今日は徳島に行ってきます。 投稿者:abu 投稿日:2009/03/21(Sat) 08:47 No.104
本日徳島マスジドで夕方5時から『イスラームの信仰について』の講話があります。講師は、日本人ムスリマのギヌワさんです。 改装が完了した徳島マスジドの撮影も兼ねて、現在新居浜マスジド訪問中の上智大学院生のKさんと共に参加するつもりです。
木場宅訪問&徳島マスジド - abu 2009/03/22(Sun) 06:37 No.105 鳴門の木場さん宅に行き、日本イスラム史のいくつかのわからない部分を知ることができた。日本にイスラムが入って100年以上、次々と先人たちが他界していっている。今のうちに生き証人の方々から情報を集めておかなければ、昔の事実が闇の中に葬りさられるかもしれない。坂井氏もご健在だが、今回は情報を得ることができなかった。 学者のみなさんには、しっかり情報を集めてきて、いいものを書き残すように期待する。
写真は改装された徳島マスジドの男性礼拝スペース。 このマスジドは四国で一番熱いマスジド。 1日5回の礼拝すべて10人以上の参加者が集まる。 写真はマグリブの礼拝。男性は16名、女性5名の参加であった。
タブリーグジャマーアート今と昔の違い? - abu 2009/03/22(Sun) 07:06 No.106 1950年代、徳島にイスラムを伝えたのはタブリーグジャマーアートだった。 徳島に来た一行4名は、個人宅にお世話になることを断り、旅館に宿をとった。彼らは、食材を集めてきて、トリも屠り、食事を用意して、イスラムに興味を持って集まった人々にイスラムの教えとはどういうものかを説明したようだ。また、日本人が持つイスラムへの疑問点もひとつひとつ丁寧に説明し納得させていたようだ。そして、わずか3日間の滞在で若干名の入信者がでた。
彼らは、北は北海道から南は九州まで、訪れるきっかけがあれば赴いたようである。しかし、当然彼らが布教を行った対象者は、ムスリムではない一般の日本人であったはずだ。大きな成果を残したことになる。
タブリーグジャマーアート、布教の対象、説明の仕方が、今と昔は少し違うようである。
徳島の新旧 - abu 2009/03/22(Sun) 07:46 No.107 徳島は1970年ころには20名ほどの日本人ムスリムがいたと思われる。(彼らを徳島旧世代と呼ぼう。)当時国内でも珍しいムスリムが存在する町であった。それと現在の徳島マスジドに集まる者たち(徳島新世代と呼ぼう)には、実は接点がない。
今回私が木場宅にお邪魔したのは、徳島マスジドへのお誘いもひとつの目的であった。あとで知ったことだが、新世代の指導者は、所在がわかる旧世代の人へ、イードの礼拝のお誘いなどをすでに行っていた。そして、木場さんとはすでに連絡が取れる状態にある。アルハムドリッラー。
私の見た過渡期の徳島 - abu 2009/03/22(Sun) 08:05 No.109 1980年代のはじめ、徳島にはハリド学院というムサッラー兼マドラサがあり、細々と運営されていた。 同じとき私の里松山では、現在のMICC(松山イスラム文化センター)の元となるウスラグループが結成され定期勉強会が始まった。マレーシア人ユーヌス君(私と同年代なので『君』呼ばわり)が中心で、帰国するたびに私も加わっていた。 そのとき、私はハーリド学院のお手伝いにと徳島に出かけたこともあったが、これから作ろうという松山と、トラブルに巻き込まれ分裂状態になり(?)寂れつつある徳島との勢いの違いを感じた。この時点で、四国には松山と徳島という二つの拠点があったことは事実である。
徳島新世代の勢い。 - abu 2009/03/22(Sun) 08:39 No.111 現在の四国には新居浜と徳島の二つのマスジド、松山MICCムサッラー、高松臨時ムサッラーの4つの拠点がる。それに加えて、対岸には岡山マスジド、東広島マスジドがある。 私の居る新居浜にはこれら5つの場所から人が集まることがある。 新居浜が中心という見方もあるが、単に地理的に中心にあり(地図参照)、常に日本人である私が存在していて、いつでもこれらのマスジドに駆けつけれるだけということもできる。
実際これら6つの拠点の中でもっとも勢いがあるのが徳島マスジドである。1日5回の礼拝に10人以上の人があつまるというだけで、その熱心さが伺える。徳島はマスジドを中心に人々が生活しているようだ。さらに、日本人比率も高い。礼拝に必ず日本人がいるし、毎年のように入信者が加わる。 松山MICCは、毎年執行部を選挙で選び、メーリングリストもあり、運営はちゃんとやっているが、勢いを感じない。それは執行部のやる気次第であろうが。。。 徳島日本語イスラム勉強会は今年からスタートした。月1は、必ず私も先生をしてくれと言われた。人使いが荒い。しかし、これが勢いだし、私もうれしい。 一方松山から最近こうした依頼はこない。 今は徳島からの勢いをもろに感じ、私の足は西よりは東に向かうことが多くなりそうだ。
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