造山古墳.みぎよりが前方部、ひだりよりが後円部にあたる、前方後円墳.墳長360m、全国4番目の大きさである.しかし、造山古墳は河内の履中天皇陵(大きさ第3位、墳長365m)と5世紀初頭の同時期に造られ、それより遅れて2位の応神天皇陵、5世紀中ほどすぎに1位の仁徳天皇陵が造られたといわれている.そのため、造山古墳の時期の吉備は大和・河内の中央にひってきする大きな勢力を持っていたと考えられている.

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