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タイトル日蝕の礼拝
記事No4738
投稿日: 2012/05/20(Sun) 07:57
投稿者あぶ管理人   <akira_hamanaka@yahoo.co.jp>
誰にとっても一生に一回来るかどうかの日蝕の礼拝ですが、次のように行います。

まず、法では、ほとんどの法学派はスンナです。ただし、ハナフィーのみワージブ(義務)と考えております。

ハディースに「太陽や月の蝕は人の生死とは何の関係もない。ただし、それはアッラーの印である。それを見れば、礼拝に立とう。」という内容で述べられています。

礼拝のやり方は、マスジドで集団で行うのが一般的ですが、個人で自宅で行うこともできます。

捧げ方:
集団で行う場合はまず「アッサラートル ジャーミア」と集団礼拝スタートの呼びかけをおこないます。普段の礼拝のイカーマとは言葉が違いますので、ご注意ください。この礼拝にはアザーンもイカーマもありません。

「2ラカアのスンナ・クスーフ(日蝕)の礼拝を行います」と意思表明をします。

2ラカアのジャハル(イマームが声を出してコーランを読む)の礼拝となりますが、普段の礼拝とは違う点があります。

1、一つのラカアは、2回のロコオ(立礼)と2回のキヤーム(直立)があり、2回のコーラン読みがあります。つまり、直立状態でファーティハ章とコーラン読み、長いロコー(立礼)があり、また直立状態に戻りファイティハ章とコーラン読み、そして2回目をロコー(立礼)があり、スジュード・・・と以下は普段と同じ。
2ラカア目も同じように行います。
(これは大半の法学派ですが、ハナフィー派は普段と同じです。)
参加するマスジドのイマームに従って行ってください。


2、キヤーム時のコーラン読みはいくつかのスーラを読むことになりとても長くなります。

時間がないのでサラッと書きました。足りない箇所はまた夜に書き足します。