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タイトルアルジェリア人の夫の事
記事No1663
投稿日: 2009/07/06(Mon) 05:58
投稿者イシカワ

タイトルRe: アルジェリア人の夫の事
記事No1674
投稿日: 2009/07/10(Fri) 04:36
投稿者aoi
イシカワ様

コメント拝見させていただきました。
ご主人との関係でご相談とのことで、とてもお悩みのようですね。

ざっとコメントを拝見させていただのですが、私の意見を述べさせていただきます。
とても長いコメントになってしまいますが、お付き合いいただけたら幸いです。
また、イシカワ様の立場を理解しないで意見を述べてしまいましたらお許しください。

個人的には、まずこれはムスリム・非ムスリムで割り切れる問題ではないと思います。
ですので、「ムスリムとして普通の感覚かどうか。」というコメントは難しいと思います。

現在イシカワ様が抱えていらっしゃる問題は、多くの国際結婚をしたカップルに見られる問題です。

>彼はニュージーランドの国籍も持っていて、私はニュージーランド人と結婚したものと
>当時は思ってました。結婚後アルジェリアの国籍もあり、家族もアルジェリアにいると
>話されました。それについて、驚きはしましたが、腹が立つということはありませんでした。

まず、日本で二重国籍はあまり多くはないと思いますが
海外ではごく普通にありえることです。
例えばその国に帰化したとしても、母国側の配慮でいつでも戻れるようにと
わざと国籍を残しているケースもございます。

>いろいろ仕事を見つけて働いてくれましたが、日本語が覚えられなくて、なかなかひとつの仕事が長続きしませんでした。彼は、それでも少しづつ貯金できていました。その反面、アパートの部屋代、生活費、食費、彼の健康保険や携帯代・・すべて私が払っていました。去年の冬、不況とともに彼の勤め先も決まらなくなり、困っていましたが、3月25日アルジェリアに行ってくる、と言って日本を出ました。私もうすうす感ズイて、日本に、もうこないつもり?と何度もききました。その度彼はそんな事ない。何も心配いらないと、私に言ったものでした。

昨年の世界的な経済危機により、多くの人が職を失いました。
イシカワ様のご主人だけでなく、日本人の方でも職を失われた方がたくさんいらっしゃいます。
また、日本は外国人が働きたい場合、やはりある程度の日本語力が求められます。
技術があり、ネイティブレベルの英語力があれば話はまた別ですが
そうでない場合、やはり職が限られるか、職を得られないケースが多々ございます。
ですので、新しく外国人と結婚され、その外国人が日本語を分からない場合
最低でも6ヶ月、できるならば1年の日本語教育を受けられたのならば、
多くの問題が起こらなくなるのではと、個人的には思っています。
日本語能力をつける事によって、お互いの意思疎通も容易になり
何よりも外国人配偶者にとって、日本での生活がより楽になると思うからです。

個人的にイシカワ様にお伺いしたいことがございます。
もしかしたら厳しい質問になるかもしれませんが、お許しください。

ご主人が家に帰ってくるとき、笑顔とおいしい料理で迎えることが出来ていましたか?
家を一番の安らぎの場所としてあげることが出来ましたか?
私がすべてを払っているんだから!と文句を言ったことはありませんか?
ご主人に日本に来てくれて、働いてくれることに感謝の言葉をかけたことがありますか?
出来るだけご主人と一緒にクルアーンを読んだり、礼拝をしたりできましたか?

多くの日本人女性は男女平等を言い、本来の女性らしさを忘れてしまっているように思います。
アッラーは男性と女性を別々の形におつくりになりました。
ですので、やはり女性と男性の役割も違うのです。

また、男性は本来プライドの強いものです。
特にイスラムの男性でしたら、男が一家を養うという考えが強いと思います。
そんな中で、日本ではイシカワ様にすべてを頼ってしまっており
ご主人の中でも甘えと、男として情けないという気持ちがあったのではないでしょうか。
また、日本での生活も上手くいかず、時を同じくして経済危機のため仕事も失ってしまいました。
ご主人はもうプライドが傷つき、やりきれない思いがあったのだとお察しいたします。
そして、一番おちつける自分の母親の元へ戻っていったのかと思います。

たとえば考えてみてください。
ご主人は、何も知らない、文化も風習も言葉も違う日本にやってきて
イシカワ様との生活のために一生懸命働いて貯金までされた方です。
日本は欧米諸国とは違い、アフリカ系の人が働くにはまだまだ厳しい現実がございます。
そでれも真面目に働かれたご主人を、私はすばらしいと思います。
頑張って頑張ったところで、今まで我慢していた何かが弾けてしまわれたのではないでしょうか。

イシカワ様が

*ご主人とのアルジェリアでの生活
*日本でご両親やご兄弟のための生活

最終的には、この二つのどちらかにイシカワ様が決断を下さなければなりません。
ご自身の納得のいく方をお選びください。

アッラーがイシカワ様を良いやすらぎの道へとお導きになりますように。

タイトルRe: アルジェリア人の夫の事
記事No1675
投稿日: 2009/07/10(Fri) 11:12
投稿者シンショーヴナ
最近コメントを沢山書きすぎていたので、「一番に書くのは恥ずかしいから、どなたか書いて下さったら私も…」と思っていました。ごめんなさい。

>3年かかるなら自分は早く子供が欲しいから離婚してアルジェリアで別の人と結婚すると言ってきたのです

これ以外の内容(旦那さんの言い分)は結構日本でもありそうな話ですよね。
「親が心配だからこっちにいる」「あなたがこっちに来てくれたら歓迎する」「借金は少し待って欲しい」など。

でもイシカワさんの事情も旦那さんと同じぐらい大変なのだから、旦那さんの言い分はちょっと一方的な気がしますが。それにイシカワさんが日本から離れられない理由は旦那さんの借金なのですから。

夫婦の問題に首を突っ込むのはいけない、と言われると思いますが、

「あなたが借金返済を待ってくれ、というなら私が代わりに借金返済するのを待って欲しい。あなたがお母さんが年寄りで心配でこられない、子供が欲しいから私の来るのが待てないなら離婚して再婚する、というのなら、お母さんをこっちに呼んで一緒に住みましょう。そうすれば夫婦で借金返済できるし、その他の問題も解決するんじゃない?」と。
高齢のお義母様が異国の日本に移住するのは大変かもしれませんが、こういう方法もあるのでは、と思います。

実質的にアルジェリアに住みながら(働きながら)日本での借金を返済する、というのはかなり困難ではないか、と思うのですが。それこそ日本で仕事をすれば、一ヶ月に1万円の借金返済でも5年間で完済しますよね。

今ネットでアルジェリアと日本の為替レートを見たら、1アルジェリアディナール=1.271円でした。2006年の統計で一人当たりの所得(GNP÷人口)は3030米ドル。もしかしたら旦那さんのご実家に家業があって成功していらっしゃるのかもしれませんが…

旦那さんの収入で支払いがまかなえない、という時に奥さんが自主的に旦那さんの収入でまかないきれない分の支払いにご自身の収入を当てるのは仕方がないですが、借金をしている状態で奥さんの収入が家の全ての支払いにまわって旦那さんが貯金を貯める、というのは本末転倒かと。本来は家長が家の糧を稼ぐのが義務なのですから。

きつい書き方になっていたらお許し下さい。

タイトルRe: アルジェリア人の夫の事
記事No1676
投稿日: 2009/07/11(Sat) 15:51
投稿者MI

>姉は3年前に筋萎縮性側索硬化症という難病を発症しており、実家はその保険のきかない治療費で経済的に深刻な状態にあります。
結婚とかの他のことはよく分からなかったのですが、気になったので病気のことを検索してみました。
そうしたら、身体障害者手帳のことが書いてあったので、「どういう内容があるのだろう」と思って、
「筋萎縮性側索硬化症 身体障害者手帳」というキーワードでさらに検索してみました。
>実家はその保険のきかない治療費で経済的に深刻な状態にあります。
と、おっしゃっていますが、以下のようなサイトが出てきましたので貼っておきます。全然役に立たなかったらすみません。
イシカワさんの状況が良くなりますように、アーミーン。


日本ALS協会 得られる社会的支援と相談窓口
http://www.alsjapan.org/contents/care/02.html


http://www.neurol.med.yamaguchi-u.ac.jp/sinryou/als.htm
>ALSは厚生労働省の難病「特定疾患」に指定されていますので、速やかに、お住まいの所管保健所に「特定疾患」」の申請し、 認定されると「特定疾患医療受給者証」が交付され、医療費が申請日にさかのぼって公費負担(軽症の方は一部個人負担)となります。
> 身体障害者手帳の申請手続きを行ないます。「身体障害者手帳」は、身体上の障害がある人について都道府県知事から交付されるもので、車椅子等の補装具や更生医療の給付、施設への入所等身体障害者福祉法上の各種の援助を受ける場合や税の減免、鉄道運賃の割引など各種の制度を利用する場合に必要なものです。また、重度の身体障害者には、特殊寝台、浴槽、湯沸かし器、電動歯ブラシ、意思伝達装置などの日常生活用具の給与、貸与が受けられます。
> 上記の詳しい申請方法は、まず、診断をした医師に相談してください。


YAHOO!知恵袋
父親が「筋萎縮性側索硬化症」という特定疾患になってしまいました。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1112584651?fr=rcmd_chie_detail

↓URLが3個までしか貼れないのでhを抜きました。コピー&ペーストでアドレスバーに貼って、先頭にhをつけてください。

ALS(筋萎縮性側索硬化症)の説明と最新情報
ttp://www.d1.dion.ne.jp/~takasuke/als.htm
> ALSは難病ですので、医療費個人負担が特定疾患で全て公費負担されます。特定疾患の手続きをしましたか?主治医にお願いして下さい。医療費個人負担の悩みは病院の医療相談室でケースワーカーに相談して下さい。
> 身体障害者手帳は取得したでしょうか?進行した場合はその都度申請のし直しをします。運動障害に対しては肢体不自由、構音障害にたいしては聴覚・言語機能、呼吸器をつけた場合は呼吸機能障害で申請書類を出します。地方自治体は身障等級にあわせていろんな福祉や税制面でのサービスを定めているところが多いので、早めに出しておいた方がいいと思います。申請から手帳が下りるまでに結構時間がかかることもありますし、待っている間に症状が進行してせっかくのサービスが利用できなくなることもありますから。
> 障害年金の手続きや・生命保険の重度障害で受け取れる額(身体障害者手帳が1級になると、保険金は全額もらえる?)なども含め、病院の医療相談室でケースワーカーと相談されていますでしょうか?
> 介護保険と支援費の申請。日常用具の給付・貸与等申請(ベッド、特殊マット、意志伝達装置等あります)

タイトルRe^2: アルジェリア人の夫の事
記事No1682
投稿日: 2009/07/13(Mon) 04:36
投稿者イシカワ
皆様
つたない内容説明の相談にお返事をいただきありがとうございます。

aoi様
夫側からみれば、そういう感情だったのかもしれません。
私は、金銭的に彼が助けてくれない事におこった事はありませんでした。
日本語学校への通学を何度かすすめましたが、習得することを
彼が望みませんでした。お祈りは、お互いどうしても仕事ですれ違う事の多い生活になってしまっておりましたが、ファジルだけはかかさず一緒に行うようにしていました。もちろん土日はできるだけ一緒におりました。夫婦仲は実は非常によかったのです。ですから今の現状がとてもショックが大きいのです。しかし、一番安心できる母親のもとへ帰っていった、というのはまさにその通りですね。

シンショーヴナ様
ありがとうございます。
彼が借金の事を理解してくれていないのが問題なのだと・・・・。
何度も説明しているのですが、自分との生活でできたものだと理解してくれません。
アルジェリアで働いて日本の借金を返すのは、かなり難しいです。
日本で定職のある私がなんとか生活をきりつめて返すのが現実的だと思っております。
彼はもともと借金をしても私に収入があるから、自分が返す必要はないと思っているのです。・・・なんだか嫌な書き方になってしまいましたが。
彼のお母さんも一緒に・・というのは私も彼に提案してみましたが、彼はイスラム圏に住んでイスラム圏で子供が欲しいのだと、断られました。

MI様
姉の難病に関してコメントをくださりありがとうございます。
3年前に発症、ということもあり病気の進行に合わせ身障者手帳を取得したのが先4月でした。
脳梗塞が急性発症したときに使用される薬が、この病気の進行を遅くする可能性がある(決して治癒する、というものではないのですが。)とうことで希望する患者は処方してもらえるのです。ただ、まだ確実に効果があると保証されていないものですから保険認可がおりていないのです。(脳梗塞への処方は保険認可されています。)
毎日、というのが理想といわれ、3年と少しの間、続けておりましたが
先の書き込みでもお話ししたように、経済的にもうどうにもならない状態のようです。
父は自分の年金からその治療費をだし、2日に一回の処置でも受けさせようとしています。

今日、これから夫に国際電話をしてまた話をしようと思っております。
私は1年待ってほしいとお願いするつもりでおります。
皆様ありがとうございます。冷静に考えるための助けとなって下さいました。


アルハムドリッラー どうなっても受け入れられるよう強くありたいと思うのですが。

タイトルRe^3: アルジェリア人の夫の事
記事No1683
投稿日: 2009/07/13(Mon) 13:43
投稿者はふさん
イシカワ様

アッサラームアレイクム

ご主人と離れ離れになり、借金も背負い、ご実家も大変な状況で、よく耐えてこられましたね。
マーシャッラー、ファジュルをご夫婦でされていたのですね。見習わなければと思いました。
私の夫も、アフリカ系、でも、中部なんですけど、似たところがあるなぁと思っておりました。商売のためと安易に借金するところなど。イシカワ様がしっかりしすぎて、甘えてしまっているんですね。借金は、理解しないのではなく、認めたくないのだと思いますよ。本人は重々承知の上ですから、そこを何度つついても、殻に閉じこもる気がします。ご主人、心が折れてしまわれているので、借金などもうどうでもよくなっているのでしょう。女性は強いですね。責任を放棄しない。あなたのせいで身動きがとれない、とこちらが思っているように、相手に思わせないように、借金を返すのは義務だからとそれだけおっしゃってください。私が言うまでもなくそうされていると推察しますが。ご主人が待てないとおっしゃるなら、本当に残念ですけど。