パスポートの写真は原則として無帽での撮影となっております。
ただ、ムスリマの場合、ヒジャーブ着用（顔の輪郭をだしてスカーフを被る）の写真が受理されるかどうかということで、書いておきます。
外務省が言うに、原則的には無帽で髪を出すということになっているが、宗教上の理由でヒジャーブ着用写真を認め受理するかどうかは、各都道府県庁に任されているとのことです。
実際ヒジャーブ着用写真を認めている都道府県もあるものの、全くそれに対しての認識が無い県は、原則通りを押し通しているのではないかと思われます。
日本人ムスリマの数がどんどん増えて続けている今、各都道府県もそれなりの対応ができるように期待しております。

国際的にパスポートの写真は無帽ということはやはり原則のようですが、人口にしてムスリムは3割、国の数にすればもっと比率は高くなるわけで、実際はヒジャーブ着用写真は当然のようにまかりとおっています。

さて、みなさんの住む都道府県の対応はどうなってるのでしょうか。

アッサラームアライクム

2005年に福岡で作った私のパスポートはヒジャーブ写真で、さらに別名表記として日本名の後に括弧書きでムスリマ名が記載されています。

理由を別紙に書いて提出してすんなりＯＫでした。

夫の国へ行く際もこの括弧書きのムスリマ名で入国の際に、日本人になったのか？と言われてしまいました(笑)

> 2005年に福岡で作った私のパスポートはヒジャーブ写真で、さらに別名表記として日本名の後に括弧書きでムスリマ名が記載されています。
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そうですよね。そういう都道府県が多いと思います。
以前の掲示板の書き込みにも同じような内容の書き込みがありました。
田舎といっても四国の某県でもヒジャーブ着用写真で通ってます。
愛媛は、過去そのような例がないようで、保留中です。
返答次第では・・・・（＠＠＠＠）

この掲示板の書き込みで外務省も状況がわかると思いますので、ヒジャーブ写真での申請経験のある方は書きこんでくだされば助かります。

> 田舎といっても四国の某県でもヒジャーブ着用写真で通ってます。
> 愛媛は、過去そのような例がないようで、保留中です。
> 返答次第では・・・・（＠＠＠＠）

日本独特ですね(笑)「例がない」じゃ、私が最初の一人になります、という感じでアタックしてみてはいかがでしょう。
ですが日本は信教の自由があるわけですから本来ヒジャーブ写真でも
問題ないと思いますけどね。

私が別途添付させられた理由に関しては、ムスリマ名（宗教名って書いたような記憶が・・）の記載があれば、主人の国をはじめ、イスラム国への旅行、巡礼の際の入国がスムーズになるのと、普段私自身が日本、海外のどちらでも日本名とイスラム名を名乗っていてその証明にもなるので、というようなことを書いたと思います。自分のムスリマ名の証明には夫の国で発行された結婚証明書、入信証明書のコピーを提出しました。

ただ子どもの名前はヘボン式ローマ字表記で、（本来のスペルだと外国人配偶者の国側の出生証明が必要らしく）我が家は日本国籍のみなので不自然なヘボン式ローマ字になりました。（まず読みづらい、全く別の名前のようになってしまった）

出された解決策としては、子どもの名前の後に括弧書きで外国人父母の名前を入れるか、その子どもの正しいスペルが書かれたその子宛の郵便物などを証明にして名前の後に括弧書きで正しいスペルをいれるか、の二者択一でした。これも別名表記の申請になりました。

うちの子は戸籍上の名前が3つつながっているため、ヘボン式ローマ字の後の括弧書きに字数制限があり泣く泣くファーストネームだけの正しいスペル、しかも括弧書き状態です。

中にはきちんとただしいスペルで出来た人もいるそうなので次の更新の際は正しいスペルで記載してもらえるようお願いしてみるつもりです。

具体的な情報ありがとうございました。今後の手続きの参考になります。

> 別名表記の申請になりました。入信証明書のコピーを提出しました。

ニサさん最近投稿されていないので、どうしたのかなぁと思ってました。

なるほど、いつも気になっていたのですがこの方法でパスポートにも「本当の名前」を入れることができるわけですね。Middle nameが戸籍として認められていないと思いましたので、日本国籍のパスポートでは、戸籍のまましか選択の余地がないとあきらめていました。今年が更新なので、そのときに変えてもらおうと思います。子供たちも顔写真を含め今後そのように更新しようと思います。

貴重な情報ありがとうございました。

おぼろげな記憶ですが、昔、エジプトの日本大使館でパスポート延長した時も、ヒジャーブ写真で何の問題もなく通ってたと思います。

cizma@東京です。旅券はヒジャーブ着用写真＆戸籍の名前(ムスリマ名併記なし)です。
窓口で若干の押し問答となりましたが、「ヒジャーブ着用で旅券を取得している前例を聞いた（＜事実）」「この写真で入国できなかったとしても、それは自己責任であり、写真を許可した法務省のせいにはしない」「免許もヒジャーブで取っている」ということで押しました。
文書での提出を求められましたが、「文書の提出があった例を聞いたことがない。自分が文書提出の前例になりたくない。免許取得の際もそのようなものは求められなかった。」と言って拒否。正確に言えば、「今は提出しない。手続き上問題があれば連絡をしてくれれば後付けで提出する。」と言ってその場での記入・提出を拒否、です。さすがにパスポートが出ないのは困るので…でも結局、文書なしで発行されました。
すみません、結構前の更新なのでウロ覚えです。お役所は「前例主義」なところがあるので、一度ヒジャーブ写真で旅券が取れてしまえばその後の更新は問題ないのではないかと思ってます。

あ、ウロ覚えになることを見越して自分のサイトにメモ書きが残ってました。
http://cizma.at.infoseek.co.jp/j/islam.htm
の下の方にあります。

東京の窓口でそういうことでは困りましたね。CIZMAさんだからうまく手続きできたものの、他の人ならそうは行きませんよね。

CIZMAさんの体験談ありがとうございました。とても参考になります。

今現在、ムスリマは手続きで名乗り出てない人が多いでしょうが、今後日本人ムスリマの増加とムスリマ意識の高揚によって、また高齢ムスリマの増加によって、ヒジャーブ着用写真での申請はどんどん増えるでしょう。
各都道府県もヒジャーブに理解を示し、スムースな手続きができるようにしてもらいたいと希望します。

アッサラーム　アレイクム。
二年前に愛知県（名古屋）でヒジャーブ着用でパスポートを申請しました。
断られるのではないかと心配して窓口へ行きましたが、宗教上の理由でスカーフをかぶったままの写真にしたいというと、
「こちらはそれで発行しますが、出入国の際に理由を聞かれることがあるかもしれないので、そのときは説明してください。」とだけ言われ、
書類等の提出もなかったと思います。窓口の女性も感じが良かったのを覚えています。
　
　運転免許の更新の際も何も言われず、ヒジャーブ姿のままでスムーズに発行してもらえました。
　パスポートも免許の写真もヒジャーブ姿になった今では、身分証明書として使用する際にも以前の様に抵抗なく出せるようになり、もっと早くかえておけばよかったなと思いました。

スカーフ着用にはメリットとデメリットがあると思います。
実際に私の親友ですが親友はアラブ学院にアラビア語を習いに行きその後２年間中東にアラビア語留学を致しました。
中東の学校在学中にはホームステイ先のホストの優しさ、生徒さんとの交流を通して彼女は現地で入信致しました。
帰国後はムスリムの多く勤める外資系企業に採用され今日まで働いています。
外資系のお勤めですから英語もかなり勉強されまして旧NOVAではビジネス英語も学ばれました。
英語の講師でカナダ出身のムスリム男性がいまして彼は親友が独身で入信されていることも含め次第に彼女に引かれるようになりました。
彼は将来を考え数年後プロポーズをしましたが不運にもNOVAが倒産してしまい講師の資格を失った彼は母国カナダに帰りました。

距離は離れていても引かれる気持ちは変わらず彼は親友をカナダのご両親に紹介をして現地で二カーフをする決心をしました。

親友は女性の幸せをつかむためにカナダに渡りましたが,,,,日本のパスポートでスカーフ姿だった彼女にカナダの入国審査官は彼女の姿に非常に驚き（どういう状況か見ていませんのでよくわかりませんが）入国拒否されてしまいました。

カナダで入国拒否をされますとブラックリストに載せられますので再入国は不可能であり仮にパスポートを変更してもリストに永遠に却下とのせられますので親友がカナダに永住する事は不可能になりました。
彼もこの不景気な日本で就職も不可能ですし二人が結婚して一緒になることは不可能な状態になりました。

その後親友はトラウマがひどくかなりショックだったのでしょうか気の毒な事にうつ病になってしまいました。

スカーフ着用という事で入国拒否をするひどい審査官もいます。
もし海外旅行をするようでしたらイスラム圏以外の国の場合出発前に大使館の問い合わせる事をお勧めいたしますと同時に皆様の宗教イスラムが発展する事をここでお祈り申し上げます。

ピア様のお友達、とても辛い思いをされたのですね・・・
一体何が問題だったのでしょうね。
カナダにも移住ムスリム・ムスリマが沢山いるのに。

さて、私のヒジャーブ着用パスポート。
東京時代に既に作成して、福島に転居後に再発行のため、地元の窓口に申請しました。
その時どうもヒジャーブ写真でのパスポート申請は初めてだったようですが、やはり前例が沢山あること、既に私は東京でそのようにパスポートを取得していることを伝え、そのヒジャーブ写真のパスポートの現物（期限切れ）も持参しました。
窓口でOKは出たのですが、ここでは「では、パスポート提示の際は同じ(色・デザインの）スカーフを着用してください」と言われました。
でも、写真では白のヒジャーブですが、他の色のヒジャーブでも空港等で何も言われません（当たり前）。
でも念のために始めの頃は写真と同じヒジャーブで飛行機に搭乗していました。

Assalamu Alykum

カナダで入国時にヒジャーブを着用しているから入国拒否など、聞いた事がありません。私もヒジャーブ付きで、日本のパスポートで何回か入国していますが、そんなことを理由に引き止められたことはありません。審査官とのコミュニケーションミスではないですか？もし仮にヒジャーブが理由だとしたら、大使館なり、移民局なりにクレームをつけるべきです。カナダでは宗教の自由が保障されているからです。あなたの友人に、もう一度確認するよう薦められてはどうですか？

あと、観光ヴィサが発行されない外国人がカナダへ結婚が理由で入国するには、カナダ人の配偶者が結婚したという証明書をだして呼び寄せるというのが一般的なようです。時間は確かにかかりますが。まあ、そうするにしても、上の問題を先に解決しないといけないような気もします。

理不尽な理由で不自由な立場におかされているすべてもムスリム、ムスリマ達に、アッラーのご加護が賜りますように。

問題のないところに問題を作っているように感じられます。
仮にシャリーア上で、無帽のパスポート写真を撮っても全く問題はありません。イスラム圏の女性でも無帽のパスポート写真の方はいくらでもいます。無論日本人ムスリマが無帽の写真をとってもかまいません。ヒジャーブヲかぶった写真でももちろん、いいです。
パスポートの写真をヒジャーブ付きで申請する権利はあります。しかし旅券課にそれを拒否する権利もあると思います。日本はイスラム教国ではないのですから。ですが未だ、それを拒否されたという話も聞きません。結局問題にもなっていないことなのに、問題を作り出しているようにしか思えません。普通にヒジャーブをかぶって申請すればいいだけの話です。拒否されてはじめてこの問題は生じる。でもイマームに相談しても無帽でもいいですとアドバイスされるだけだと思います。つまり問題ではない。
それより太陽を浴びたら死ぬ病気の子が、全身をガーゼで覆っていたら警察に「おまえはタリバンか」と馬鹿にされる事件がおきた。こちらに抗議してほしいです。

コナンさんは男性でしょうか？ムスリムでしょうか？

�@これはヒジャーブ着用する女性が、パスポート取得のために屈辱を味わいながら脱いだことのないヒジャーブを脱いでまで写真撮影させられることに対するものなのです。
�Aムスリマでヒジャーブせず写真撮影することに抵抗のない人のことではありません。

私の書き込みの中に、
『今現在、ムスリマは手続きで名乗り出てない人が多いでしょうが、今後日本人ムスリマの増加とムスリマ意識の高揚によって、また高齢ムスリマの増加によって、ヒジャーブ着用写真での申請はどんどん増えるでしょう。』・・とありました

上の�Aような人は今はまだ多いのですが、それはここでの問題になりません。しかし、ムスリマ意識を持ちヒジャーブをとらない人、高齢で髪を出したくない人（高齢ムスリマの方はぼろ隠しのつもりでヒジャーブしてる人もおり、どこにいても絶対ヒジャーブをとりません。）などは�@のような人で、ヒジャーブを取り写真撮影すること自体が屈辱なのです。

そして、ここで問題なのは、窓口によれば、�Aのような人の申請を受け付けないとか、難くせをつけて、ヒジャーブを脱いで撮影させようとすることがあるということです。弱い女性に屈辱を味わわせてまで、強制することなのです。
屈辱を感じない女性はとくに問題にはならず、コナンさんのいうことでOKです。

それから私がここにツリーを立てて皆さんの書込みを期待した意図がわかっていただければ幸いです。

> それより太陽を浴びたら死ぬ病気の子が、全身をガーゼで覆っていたら警察に「おまえはタリバンか」と馬鹿にされる事件がおきた。こちらに抗議してほしいです。

この記事、私も読みました。
この問題は二通りの意味で警察の対応が問題だと思います。

彼を引き止めた時に、「そこのヘンな格好をしたやつ、止まれ。お前はタリバンか」と声をかけ、頭の覆い（帽子と布で覆われている）を取るよう求めた。

彼が病気のため仕方なくしている格好に対して「タリバンか」と発言したことは問題。

それは「顔を覆う＝タリバン」という発想を持っているがために出た発言であるから問題。

似たような対応を警察からだけでなく、一般の人からも受けた人は沢山いるのでは？
それが病気が原因の覆いであれムスリマのヒジャーブであれ。

でも、あのポルフィリン症の彼、自転車に二人乗りしていたことは間違っているので、そこは反省して欲しいです。自転車の二人乗りは道交法違反ですから（私は近年まで「私の地元の県条例」だと信じていましたが）。

ヒジャーブを着用していた為に入国拒否をされたムスリマはアメリカ合衆国でもありました。
日本国籍ムスリマ女性が親戚を尋ねに渡米しましたが残念な事に入国拒否をされてしまいました。
理由は日本はイスラム国ではないので日本人が着用していると審査官が逆に疑いを持ち却下になる可能性が高くなるそうです。
ムスリムでも市民権とグリーンカード取得済みでしたら問題はないそうです。

私の知っている知人ムスリマ女性はイスラム国以外は訪れないように心がけています。

ピアさん、マチコさん、職場アニュアルみたいに
細かく説明する必要はありませんよ。
大半のムスリムが反米・反加感情をもっています
から



イマーム、先輩ムスリム達が常日イスラム圏外
旅行を控えるよう説明・説得します。



イスラム圏外国ですと入国審査誤解、機内食が
ハラーム、機内礼拝場所不住、酔っ払い客不愉快
食事面の気配り等あり旅しても不愉快です。