアドレスの月齢カレンダーを見てみてください。 それを見る限り19日の夜、新月を見るのは難しそうです。
見れる可能性は限りなくすくなる10%かな? もちもん、この決定は、肉眼で見て決めるものなので、見れるはずの月齢で見れなかったこともあるし、見れそうもない月齢が見えたりもしますので、0%見えない、100%見えるということはありません。
料理を準備する奥様たちには大切な情報だと思いますので、参考までに。
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