タイトル | : Re: ハディースなので |
記事No | : 1857 |
投稿日 | : 2009/08/19(Wed) 12:11 |
投稿者 | : アブドラ |
イスラーム法によれば、捕虜は(身代金の有無に関わらず)解放されるか、ムスリムの捕虜との交換要員にされるか、または奴隷として所持されるかの選択が取られるようです。
女性が捕虜の状態から奴隷とされ誰かに割り当てられればその男性主人により性交を持つことが許されますが、子供が生まれた場合は彼女は自動的に男性主人の妻(解放身分)になるという学者の見解があります。
性交は男性主人によって法の下に行なわれるものであり、誰にでも無条件にという性質ではないので、強姦という表現は不適切だと思われます。
また預言者ムハンマド(アッラーの祝福と慈しみあれ)は女性捕虜を妻とされていますし、一人の奴隷がムスリム10人に(読み書きの)に対して教育をすれば、解放させています。
しかし男性捕虜の場合、戦犯者などであれば処刑されるのが許されているのと違い、女性(または子供)捕虜の場合はいかなる状況であっても処刑・殺害が許されないというのがイスラーム法の特徴です。つまりたとえ捕虜であっても衣食の提供や家族との同居、良い環境や待遇などが保障されているということです。そしてクルアーンの教えと預言者による慣行として、あらゆる捕虜・奴隷の解放は、善行や贖罪として強く奨励されています。
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