結婚問題 投稿者:abu 投稿日:2009/09/24(Thu) 07:24 No.277 日本人の独身ムスリム、ムスリマ、または2世ムスリム、ムスリマが増えていきつつある今、若者の結婚がひとつの懸案事項となっている。 出会いの場がないということだ。 団体や大きなマスジドが主催する勉強会は、もちろん勉強が目的だから出会いを求めるものでないので、いいとしても、キャンプやその他のイベントでも、主催者に独身たちの出会いを念頭に置いた配慮がなされていないようだ。 そういえば私が指揮をとっていた某バドミントン協会で、初心者教室の参加資格として独身男女と書いていたら、年寄りたちや、まじめな役員から、ネルトンやるのかとクレームがついたことがあったのを思い出す。笑。 私の友人で現在バンコクのアティーク・マスジドのイマームをするプラパート師から、この件についてはよく意見交換をしたことがあった。 アティーク・マスジド http://www2.dokidoki.ne.jp/islam/photo/06bangkok.htm 彼が若い頃、マスジドの青年部として学生を含めた独身男女で構成し、いろいろなイベントを精力的にこなしていたそうだ。企画は男女の代表者たちで構成する執行部で決めイマームの許可を取っていた。そして、男の子は会場準備、接待係り、女の子は料理と一応男女で分担はするが、イベントが終われば、男女の代表格の者が反省会を行うなど。。。。である。若かりし頃のプラパート師は、青年部のリーダーとして、常に男女の出会いの機会を考えていたようだ。 今は中年となりイマームをやっているが、私の訪問時、息子の接待役として、彼の親戚の者から、男の子二人と女の子一人をよこし、バンコク市内を案内させた。息子はとても気に入り、タイびいきになってしまった。とくに、女の子には惹かれたようだ。帰国後、タイ語の本を買ってきて勉強をはじめた。タイ人が好きなのだと。。。 何歳になってもイキなプラパートのはからいである。 写真はアティーク・マスジド前の学生たち。 添付:277.jpg (28KB) |