高松モスク(金曜日のみ)



〒760-0049 香川県高松市八坂町3−4夏田ビル
電話 087−811−9208(ハヤト=インターナショナル)
代表者 ウマア=ハヤト

コトデン瓦町駅の東口を出て、北へ徒歩わずか30秒で、下が駐車場となっている建物の前に来る。看板には『ハヤト=インターナショナル』と書いている。階段を上って行き、ハヤトインターナショナルの扉を開くと、そこが『高松モスク』である。
 「これがモスクですか?」と驚くが、この地域のムスリムはやはり「高松モスク」と呼んでいる。それにはすこしばかり訳がある。高松モスクは2001年3月、当時ハヤトインターナショナルが高松市東田町3ー8泉ハイツに事務所を構えていたときに、その離れの倉庫をモスクに改装し「高松モスク」として開所した。最初の礼拝は2001年3月5日、あぶがイマームとなった犠牲祭の礼拝であった(ここ参照)。それからというもの高松モスクはこの地域のムスリムの集会所としての役割を担うようになった。
 ところが2004年になって、ハヤトインターナショナルは現在のコトデン瓦町駅前に移転した。それにともない『高松モスク』は消え去ってしまった。しかし、ハヤトインターナショナルは、高松のムスリムたちが集まる場所であることは変わりなく、金曜日の昼には、この事務所をすべて礼拝所として開放して金曜集団礼拝を行っている。今では事務所併用礼拝所、または、事務所の一時模様替え礼拝所ではあるが、以前と同じように『高松モスク』と呼ばれているのである。
 また、事務所に入りきれないほど人が集まる断食明け祭(イードルフィトル)、犠牲祭(イードルアドハー)の時は、ハヤト氏経営のインド料理店『チシティー=インド王国』が礼拝の場となる。