イスラムの勉強をはじめて早4年になりますが
いまだ分からないことばかりで教えていただきたく投稿いたします。

「サダカ」はムスリム以外に行った際はアッラーから報奨を得ることができるのでしょうか？
それとも有効でない（意味のない）行為でしょうか？

例えば、
電車で老人に席を譲ること、
近隣のものを食事に呼ぶこと
道を教えてあげること
被災地のかたに募金や物資を送ること
自分の（非ムスリム）両親や家族の世話や面倒をみること　　など。

日々生活をしていて誰かに見知らぬ人のお世話や親切を受けたり
また自分が与えたりすることは多いと思いますが、
非イスラム教徒に対して行った行為はどういう扱いになりますか？

夫は『アッラーを知らない者に行ったことはサダカにはならない』と考えています。

> それとも有効でない（意味のない）行為でしょうか？
> 夫は『アッラーを知らない者に行ったことはサダカにはならない』と考えています。

そんなことないと思いますよ。
どう扱われるかはもちろんアッラーにしか分かりませんが、最近この事について私も丁度考えていた所なのでお話したいと思います。

ある人（ノンムスリム）はあるムスリムの人たちを3年間くらい養っていました。家に住まわせ、食事を毎回不自由なくあたえ、普通の生活が出来る程度に。その時はその人はサダカなんて言葉も知らなければ、単にその人たちが生活できればいいと思ってしていただけですが、後にムスリムになられました。アッラーに導かれました。
又別の人も、援助金としてある機関に何百万円という額を運営資金として提供していましたが、もちろんサダカとしてではなく必要だと思った事にそうしただけの人でしたが、今はその人もアッラーに導かれ改宗されました。

それを目の当たりにしたので、きっとアッラーはちゃんと彼らにも恩恵を与えるのだと思いました。アッラーはいつでもちゃんと見ていてくれてる、ということですね。また、これらの場合は改宗という形でバラカが与えられましたがきっとそれ以外の小さな日常的な事に対してもちゃんとアッラーはその人に報酬を与えているのだと思います。アッラーは一番公平ですので、ノンムスリムだからといって不公平にはしないと思います。ただそれがノンムスリムとして亡くなった場合、ムスリムとおなじ様になるかどうかは少し違うと思いますが。

参考になるかわかりませんが、丁度私も考えていた所なのでお答えさせていたただ来ました。

> 夫は『アッラーを知らない者に行ったことはサダカにはならない』と考えています。

私も匿名１さんと同じように、そんな事はないと思います。

http://www2.dokidoki.ne.jp/racket/zakato_07.htm
路上に落ちている石や障害物を取り除く事もサダカです。
その路上を誰が歩くか、なんて考えてからする行為はサダカでは無いと思いますし、そもそもムスリムしか歩かない道なんてないです。
だから、サダカの対象はムスリム以外にもあたると思います。

そもそも「ムスリムに」という限定はクルアーンにもないですよね。

＞匿名１ 様
＞とびうさぎ 様

ご指南ありがとうございます。
気持ちがすっきりしました。

リンクを張っていただいたサイトを拝見してよく分かりました。
サダカの意味は本当に広いものなんですね。

http://www.islamhouse.com/p/90297
には
『非ムスリムがイスラームに改宗すれば、それ以前に施したサダカの報奨を得る』
と書いてあるのを見つけました。

いつ、どの時でもすべてアッラーはご覧になっていらっしゃるということですね。
そう思うと、背筋をシャンとして日々の行為を見直したいと思います。

アッサラームアライクム

こんなハディースがありますよ。

http://sahihmuslim.jp/hadith/smuslim-top-s.html

> アッサラームアライクム
>
> こんなハディースがありますよ。
>
> http://sahihmuslim.jp/hadith/smuslim-top-s.html

信仰の書の

改宗前の善行について です。

アッサラームアライクム
マワッダさん今日は。
このハディースを見て，思い出した事がありました。
それは入信仕立てのころの話で「左手で食物を取ろう」としたら「左手は不浄の手」と言われた事がありました。
それに、いつも通っているモスクの信徒から左手でペットボトルの水を飲もうとしたら遮られたこともあります。
彼に聞いてみたら「ハディースに「左手で食うのは悪魔が食べる方法である」と言うような記載がある」と言われた思いでがあります。

アッサラームアライクム、ジャアファルさん

以下参考までに。

ジャービルは伝えている
アッラーのみ使いは「あなた方は左手で物を食べてはならぬ。
まこと、サタンは左手で食べる」と申された。

イブン・ウマルは伝えている
アッラーのみ使いは「あなた方は誰でも食事をする時は右手を使用せよ。
また物を飲む時も右手を用いるがよい。
まこと、サタンは左手で食べ、左手で飲む」と申された。

『サヒーフ・ムスリム』3巻　P.138-141
「食べ物、飲み物の作法とそれに関する法則」

> アッサラームアライクム
> マワッダさん今日は。
> このハディースを見て，思い出した事がありました。
> それは入信仕立てのころの話で「左手で食物を取ろう」としたら「左手は不浄の手」と言われた事がありました。
> それに、いつも通っているモスクの信徒から左手でペットボトルの水を飲もうとしたら遮られたこともあります。
> 彼に聞いてみたら「ハディースに「左手で食うのは悪魔が食べる方法である」と言うような記載がある」と言われた思いでがあります。