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 「今日のモル」    2011年 12月分
                    (群れ数 続 10 匹)
12/11(日)
         頬ずりの出来る距離

 高床式モル小屋のダンボールを横向きに置いていたのを、縦向き
置きにし8個並べたら床から丁度 50cmの高さになった。

   眠っている サクロ♀        (右側2階部分)
 
床に直接モル小屋を設定していた時と違って、ちょっと腰をかがめる
と、頬ずり出来る距離になり、 こうやって眠っている写真など、丁度
の高さでシャッターを切れるようになった。 (^-^)

  まったりしている ラスト♂     (左側2階部分)
 
以前はたぶん私が巨人に見えたでしょう。それに掃除の時は踏み
つぶされそうで怖かったでしょう。今じゃそうっと顔を近づけると
「うん?何?」というように、モルから顔を近づけてくれるように
なったのが 嬉しい。(^▽^)


12/18(日)
         「歯切り」痛かったよ!

 リリアーノ♂を掴んだ手ごたえが細い!?口を開けさせると切歯の
上下が斜めに削れている。内臓疾患や奥歯(臼歯)に異常が起きた
時になり易い。体重を量ると先月より200gほど減っている。
病院で切歯の「歯切り」をしてもらった。上歯は大人しくしていたが
下歯になって暴れ、奥さんに首根っこを 固定されて「ギャーギャー」
鳴いた。
小屋に帰ってもまだ上手く食べられない。

  抗議顔の リリアーノ♂ 「ごっつい怖かったんやからな」 (小屋の奥で)
  
姉のレコーダ♀は右脇腹に大きなしこりが。細胞検査をしたら脂肪
種のようで、メスを入れるリスクより、このまま 様子見がいいのでは
という若先生のアドバイスで、そのままご帰還。
去年続けて亡くなったモルの中で、肺炎(or風邪)から快復したのは
この姉さんだけという兵(つわもの)だから、 大丈夫だろう。
共に4歳半の姉弟である。

 アマゾネスと呼ばれている レコーダ♀     オルチャ♀
 

12/24(土)
         時を選ばず

 我が家のモルは時を選ばず‘おかあ’を忙しくさせる。昨夜ナンチー♀
の体重がぐっと減った。 最近はかなり痩せて触ったら骨が分かる。
でも自分で食べている間は群れの中で過ごさせたいという方針を
貫いていた。だが600gを切ったら、私のベッドの上で並んで寝
ながら様子見に入らざるを得ない。

  柔らかな洗濯カゴに保護された ナンチー♀
 
ウンチをする時、可哀想なくらいキバルので、ヒゲの獣医の時には
抗生剤を服用していた。
市内の若先生になって 「流動パラフィン」の薬を飲ませることで苦し
さが減った。でも、内臓が弱いのだろう。 5歳8か月(人間でいうと
68歳か)まだまだ頑張って欲しい。

かつて急に食べなくて体重が減っていく子を毎日注射に通い、時間も
労力も使い、3ヶ月で30万円も使った。 自分は精一杯治療に専念
したと思ったが、延命治療でその子の苦痛を増しただけではないか
と思うようになり、 苦痛を伴うような治療は避けるようになった。

その子に生きる力があり、私が精一杯の治療・看護ををしたら快復
するだろうし、どうしても虹の橋を渡る子には介護にいっぱいの愛情
をかけるしかないと考える。
でもさ、まだまだ一緒に居ようね、ナンチー♀。


12/26(月)
         昼までは頑張って、虹の広場へ

 日曜の朝一番で皮下点滴を打って、その後、粘液の混じった血尿
のようなものを出すようになったので、昼前 私だけ若先生に会って
症状を告げた。「恐らく力むのと一緒に腸壁が出だしたのだろう、
丸い糞をしていて下痢 じゃないなら大丈夫」と言われた。

でも、私は急に体重が落ち出した土曜日から「そろそろ終わりが来た
な」と感じていました。1年以上に及ぶ内臓疾患ですから。焦げ茶の
液と血の塊を出すようになってからは、日曜の夜には逝くかもしれな
いと思いました。

月曜の朝、強制給餌をし、キュウリの千切りをちょい噛みする
ナンチー♀に「昼休みに帰るからね」と約束をして出勤 し、お昼に
戻るとちゃんと頑張って待っていてくれました。強制給餌もしたけど、
もう会えないのは分かりました。いっぱい頭を撫でて「虹の広場」の
話をしました。

「暖かい所で 寝るのよ」と言ったとおり、夕方戻ったら、彼女は
ちゃんとお布団の中にもぐっていました。
5年8ヶ月の間、'おかあ'と
一緒に暮らしてくれて、ありがとうナンチー♀。


12/31(土)
         今年もお世話になりました

  ブラッチー♀        サクロ♀           ラスト♂

 暖かな大晦日、産直市は巨大な駐車場が満杯で、モル野菜が買え
ませんでした。次に向かった中型スーパーで、「きんとん・黒豆・伊達
巻」はゲット。満足しての帰り、珍しくも夏雄(長男)から 電話。家の
駐車場に着くなり大話。嬉しかったです。
午後、これもまた珍しく秋子(長女)が来ると言う。柿を渡したり
モル写真を撮ってもらい、またも大話し。 とっても嬉しい年の瀬でした。

今年は大震災で亡くなったモル達が居たはずです。最愛の家族を
亡くされたり、被災された方々、本当に大変 でございました。
こうやって無事で普通の大晦日を迎えられた事に感謝しています。
来年は被災地の方々にも、希望ある一年でありますようにと願います。

また日頃は何にもしない我が子達に代わり、モル友さん方が実の
子供以上の温情を示して下さいました事に、 厚くお礼申し上げます。

9匹になった‘群れモル’共々、また来年も宜しくお願い致します。


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